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ジュノンボーイ出身・柾木玲弥、根暗な役は素顔に近い!?
girlswalker編集部
2013年、放送開始するやいなや瞬く間に話題となった人気ドラマ『みんな!エスパーだよ』がついに映画化し9月4日(金)に公開します。高校生エスパー・鴨川嘉郎(染谷将太)と仲間たちによる戦いや友情が、ドラマに引き続きメガホンを握る園子温監督の演出でさらにスケールアップして復活!
今回は、臓器が見える透視能力を持つ陰気な高校生エスパー・矢部直也を演じた柾木玲弥さんに直撃!矢部という独特な役をどう演じたかなど、園組の撮影現場の様子を聞きました♪
突然人の心の声が聞こえるようになった高校2年生の鴨川嘉郎(染谷将太)。同じ頃、人類滅亡を企む悪のエスパーがとある計画を始動させた。超能力研究者の浅見教授(安田顕)は、嘉郎や同じく超能力に目覚めたエスパーたちを招集し、彼らが超能力に目覚めた事実と、迫りくる世界危機の阻止を命じるのだが果たして嘉郎たちは、人々を滅亡の危機から救い出すことが出来るのか?
■今回、矢部を演じる為に意識したことはありますか?
柾木(以下・M):内面の役作りはもちろんですが、矢部の場合陰気な性格に見えるよう、動きや走り方といった外見を特に考えました。もともと僕自身が色白で細くて、アクティブな雰囲気に見えないからこそ矢部を演じることができたのではと思います。
■演技について監督からアドバイスはありましたか?
M:実は撮影現場であまり監督と話す機会が無く、打ち上げの時に監督と目があって「君と目が合うとは思わなかった。」と言われました…(笑)。そのくらいお話ししませんでしたね。さらに「君はいつまで無口キャラを保っているんだ。」と言われるくらい、現場では終始矢部キャラでした。
記者:普段の柾木さんも矢部と似ているということですか?
M:近いと思います。矢部は集団生活で溶け込めない事もないですが、浮いている時もある。いつも喋らないのに自分の仲間ができたら、ちゃんと会話が出来る。僕も人見知りなので初対面の方にはあんまり上手く喋れなかったりと、そんなところが似ていると感じます。矢部はエスパーたちと友達になって少し明るくなるのですが、僕も打ち解けられると明るくなるタイプです。
■園組の撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
M:ドラマの時から、和気あいあいとしていていいチームワークでした。園監督の撮影ではテスト撮影がないのですが、演者もスタッフさんも全員が突発的な事に瞬時に対応出来るところなどに、チームの団結力の強さを感じました。マキタさん(マキタスポーツ)をはじめすごい役者さんたちが別け隔てなく仲良くしてくれて、素直に嬉しかったです。
■今回の撮影ならではのエピソードはありますか?
M:毎日1つ以上変な状況になるんです。現場にテンガがたくさん落ちていたり、小道具さんの箱の中にあったりと常に身近な存在でした。実際考えたらおかしな話しですよね(笑)。
記者:なかなか無い経験ですね…(笑)!
M:僕が演じた矢部が、影が薄くてあまり喋らない役で、深水さん(深水元基)に「柾木はセリフを覚える苦労が無いから、俺に芝居をつけてくれ!」と言われて(笑)。「お前だったらこのセリフなんて言う?」と聞かれたので、全力でやりました。深水さんもそれいいね!と気に入ってくれて実際の撮影で本当にやってくれました。そんな事が何度かあり、僕の演技を他の人が参考にしてくたのが今まであまり無い経験だったので面白かったです。