東京マラソン目前のTGR公式練習会！峠走に挑戦

2012年3月に史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション」のオフィシャルランニングプロジェクトとして発足した『TOKYO GIRLS RUN』（以下：TGR）。

女のコのランニングカルチャーをリードするランニングチームとして、メンバー自身のライフスタイルにランニング活動を取り入れフルマラソンに挑戦し、女性のスポーツ・フィットネスを発信するなど、ランニングだけでなく様々なスポーツを応援している。

そしてオリンピックイヤーである2020年に向けて益々活動の幅を広げるべく『TOKYO GIRLS RUN 〜Season2019-2020〜』が始動。

1月の公式練習会は、山の中の道を走る「峠走」に挑戦！峠走はのぼりでは心肺機能を鍛える効果が期待でき、くだりでは足の筋力を鍛えることができます。今回はランナーにも人気の神奈川県足柄・山北でトレーニング。終了後、このあと控える大会への意気込みも聞いてきました！

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この日、スタート時点の気温は6.6℃とかなり寒い！「耳が寒いよ～」と凍えるメンバーをよそになぜか半そでで気合十分の加藤。とはいえ、加藤を含む蜂谷、チャベスは峠走初挑戦。「初めてだから不安……」と漏らす3人に経験者の坪井は「初めてほど強いものはないよ！」と心強いアドバイス。

スタートし、2kmほどの地点ではまだまだ余裕の表情の坪井、加藤、チャベス。少し遅れた蜂谷もまだまだ笑顔。

しかしこのあとすぐに急な山道に入り、３km地点ではチャベスと加藤は「暑くなってきた～」と上着を脱いだ。

5.5km地点を過ぎたあたりで全員に疲れが見えてきた。チャベスは「ヤバい！まじでヤバいよ！」とそのキツさを実感してきた様子。水分補給と少しの休憩をはさみ再び走り出したが、さすがの坪井も「久々にやるとキツイ……」とつぶやいた。

今回「峠走」と聞いて専用のコースのような舗装された道なのかな？と思っていたが、そんなことはなく本当にただの山道なのだ！加藤は「車の気持ちがわかったよ」とこぼすほど走るには過酷な環境。山頂に近づくにつれ気温も下がり、8.5km付近ではなんと３℃にまで下がった。

頂上にたどり着いた蜂谷は「想像を絶した……」、チャベスは「フルマラソンの方が楽だよ……」とポツリ。

その後同じ道を折り返し山道を降りていく。帰りはくだり道なのでかなり精神的にも負担は少ない様子で、全員が「……楽！」「楽しい！」と笑顔を取り戻した。

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練習会終了後、

峠走へのチャレンジが3回目の坪井は「今までの中で一番しっかり走れた峠走でした。過去2回は歩いてしまっていたのですが、今回は絶対に歩かないようにしようと決めていて、1回も歩かずに走り切ることができましたね。頂上についた時はやっとだ！嬉しい！という感じ」と達成感を口にした。
2月16日に『北九州マラソン』への出場が決まったということで、「先日出場したフルマラソンよりは平たんな道が多いので楽しめそうですが、最近あまり練習ができていないので不安は少しあります。でも目標はサブ4です！頑張ります！」と前向きな姿勢を見せた。

アンジェラは「私も峠走は3回目なんですけど、1年ぶりということもあって前回と同じくらいわけわかんないなって思って。とにかく傾斜がすごくて、気持ちは走っているのに全然前に進めないんです。くだりは楽なんですけど、逆に膝を痛めないようにしないととか、転ばないようにしないととか気を遣って走っていました。でも一番地獄だったのは最後に５～６kmあった平たんな道でした。体中のすべてが痛くて」とかなり苦労した様子。
2度目の挑戦となる『東京マラソン』については「今度こそ5時間半を目指したいですね。去年は雨が降っていたので、今年は晴れるといいな……。去年途中でバテてしまったので、今年は長く安定して走ることができるようにひたすら練習するのみです！！」と意気込みを新たにした様子。

今回初めて峠走にチャレンジした蜂谷もかなりキツく感じたようで、「行きはずっと坂道で……最後の３kmは目の前に壁があるのかなってくらい傾斜がきつかったです。ずっとのぼり坂は苦手だなと思っていたけれど、今までののぼり坂はのぼり坂とは言えないぞってくらい急で(笑)。ですが、今回は自分のペースを守りつつも甘えることなく走りきることができてよかったです」と自信がついた様子。「くだりは山に身を預ける感じで自然と前に進む感じで、楽しむことができました」と語った。約1か月後に控えた『東京マラソン』の目標は、「5時間を切ることです。これまで最大でも大会は15kmしか走ったことがなく、未知の距離感なのですが、ケガなく完走できるといいなと思います」と実感がわいてきた様子。

同じく今回峠走が初挑戦だったにも関わらず「総じて楽しかった！」と笑顔だったのはチャベス。「コーチも坪井ちゃんも峠走はフルマラソンよりキツいよって話していたので不安だったのですが、空気も良いし景色もいつもと違うし解放感があって叫んだり歌ったりできるし(笑)、すごくストレス発散になりましたね。とはいえ、坂っていうより傾斜！って感じの場所が多くて頂上の直前の２～３kmはすごくツラかったです」と語った。
『東京マラソン』の目標は「4時間半です。体調と気温次第ではありますが、今日の峠走で自信がついたので不安はありません！」と力強く答えた。

加藤も「峠走は初めてでした！つかれた～」とぐったりしつつも「のぼりはチャベっさんとずっと人生についてとか、仕事の話とかして励まし合いながらのぼったので、苦しいけど気がまぎれたと思います。頂上についたときは達成感があって、くだりが楽しみだなって気持ちになりました」と笑顔で答えた。峠走トレーニングの目的通り「のぼりは肺がキツくて、くだりは足が痛かった」というのも身をもって効果を感じることができた様子。
坪井と共に参加する『北九州マラソン』への意気込みとしては「5時間以内を目指したいけど……まずはとにかく完走したいですね。マカオマラソンではペース配分の難しさを実感したので、一定のペースで計画的に走ることを意識したいです」と具体的な目標を口にしていた。

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2月16日には坪井と加藤が『北九州マラソン2020』に、そして3月1日にはアンジェラ・チャベス・蜂谷・玖瑠実の4人が『東京マラソン2020』へ参加します！応援よろしくお願いします！

INFORMATION

『TOKYO GIRLS RUN 〜season 2019-2020〜（TGR）』

女のコのランニングカルチャーをリードするランニングチームとして、2012年4月よりスタートした「東京ガールズコレクション」の公式ランニングプロジェクト。ダイエットだけでなく、健康や美容効果が得られると、ここ数年で急増しているランニング女子。国内外のマラソン大会レポートに加え、ランニングのコツ、スポーツファッションや美容、注目スポットやイベント情報など、ランニングを楽しみながら健康でキレイなカラダをつくるための情報をお届けしていきます。

メンバー：アンジェラ芽衣、加藤ナナ、玖瑠実、チャベス愛、坪井ミサト、蜂谷晏海

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