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竹野内豊、経験に近道は無し!

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竹野内豊主演最新作となる映画『at Home アットホーム』 が8月22日(土)に公開。その一家は、どこにでもある普通に幸せそうな家族。しかし彼らは、決して振り返りたくはない過去を持つ、偽装家族だった…。
今回はなんと主演の竹野内豊さんを直撃!秘密を持つ家族の大黒柱である父親・和彦を演じた本作。改めて竹野内さんが感じとった家族のあり方とは?

 

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父は泥棒、母は結婚詐欺師で長男が偽造職人、長女とまだ幼い次男も「犯罪で生計を立てていること」を知っている。ある日、このリスキーな生活もついに綻びが生じ、母親が監禁され誘拐されてしまう事態に発展。果たして、人生最大の岐路に立たされた5人は幸せを守ることが出来るのかー

■どのような“父親像”をイメージして演じましたか?
竹野内(以下・T):どんなにイメージを考えても、撮影現場に入ってそれぞれの役者さんと向き合うと、自分が持っていたイメージと変わることがあります。なので、こんな父親を演じようとは考えませんでしたね。今回は“偽装家族”ですが家族のストーリーであって、父親を演じるうえで1番意識したことは家族でいることをリアルに成立できたらいいな、という思いでした。

 

■実際、竹野内さんが考える“いい父親像”とは?
T:父と子の関係でありながらも当然お互いが生身の人間同士なので、いくら子どもといっても反発し合ってしまう事もあると思います。自分もいいところだけでなく嫌なところを全部さらけ出せればいいのではないですかね。嘘をついたり、よほど人に迷惑をかけなければ自由でいいのかな。お父さんはこうでなければいけない。と考えない方がいいと思います。でも、実際まだその立場ではないのでわからないですね。その立場になってはじめて本当の“父の気持ち”が見えると思います。

 

■撮影現場での“森山家”はいかがでしたか?
T:森山家を撮影している時はみんな限りなく自然で、台本に書かれていない事が起こってもその時感じたままのシーンが撮れたらいいなという気持ちでいました。撮影自体はみんなちゃんと役割分担が自然と出来ていて、森山家の仲良くて和気あいあいとした空気感が出ていたと思います。でも、はじめからそんな雰囲気だったわけでは無くて、毎日毎日長いこと同じ時間を共有していく中で、赤の他人同士だけど信頼感が生まれたんだと思います。

 

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