初詣におすすめ！実は由緒正しきスポットが満載、江戸川区の初詣神社・お寺10選

2024年の年明けはいつもと違う初詣に行きたい…という人におすすめなのが、江戸川区の神社とお寺。知る人ぞ知る由緒正しき神社仏閣や、パワースポットが充実しているんです！ ここでは、厚いご利益を授かりそうな10ヶ所の神社やお寺を、厳選してお届けします。

江戸川区の初詣神社・お寺10選

【小岩駅】小岩神社

JR小岩駅から江戸川方面へ8分ほど歩いたところにある「小岩神社」は、古くから小岩の地を見守ってきた由緒正しい神社。境内には、天照皇大御神（あまてらすすめおおみかみ）・天児屋根大神（あめのこやねおおかみ）・衣通姫大神（そとおりひめおおかみ）・住吉大神（すみよしおおかみ）・八幡大神（やはたおおかみ）が祀られています。中心となる本殿のほかに、狐の置物を置く稲荷神社をはじめ、小ぶりなお社（境内摂末社）がいくつもあります。狛犬、撫で石など、いろいろな形でお参りができることも特徴のひとつ。

家内安全や安産祈願などの個人祈祷を予約なしで受けることも！天気が良ければ、江戸川区の河川敷まで足を伸ばして、開放的な景色を楽しむのも良さそう。

【新小岩駅】新小岩厄除 間々井香取神社

住宅街の中に厳かに佇む「新小岩厄除 間々井香取神社」。本殿には、刀剣の威力を象徴する神様と言われる「經津主命（ふつぬしのみこと）」が祀られています。他にも、舞や楽を神様にお見せするための舞殿、例年11月の祭り「新小岩のお酉様」で商売繁昌を祈願する「鷲神社」、目、耳、足、腰など人体の筋を守ってもらえる「道祖神（どうそじん）」などがあり、境内での参拝をゆったりと楽しむことができそう。その昔、八代将軍吉宗の食事に青菜で彩りを添えたことから、「小松菜」ゆかりの地としても知られています。境内散歩では「小松菜ゆかりの里碑」もチェックしてみよう。

【葛西駅】桑川神社

その昔、このあたりは桑川村と呼ばれ、桑川神社はもともと村を守るための神様を祀る鎮守だったとか。本殿の隣にある「富士塚」が特徴で、これは富士信仰の団体が、富士山の容姿をかたどって築きあげた小高い塚。富士山に登ったのと同じ霊験を得られるそうなので、ぜひファミリーで登ってみたいところ。

初詣には例年、地元の人たちを中心にたくさんの参拝客が押し寄せるんだとか。2024年は、大晦日の深夜からカウントダウンが始まり、新年1月1日0時から、お囃子と同時に参拝がスタートする予定。お酒やおしるこ、甘酒なども振る舞われるので、ぜひチェックしてみて！また、1月7日には毎年恒例の新年祭が行われ、1年の弥栄が神様に祈祷されます。

【西葛西駅】宇喜田稲荷神社

正面の鳥居や本殿前の長い階段など、風格ある佇まいの「宇喜田稲荷神社」。ご祭神の豊受姫神（とようけひめのかみ）は、食べものを司る神様。400年近く前から、農業や漁業、商業などに豊かさや繁栄をもたらし、地元の守り神として崇敬されてきたとか。特に、このあたりは明治期から海苔の生産が盛んになり、その業績を記した記念碑が境内に残っているそう。ここでお参りをすれば、食の守り神が見守ってくれるかも！？

元日には神楽殿で獅子舞と神楽奉納が行われるため、たくさんの参拝客で賑わいそう。2024年のお正月はぜひ西葛西まで足を伸ばしてみて。

【篠崎駅】篠崎浅間神社

江戸川区で最も古い神社と言われている「篠崎浅間神社」。御祭神はもっとも美しい神様であり、安産や火防、子育ての神様とされる木花開耶姫尊（このはなさくやひめのみこと）。境内には学問の神様、厄除の神様、家運弥栄の神様、財運の神様など13の末社があり、各スポットでお参りができるので、お散歩がてら参拝を楽しみたいファミリーにおすすめ。

おみくじは100円から300円まで4種類あり、桜の花びらを開くように見られる「桜咲くみくじ」や、実際に傘が開く「傘みくじ」は、どちらも季節ごとに販売。三角の布袋に入った「三角みくじ」は、入っている石の種類によって運気が向上するようにお祓いしてあるんだとか。

【瑞江駅】前川神社

瑞江駅からしばらく歩いた旧江戸川の近くにある「前川神社」は、“水”と“縁”の深い旧前野村の鎮守。旧江戸川は昔、利根川などと呼ばれ、田畑や生活に役立っていたとか。昭和30年代までは橋がかからず、この土地の貸し船屋が人を対岸へ渡していたことも。境内には素戔男尊（すさのおのみこと）などのご祭神が祀られているほか、石造りの水神社があり、ここには農業や漁業の繁栄や、水難除けを祈願する神様が祀られています。

初詣でチェックしたいのは、2024年の干支である辰年の土鈴。昔は川の対岸にいる人を呼ぶのに土鈴が使われたことから、厄事や煩い事を除け、ささやかに幸運を招き入れると言われているそう。カラフルで、丸みのある形がとても可愛いので、ぜひチェックしてみて！

【平井駅】平井天祖香取神社

「平井天祖香取神社」は、平井駅から徒歩約10分の場所にある、旧中平井村の鎮守。4年ごとにお神輿を担ぐ例大祭が開かれ、地元の人たちに愛されています。神社拝殿は、江戸川区ではほとんど見ることがなくなった萱葺き（かやぶき）が使われ、江戸時代末期の神社建築として貴重な建造物なんだとか。壁には、松に鶴、梅に鶯、鶏などの鳥をモチーフにした彫刻がたくさんあり、子どもたちは鳥たちの姿を見つけて喜んでくれそう。

元旦には鳥居の前に大きくて丸い輪のしめ縄が登場。8の字にくぐってお祈りをして無病息災や厄除け、家内安全を祈願できるので、ぜひファミリーで参拝するのがおすすめ！

【瑞江駅】城立寺

江戸時代初期に開かれ、「椿寺」の通称で親しまれてきた「城立寺」。お堂に祀られているのは、伝教大師最澄が作ったと伝えられる鬼子母神像。境内にさまざまな植物が植えられ、四季折々の風景を楽しめるのも特徴のひとつ。冬の参道では、美しいイルミネーションによるライトアップも…。24時間、山門が開かれ、檀信徒でなくても、いつでもお参りができることもポイント。

お寺の中では、たくさんの犬や猫が飼われていて、お寺のネコたちのLINEスタンプも販売されているとか。2024年1月8日には新春祈願会が行われるので、あわせてチェック！

【平井駅】平井聖天燈明寺

関東三聖天の一つと言われる「平井聖天燈明寺」。「聖天」とは歓喜天などとも言われ、ヒンドゥー教の象神「ガネーシャ」がルーツ。「現世利益の神」とも呼ばれる聖天様を厚く信仰すると、パワフルなご利益を授かるのだとか。江戸時代には将軍が鷹狩りの際にお参りし、昼食を召し上がる場所として使われていたそう。厳かな山門をくぐると正面に大きなお堂があり、石段を登った小さな丘に聖天が祀られています。

お堂の入り口にある柱に施されている意匠は、なんとバク。バクは「悪夢を食べる霊獣」とも言われ、お寺の魔除けとして用いられてきたんだそう。さらに驚くのは、かつては鹿鳴館で使われていたというイタリア製のシャンデリアが、本堂の天井に施されていること。他のお寺とはちょっと違う燈明寺、一度は訪れる価値あり！

【平井駅】平井諏訪神社

江戸時代の享保年間（1716～1736年）に、諏訪大社の神霊をお連れして創建されたという「平井諏訪神社」は、江戸川区のパワースポットとしても有名なお寺。青銅色の屋根が美しい社殿は江戸川区随一の規模で壮麗。また、外部に施された龍の彫刻など、見事な建築物は一見の価値あり。

静かな住宅街の中にありながら、年末からお正月にかけては初詣ののぼりがたくさん出て大きな賑わいに。地元の参拝客で溢れ、鳥居の外まで行列が伸びることも。こちらへ寄った際は、すぐ近くにある「平井聖天燈明寺」もあわせて寄ってみるのがおすすめ。

2024年の初詣は江戸川区へ！

由緒正しく、多くのご利益を授かることができそうな江戸川区の神社やお寺。ぜひお正月に出かけてみては？江戸川区には他に、レトロな喫茶店や自然豊かな公園もあるので、これを機に街をブラブラとお散歩してみるのもおすすめ！

もっと江戸川区について見てみる！

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