全世界90カ国以上で放送・配信され、大ヒットドラマとなった『...
福士蒼汰の“憧れ俳優3トップ”に最近加わった個性派俳優とは?
girlswalker編集部
映画『ザ・ファブル』が、2019年6月21日(金)より、全国で公開されます。
週刊ヤングマガジン連載中で、単行本累計部数320万部突破、2017年度講談社漫画賞「一般部門」を受賞し、今、一番面白い作品と呼び声が高いコミック『ザ・ファブル』が待望の実写映画化しました。
伝説の殺し屋が1年間誰も殺さず、一般人として暮らす究極のミッションに挑むストーリーで、その“ファブル”と呼ばれる殺し屋を演じるのは実力派俳優の岡田准一。殺してはいけない殺し屋・アキラを、高い身体能力でみせています。
また、“ファブル”を狙う殺し屋役・フードには福士蒼汰が抜擢。今回girlswalkerは、殺し屋役という新境地に挑んだ福士さんにインタビュー。共演者とのエピソードから、役作りのこと、ご自身に関することまで、福士さんの新たな一面をお届けします。
目次
SPECIAL INTERVIEW
岡田准一との再共演に意欲! アクションシーンには尊敬も
――本作への出演を決めたきっかけを教えて下さい。
「岡田(准一)さんとまた共演したいという気持ちと、ファイト・コレオグラファーとしてフランス人のアランさんが入っていらしたので、その組み合わせがすごい作品になるに違いないと。お2人の組み合わせがどういうアクションシーンを生み出していくんだろうかと、興味を持ちました」
――岡田さんとの今回の共演はいかがでしたか?
「3年ぶりに共演させていただきましたが、変わらず尊敬の念が止みません。今回はコメディー要素もあるので、岡田さんが演じられるコミカルなシーンが今回の見どころのひとつでもあるのかなと。それと、やっぱり岡田さんのアクションがすごく綺麗なんです。岡田さんのアクションは、リアルと映画のアクション両方の気持ち良いところを突いていて、非常に勉強になりました」
――岡田さんからアクションの指導はありましたか?
「今回、アキラとフードの対決のシーンは岡田さんがアクションを考えてくださったんですが、もちろん求められるレベルは高かったので、食らいついていこうと必死でした」
柳楽優弥が好き! その理由とは?
――現場やキャストの雰囲気はいかがでしたか?
「自分は柳楽(優弥)さんと一緒のシーンが多くはなかったのですが、共演したい役者さんの一人でしたので、ご一緒させていただけて、すごく嬉しかったです。最初は緊張しつつお話させていただいたのですが、実際話してみると人見知りでシャイな一面はありながらも、気さくな方でした」
――柳楽さんのどんなところを尊敬していますか?
「あのタイプの方、好きなんです(笑)。あのタイプというのは、一匹狼っぽい感じの……自分は寂しがり屋で一匹狼になれないタイプだから、一匹狼タイプの人がすごく魅力的に見えます。狼になりたい子犬です(笑)。違うからこそ、欲しいなと思う部分です。本当に憧れます。実際に柳楽さんが一匹狼なのかどうかはさておきですが」
省エネな福士蒼汰を強火にさせる瞬間や人物は?
――殺し屋役という新境地は、どう役作りされたのですか?
「原作では割とあっけなく退場してしまうフードというキャラクターを映画で膨らませているので、原作から読み取れる部分とあわせて作品の中の役割を考え、岡田さん演じるファブルと対になる殺し屋になるといいのかなと。なのでアキラ(ファブル)ってどんな人なんだろうと考えて、その逆を演じるイメージでした」
――フードは“レアキャラ”なファブルに執着していましたが、福士さん自身にもそんな一面はありますか?
「あります。この間、海外に行った時に、スーツケース屋さんを見ていたら『これは世界に1個だけしかないです』と言われたスーツケースがあって。ユーズド加工があるデザインで、この形はもう販売していない、ここでしか売っていないと言われたので迷って……買わなかったんですけど(笑)。既に別のスーツケースを買っていたにも関わらず、世界で1個だけと言われるとすごく迷ってしまいました。自分は買わずに、一緒にいたスタッフさんに『絶対これ買った方が良いよ。世界に1個だよ!』と勧めました(笑)」
――フードに共感できた部分はありましたか?
「基本、弱火のテンションで生活しているけどたまに強火になるという加減の、ある意味省エネな生き方は、自分自身にも通ずるものがあると思います。ファブルは常に殺し屋として本気で生活していますが、フードの殺しはゲーム感覚で、“伝説の殺し屋”といわれるファブルに「勝つ」ための殺しで……。本気になるところだけ本気でやって、何もない時は結構省エネで生きている部分は似ている気がしました」
――福士さんが強火になる瞬間とは?
「去年からお芝居の稽古を改めて受けていて、今これが再加熱しているところです。それと、動物が好きなので、街中で犬なんかを見かけると強火になります(笑)」
――会うと強火になってしまう人物はいらっしゃいますか?
「最近、僕の“好きな人リスト”に、柳楽優弥さんが増えました(笑)。今、岡田准一さん、早乙女太一さん、柳楽優弥さんの三本柱です。この取材の後、その中の2人に会えるので今、中火にさしかかっています(笑)」
――その3名に会った時の福士さんの様子は?
「自分から話したいけど、話せない感じです。でも、最終的には頑張って自分からいきます。内心はテンションがあがって強火になっているんですが、冷静を装う雰囲気で(笑)。話し掛けていただくと、嬉しくて空回っちゃうんです。頑張って話そうとはしますが、『自分といてつまらなくないかな』と色んなことを気にしてしまうので、話している時に笑ってくれるだけで嬉しいんですよね」
SPECIAL MOVIE
福士さんから電話です♡ 映画デートに誘ってくれちゃいます♡ ファンの皆様、覚悟してくださいね!
INFORMATION
映画『ザ・ファブル』
2019年6月21日(金)全国ロードショー
《出演》岡田准一 / 木村文乃 / 山本美月 / 福士蒼汰 / 柳楽優弥 / 向井理 / 木村了 / 井之脇海 / 藤森慎吾(オリエンタルラジオ) / 宮川大輔 / 佐藤二朗 / 光石研 / 安田顕 / 佐藤浩市
《原作》南勝久「ザ・ファブル」(講談社「ヤングマガジン」連載)
《監督》江口カン
《脚本》渡辺雄介
《主題歌》レディー・ガガ「ボーン・ディス・ウェイ」(ユニバーサル ミュージック)
《配給》松竹
《公式サイト》http://the-fable-movie.jp/
©2019「ザ・ファブル」製作委員会