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柴咲コウ、3年ぶりの映画出演 動物写真家の初監督映画『ねことじいちゃん』公開決定
girlswalker編集部
NHK-BSプレミアムで放送中の『岩合光昭の世界ネコ歩き』をはじめ、世界的に有名な動物写真家である岩合光昭が初の映画監督を務める映画『ねことじいちゃん』が、2019年早春に公開となり、ヒロインとして、3年ぶりの映画出演となる女優・柴咲コウが決定した。
(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会 撮影:Machi Iwago
主演は、映画初主演となる落語家の立川志の輔と、主演64歳&監督67歳の初チャレンジとしても話題の本作。物語の舞台はとある小さな島。大吉(じいちゃん)と、タマ(猫)のつつましくも豊かな時間が流れる暮らしを描く本作で柴咲が演じるのは、都会から島へ移住しカフェを開く美智子というちょっと謎めいた女性だ。よそからきた若者に島のお年寄りたちは戸惑い、最初は少々警戒するが、美智子の美しい笑顔と優しい人柄に惹かれ、あっという間にカフェは人と猫、皆のたまり場になる。
(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会 撮影:Machi Iwago
岩合監督は、人間も猫もみんなが夢中になるヒロイン・美智子役には、柴咲コウしか考えられなかったと語っている。さらに、「初監督の私を、素晴らしい演技力で助けてくれましたし、本当に心から猫を愛している方なので、猫との撮影でも助けられました。タマはもちろん他の猫たちも、本番でちゃんと柴咲さんの方へ近寄っていくんですから。猫にも柴咲さんの気持ちが伝わっている。まさにこの映画の光となってくれている存在でした」とも。
主演の立川志の輔も「現場に凛と立っていらして、一言一言、言葉がすっと心に入ってくる芝居をされる。やっぱり役者さんはすごいなと改めて思いました。そして主役のタマだけじゃなく、出演している全ての猫たちを本当に可愛がっていらして。その気持ちは猫も分かるんですね。休憩中に私の膝の上に座っていたタマが、柴咲さんが来た途端に、彼女の方へ行こうとするんです。オスですし、やっぱりきれいな女性が好きなんでしょうね。タマを少し憎く思った瞬間でした」と嫉妬まじりの(?)絶賛の言葉を贈っている。
監督&主演俳優からの絶賛に対し柴咲は、「岩合さんが初監督、志の輔さんが初主演。“初めて”に出会えるのは1度きりしかないので、2つもある“初めて”を、現場を共にして体感したいと思い、ご一緒させていただきました。あとはなにせ猫が大好きなので、猫と楽しく毎日を過ごすように撮影ができたら最高だなと思って。実際その願いの通りになり、とても楽しい撮影でした。もちろんたくさん猫が出てくる映画ですが、猫と島の人たちの暮らしを通して、どうしたら朗らかな気持ちで生きていくことができるか、本当に豊かなこととは何か、これからの年の取り方を前向きに考えさせてくれるメッセージが随所散りばめられている作品になるのではないかと思います」とコメントした。
Information
映画『ねことじいちゃん』
《公開予定》2019年早春
《出演》立川志の輔、柴咲コウ
《監督》岩合光昭
《原作》「ねことじいちゃん」 ねこまき(ミューズワーク)著(KADOKAWA)
《製作》「ねことじいちゃん」製作委員会
(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会
《ストーリー》
日本のとある小さな島で暮らす大吉70歳。2年前に妻よしえを失くし、飼い猫のタマと二人暮らし。生まれ育ったこの島には、隣に住む幼馴染の巌をはじめ、たくさんの友人と猫がいて、日々は穏やかに流れている。東京に住む息子・剛は一人暮らしの父を心配しているが、大吉とタマは自由気ままにのんびり過ごす日々に不安や不満もない。
しかし、親しい友人の死や、大吉自身の体の不調など、このまま続くと思っていた毎日に変化が訪れはじめてー