加藤・蜂谷のナナハチコンビが高崎美スタイルマラソンで10㎞ラン! - girlswalker
  1. girlswalker
  2. 加藤・蜂谷のナナハチコンビが高崎美スタイルマラソンで10㎞ラン!

加藤・蜂谷のナナハチコンビが高崎美スタイルマラソンで10㎞ラン!


2012年3月に史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション」のオフィシャルランニングプロジェクトとして発足した『TOKYO GIRLS RUN』(以下:TGR)。

女のコのランニングカルチャーをリードするランニングチームとして、メンバー自身のライフスタイルにランニング活動を取り入れフルマラソンに挑戦し、女性のスポーツ・フィットネスを発信するなど、ランニングだけでなく様々なスポーツを応援している。

そしてオリンピックイヤーである2020年に向けて益々活動の幅を広げるべく『TOKYO GIRLS RUN 〜Season2019-2020〜』が始動。

10月14日(月・祝)に開催された『高崎美スタイルマラソン2019』にTGRメンバーから加藤ナナ蜂谷晏海がゲストランナーとして出場、さらにTGR5期生のOB寺本愛美もゲストランナーとして参加!

今回で8回目を迎える「高崎美スタイルマラソン」は子宮頸がん予防啓発をコンセプトとした大会。加藤・蜂谷の2人は10㎞の部、寺本は5kmの部に参加しました!

・・・

この日のスタート時点の気温は前日よりも少し肌寒さを感じる17.4℃。日差しもなく暑すぎない大会日和。1周2.5kmのコースをそれぞれ周回します。


スタート前に意気込みを聞くと、加藤は「前回の大会(アンダーアーマーベイサイドラン)では無理やり走ってしまってペースが乱れていたので、今回はペースを守りつつ計画的に6分ペースで走りたい!」、蜂谷は「1時間を切れたらいいなと思います。台風の影響もある中で開催された大会なので、少しでもみなさんに応援メッセージを伝えられるように走りたいですね」と想いを込めた。

スタート地点では笑顔を見せる3人。スタートの合図とともに先頭から颯爽と飛び出しました!


1周2.5kmを迎える頃にはまだまだ余裕の表情で手を振る3人。2周目はまだまだ笑顔で疲れは見えず、加藤はなんと佐藤院長と一緒に走っている様子。そして2周5kmを走り終えた寺本は、納得のいかないタイムだったのか?ゴール後第一声が「だめだわ~」と志の高さを見せた。

3周目に入ると蜂谷が少し辛そうな表情に。スタッフが「大丈夫?」と声をかけると「がんばる~」と笑顔で走り去っていった。

無事4周10㎞を走り終えた2人は爽やかな表情!


その後のトークショーで加藤は、「佐藤先生がペースメーカーをしてくれたので今までで一番楽しい10㎞でした!」と話し、蜂谷は「楽しく走ることができて、ちびっこ達が沿道で応援してくれたり、ハイタッチをしてくれる方がいたりして、手と手が触れ合うと活力になるんだなと改めて感じました」と語った。

会場内ではランナーを応援すべくフラダンスを披露している集団がいたり、体力測定やハーブティーの販売などの健康にまつわるブースがあったりと楽しめる。子宮頸がん検査が500円で可能な検診バスも。メンバーも会場内を楽しんだ様子。

・・・


走り終えた加藤は「今日のランは大満足!周囲のペースに引っ張られることもなく良いペースで走ることができました。女性向けのイベントということでしたが、男女幅広く参加していたのが印象的でしたね。走り終わったあとにヨガタイムがあったり、検診車が来ていたりと他の大会にはなかなかないのが良かったと思う」と笑顔で語った。タイムは1時間2分16秒。


1時間7分26秒のタイムを記録した蜂谷は「すごく楽しかった!沿道からの応援が暖かくて、こんなに応援してもらったのは初めてだったので嬉しかったです。ハイタッチをしてくれた女性がいたんですけど、手からパワーが出てるのかな?ってくらいハイタッチ後スピードが上がるんです。最後のほうはしんどかったけど、応援してくれる方のためにも止まらずに走ろうって思いました。今回は子宮頸がん予防啓発をコンセプトとした大会でしたが、男性も参加しているのがすごく良かったですね。パートナーの身体について考えるきっかけになってくださるといいなと思います」


現在は結婚・出産を経て1歳半の娘がいるという寺本は、出産後初の大会参加だったとは思えないほどに軽快な走りを見せてくれた。なんと、「今でもできるだけ時間を見つけて、夫が家にいて娘が寝ている朝4時~5時くらいに30分くらいですけどランニングをしています」というからすごい!

今日の感想については、「現役メンバーと一緒に走って、私もこの時期すごくつらかった気持ちとかがわかるので、応援したいな、支えたいなと思いました。この高崎美スタイルマラソンは現役時代私も参加したのですが、まったく走った経験がなかったところから、初めて10㎞で1時間を切ることができて自信のついた思い出深い大会なんです。その時身に着けていたポーチを東京マラソンでも身に着けたくらい!さらに、出産を経て自分の身体のことをすごく考えるようになりました。この高崎美スタイルマラソンは子宮頸がん予防啓発をコンセプトとしているということで、大会への参加を通じてできるだけ多くの方に自分の身体について考えるきっかけを広めたいと思います」

それぞれの想いを胸に達成感と楽しさを感じたことができた大会でした!

・・・

練習会終了後は、高崎美スタイルマラソンの主催者でもあり、産婦人科館出張佐藤病院の院長、佐藤雄一先生による、「子宮頸がん」の勉強会が開かれた。佐藤先生は女性が生涯に渡りずっと活躍し続けることができるよう支援する活動の一環として、健康にも気を配るように活動している産婦人科の専門医。

女性の健康を脅かす要因は低栄養や痩せすぎ問題、出産年齢の高齢化など様々あるが、その中でも近年増えている「子宮頸がん」は子宮の入り口付近にがんができる病気で20代~30代の若い女性に発症率が高いのだそう。日本人全体では年間約15,000人が発症、約3,500人が死亡してしまうといい、実は乳がんよりも命を落とす方が多い病気なのです。

多くのがんは原因がわからないことが多いのですが、子宮頸がんは「ヒトパピローマウィルス」が原因と言われており、実は私たちの身近に存在するウィルスでもあるため、感染を完璧に防ぐことが難しいというから怖い……。

そこで、子宮頸がんの発症を防ぐための方法として佐藤先生は「ワクチンを打つこと」「検診を受けること」を推奨しています。早期発見ができることで病状の悪化を防ぐことができるのですが、日本の子宮頸がん検診受診率は20%前後とまだまだ受ける人が少ないことに危機感を感じているといいます。

先生の勉強会を聞き終えたメンバーは「もっと検診を受けるように広めていきたい」「もっと自分の身体のことを考えないといけないね!」「近いうちに産婦人科に行ってみようかな」と意識が変わった様子。

皆さんも、若いからといってまだまだ大丈夫と油断せずに、検診を定期的に受けることをおすすめします!

・・・

走る楽しさをより実感してきた2人。
いよいよフルマラソンに向けて本格的なトレーニングが始まります!ぜひ応援よろしくお願いします!

INFORMATION

『TOKYO GIRLS RUN 〜season 2019-2020〜(TGR)』

女のコのランニングカルチャーをリードするランニングチームとして、2012年4月よりスタートした「東京ガールズコレクション」の公式ランニングプロジェクト。ダイエットだけでなく、健康や美容効果が得られると、ここ数年で急増しているランニング女子。国内外のマラソン大会レポートに加え、ランニングのコツ、スポーツファッションや美容、注目スポットやイベント情報など、ランニングを楽しみながら健康でキレイなカラダをつくるための情報をお届けしていきます。

メンバー:アンジェラ芽衣、加藤ナナ、玖瑠実、チャベス愛、坪井ミサト、蜂谷晏海

HP:tokyogirlsrun.com
Twitter:https://twitter.com/tokyogirlsrun
instagram:https://www.instagram.com/tokyogirlsrun

この記事を気に入ったらシェア!