バスを制して移動をスマートに！知っておくと生活が便利になる江戸川区のバス事情

毎日賑わいを見せる商店街や、自然に触れられる公園など、さまざまなお出かけスポットが充実している江戸川区。都心からのアクセスがいいことも魅力だけど、区内で移動するならバスの利用が便利！今回は、江戸川区を大きく6つのエリアにわけ、地域ごとに利用できるバスとおすすめスポットをご紹介。江戸川区でデートをするときや、子どもと一緒にお出かけするときに活用してみて！

江戸川区のバス事情

江戸川区には「JR総武線」「JR京葉線」「都営新宿線」「東京メトロ東西線」「京成電鉄京成本線」と5つの路線が通っていますが、いずれも“横のライン”に走っているのが特徴。そのため、“縦のライン”で移動するときはバスが大活躍。利用できるバスは、「都営バス」「京成バス」「京成タウンバス」の3つ。区内に住んでいる人はもちろん、江戸川区に遊びにくる人たちにとっても便利！

空港へのアクセスもバス一本で

ちなみに、小岩駅・船堀駅・西葛西駅からは深夜バス、小岩駅・一之江駅・葛西駅からは成田空港への高速バス、小岩駅・葛西駅からは羽田空港への高速バス、そして東京スカイツリータウンと「東京ディズニーリゾート®」を結ぶスカイツリーシャトルが運行。幅広いニーズを満たしてくれるのが嬉しいポイント。

文化施設と自然が調和する「中央地区」

江戸川区立中央図書館

区役所や中央図書館などの文化施設が点在する江戸川区の中心でありながら、気持ちのいい自然を有する「中央地区」。暖かい季節には、水場に癒される「一之江境川親水公園」がおすすめ。新中川の自然水が流されており、ハゼやスズキ、テナガエビなどの魚や生き物を見学できるそう。「小松川境川親水公園」は桜の名所としても知られるスポット。園内に滝やせせらぎ、水しぶき、飛び石、釣り橋、冒険船などがあり、水遊びを楽しみたいファミリーにぴったり。水辺沿いをゆっくり散歩するのもおすすめ。

若い世代にも人気の「葛西地区」

江戸川区自然動物園

江戸川区の南側にあり、交通の便に恵まれているため、「住んでみたい街」として若い世代からも人気を得ている「葛西地区」。「古川親水公園」は、都会では回復不可能だと言われていた“清流”をよみがえらせ、ケニア共和国の首都・ナイロビでの「国連人間環境会議」で紹介された…というエピソードを持つ国内の親水公園第1号。駅から徒歩ではアクセスしづらいため、バスを利用して一度は訪れてみたいスポット。また、江戸川区立行船公園内にある「江戸川区自然動物園」は、レッサーパンダやペンギンなど、およそ58種610点の動物に会える公園。ふれあいコーナーは子どもたちにも人気で、入園料無料で楽しめるのも嬉しい。

荒川沿いに約1,000本の桜が咲く「平井・小松川地区」

小松川千本桜

荒川や旧中川に囲まれた、水と緑が豊かな「平井・小松川地区」。約2キロに渡って1,000本もの桜が咲き乱れる荒川沿いの「小松川千本桜」は、江戸川区屈指の桜名所。敷地内にはバーベキュー場もあり、3月から11月までは完全予約制で利用OK。旧中川にかかる「ふれあい橋」は、江戸川区と江東区を結ぶ人と自転車専用の橋。夜にはLED照明で美しくライトアップされ、季節によって彩りは8パターンに変化。

人情味あふれる商店街が魅力の「小岩地区」

小岩菖蒲園

江戸川区の北部に位置し、葛飾区と隣接する「小岩地区」は、江戸川の河川敷と気さくで温かい商店街が魅力の街。小岩駅の南口から伸びる「昭和通り商店街」にある、昔ながらの洋菓子店など、レトロなスポットも満載。ほかに、「小岩フラワーロード」や「小岩サンロード」にも穴場スポットがあるので見つけてみて。「小岩菖蒲園」では、5月から6月にかけて約5万本の花菖蒲が咲き誇り、例年6月上旬から中旬にかけて「小岩菖蒲園まつり」を開催。期間中は模擬店の出店や小岩駅からの直通バスの運行もあるので、ぜひチェックしてみて。

花どころ＆江戸川区花火大会の会場で知られる「鹿骨地区」

江戸川区花火大会

江戸川区の東側にある「鹿骨地区」。朝顔をはじめとする花鉢やシクラメン等の生産地で、「東京の春の花暦は鹿骨の花からはじまる」と言われるほどの花どころ。5月に開催される「花の祭典」では、きれいな花卉や新鮮野菜の販売、模擬店、ミニＳＬ・花のオークションなどの催しが盛りだくさん！イベントが好きな人にもおすすめ。江戸川河川敷での「江戸川区花火大会」は、1万4,000発もの花火が打ち上げられる大規模な花火大会として全国的にも有名。毎年8月に開催される江戸川区の夏の風物詩で、2024年は8月24日（土）に開催予定。

史跡や名所が満載で情緒豊かな「東部地区」

一之江名主屋敷

近年、住環境がどんどん快適になり、毎年のように人口が増えている街。大きく分けると瑞江地区と篠崎地区があり、町会や自治会を中心に活発なコミュニティ活動が行われているそう。歴代の歌舞伎役者のお墓が多く“役者寺”とも呼ばれる「大雲寺」や、一之江新田の名主を代々務めていた田島家の居宅「一之江名主屋敷」など、史跡や名所が満載。歴史好きならぜひ訪れておきたいエリア。

自然エリアや名所までのバスが充実！

江戸川区には1日かけて回りたくなる名所や自然豊かなエリアが数多くあり、区内を移動するならバスを利用するのがおすすめ。商店街で食事や買い物を楽しんで、自然豊かな公園でお散歩を…など、江戸川区で複数のスポットを巡るコースも、バスを使えばスムーズに。魅力たっぷりの江戸川区に、ぜひ足を運んでみて。

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