サウナ好きなら一度は「自宅にサウナがあると便利だな」と、思ったことはありませんか?
サウナの中でも、樽の形がおしゃれなバレルサウナは、本格的なサウナを自宅で手軽に楽しめるサウナドームです。
この記事では、バレルサウナを自宅に設置する際に選ぶポイントやメリット・デメリット、維持費について徹底解説します。

編集部
自宅におすすめなバレルサウナ3選も紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
自宅サウナの種類について

サウナには以下の2種類があります。
種類 | 乾式サウナ | 湿式サウナ |
---|---|---|
特徴 | ・「ドライサウナ」と呼ばれる ・熱で体を温める ・日本に昔からあるタイプ | ・熱した石に水をかけて湿度を出す ・高湿度で体内からの発汗を促進する ・肌に対する熱刺激が少ない ・高温ではないので初心者におすすめ |
温度 | 高い(80度〜100度) | 低い(40〜60度) |
湿度 | 低い(10%ほど) | 高い(100%) |
日本では1950年代にサウナが登場して以来乾式サウナが主流でしたが、近年サウナブームにより、サウナ発祥国フィンランド由来の湿式サウナも人気を博しています。
自宅で楽しめるサウナにはいろいろな種類があり、形状や費用もさまざまです。
以下は自宅に設置できるサウナの種類です。
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---|---|---|---|---|
サウナの種類 | 屋内サウナ | テントサウナ | バレルサウナ | ドームサウナ |
特徴 | ・自宅の中に設置できる ・後付けは工事費がかかる | ・テントを設置して利用する ・持ち運びに便利 ・自宅のベランダや庭に設置可能 | ・丸い樽(バレル)の形 ・木材を使用 ・本格的なサウナが楽しめる | ・ドーム状の中に寝転んで使う ・顔や手を外に出せる ・室内に設置しやすい |
かかる費用 (本体価格) | ◯ 据え置き型 40万円〜 △ 埋め込み型 500万円〜 | ◎ 10〜20万円 | △ 100万~150万円 | ◎ 20万円前後 |
おすすめな人 | ・屋内で本格的なサウナを楽しみたい人 | ・好きな場所でサウナを設置したい人 ・キャンプ場などでサウナを楽しみたい人 ・設置費用を抑えたい人 | ・庭や別荘にサウナを設置したい人 ・少人数でサウナを楽しみたい人 ・木の香りやぬくもりでも癒されたい人 | ・手軽にサウナを楽しみたい人 ・テレビやスマホを見ながらサウナを楽しみたい人 ・未使用時は収納したい人 |
自宅に設置できるサウナの中でも、ドームサウナやテントサウナは比較的簡単に設置できて、持ち運びにも便利です。

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一方、少人数でサウナを楽しみたい人や、自然鑑賞しながらサウナを楽しみたい人はバレルサウナがおすすめ。
次の項目でバレルサウナについて詳しく解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
バレルサウナって?

バレルサウナは、フィンランドで伝統的に伝わる樽型の形がおしゃれなサウナルームのことです。
丸い樽のことをバレルと呼ぶことから「バレルサウナ」と呼ばれています。
なぜ丸い樽の形をしているのでしょうか?

これは、効率よくサウナ内にロウリュの熱や蒸気が巡るようにするためです。
サウナ発祥の地であるフィンランドのサウナ入浴方法で、ストーブの上で暖められたサウナストーン(香花石)に水をかけて蒸気を発生させること。
蒸気を発生させることで、サウナ室内の湿度、体感温度が上がり発汗を促します。
引用元:フィンランドサウナジャパン
それにより、身体の新陳代謝、活性化の促進が期待できます。
男性にはストレス解消とスタミナ回復に、女性には美容とくつろぎを与えてくれます。
バレルサウナは、樽を横に寝かせたような形なので天井に丸みを帯びていて、この丸みで熱や蒸気の循環を効率よく行えるように設計されています。

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また、材料に木材を使用しているので、木の香りやぬくもりも楽しめるのも魅力の一つ。
バレルサウナに使用されている木は、以下の種類が主流です。
・檜(ヒノキ)
・松(パイン)
・米唐檜(ベイトウヒ:別名スプルース)
・ポプラ
・ツガ
・シダー
材料さえあれば自宅の庭や別荘に個人でも設置が可能なので、DIY好きの人にもおすすめ。
屋外に設置するバレルサウナは、自宅から独立した空間を造れるので、非日常的な時間を過ごせますね♪

自宅用バレルサウナの値段は?設置費用はいくらかかる?

自宅用バレルサウナは以下の項目で費用がかかり、設置費や運搬費、オプションなども含めると200万円〜300万円ほど見ておいた方が良いでしょう。
項目 | 費用 (目安) |
---|---|
本体価格 | 100〜150万円 |
設置費 | 10〜20万円 |
運搬費 | 10〜20万円 (住んでいる地域による) |
ストーブ | 【薪ストーブ】 20万円〜 【電気ストーブ】 30万〜60万円 |
オプション (パノラマガラスなど) | 20万〜50万円 |
その他工事費 | 【電気ストーブ用工事】 15〜20万円 【バレルサウナを置く基礎工事】 25万円〜 |
また、購入後は以下のようなメンテナンス費用も発生します。
- 電気ストーブや薪ストーブの点検
- 木材の保護(塗料の再塗布など)
- 電気システムの点検
- 屋根やシートの交換
- 内部や通気口の清掃
- サウナストーンの交換 など
これらの費用は、設置されている場所や使用頻度、専門業者に依頼するか自分で行うかによっても異なります。

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バレルサウナを購入する前にメーカーへ相談し、具体的なメンテナンスプランと費用を確認しておくと安心です。
バレルサウナを自宅に置くメリット・デメリット

バレルサウナを自宅に置くメリットとデメリットを紹介します。
メリットだけでなくデメリットもしっかり把握しておくと、購入後のトラブル回避になりますので、ぜひ参考にしてください。
バレルサウナのメリットについて

バレルサウナのメリットは、以下の通りです。
- 少人数から10人前後までサイズが豊富
- 構造的に通常のサウナよりも熱気を感じやすい
- 独特のデザインがユニーク
- 屋外設置なので自然を見ながらリラックスできる
- 木の香りやぬくもりを楽しめる
- 自作で作ったりカスタマイズができる
バレルサウナのサイズは、おひとり様〜10人用まで、サイズの種類が豊富です。
予算や使用する人数によってサイズを選べるのは、嬉しいですね。

また、丸みを帯びた樽状の形は、弧を描いた天井を伝って湿気が上から降ってくるので、通常の四角い空間のサウナルームよりも熱気を感じやすいと言われています。

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その他、ウッドテイストで独特のデザインは、木の香りやぬくもりを感じられるだけでなく、自宅の庭や屋外の設置場所に視覚的な美しさを与えてくれるでしょう。
窓が付いているタイプなら、外の自然を眺めながら心地よい時間を過ごせますね。

さらにキットで購入すれば、DIYでバレルサウナを作ることもでき、YouTubeにはDIYの様子がわかる動画もアップされています。
カスタマイズしながら、世界に一つだけのプライベートなバレルサウナを自宅で楽しめるのはとても魅力的ですね。

バレルサウナのデメリットについて

バレルサウナのデメリットは以下の通りです。
- 設置場所の確保が必要
- 費用が高い
- 外気温に影響されやすい
- メンテナンスが不可欠
バレルサウナは少人数仕様のものがあるとはいえ、直径約2mにもなるので、ある程度の設置場所を確保する必要があります。
また、テントサウナやドームサウナに比べて、初期費用や維持費がかかるのもデメリットの一つです。
以下は初期費用や維持費の目安です。
・本体購入費用の相場:100万~150万円
・施工費の相場:20万〜30万円※電気ストーブは200Vの配線工事費用も必要
・メンテナンス費(薪や電気代)
維持費や電気代の詳細は「自宅用バレルサウナの維持費や電気代は?」でも解説していますので、気になる人はそちらもチェックしてみてください。
そして、バレルサウナは外気にさらされることで木材が縮み、壁面に隙間ができやすくなります。
断熱材や防水シートもないため、寒い冬の季節は外気温に影響されて、サウナ内の最高気温が上がりにくいことも。
寒冷地に住んでいる人は、木材を高熱乾燥して耐久性を高めるサーモウッド加工のバレルサウナが良さそうですね。

その他、定期的な清掃も欠かせません。
というのも、サウナでかいた汗や皮脂をそのまま放置しておくと、それらを餌とするカビが生えてくるから。

編集部
定期的にサウナ内を清掃したり、使わない時はバレルサウナ全体を防水シートですっぽり覆うことで、カビや風雨による腐食を防げます。
バレルサウナを自宅に置くときの選ぶポイントって?

自宅にバレルサウナを設置する際、以下の点に注目して選びましょう。
次の項目で一つひとつ解説していきます。
バレルサウナのサイズで選ぶ

バレルサウナに入る人数によってサイズが違ってくるため、使用する人数を決めておくことはとても大切です。
おひとり様で楽しむか夫婦やファミリーで楽しむか、あるいは友人たちを招いて楽しむかなど、バレルサウナを使う目的を明確にする必要があるのですね。

以下は、使用する人数ごとのサイズを表にしたものです。
1〜3人用 | 2〜3人用 | 4〜6人用 | 8〜10人用 |
---|---|---|---|
横:2,050mm 奥行き:1,200mm 高さ:2,135mm | 横:2,050mm 奥行き:1,200mm 高さ:2,135mm | 横:2,050mm 奥行き:2,200mm 高さ:2,135mm | 横:2,250mm 奥行き:4,000mm 高さ:2,135mm |
メーカーによっては、おひとり様専用バレルサウナも登場していますので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
バレルサウナの木材で選ぶ

メーカーによっては使用する木材を選べるところもあります。
以下は、バレルサウナで使われている主な木材の特徴です。
ヒノキ | パイン | ツガ | シダー |
---|---|---|---|
・香りが良い ・木材腐朽菌※の繁殖を抑える ・耐湿、耐水性が高い ・価格が高い | ・自然な質感が楽しめる ・価格が安い ・強度や耐久性が低い | ・木目が美しい ・耐久性が高い | ・木目が美しい ・耐久性がとても高い |
リラックス効果を高めたい人は、「フィトンチッド」という化学物質を多く含んでいるヒノキを選ぶと良いでしょう。
フィトンチッドは高い抗菌性とともにストレス解消に効果があります。檜はフィトンチッドの含有率が高く、伐採後も発散し続けます。檜に含まれる木の香りは脳の活動と自立神経活動を鎮静化し、リラックスさせることが分かっています。血圧低下や脈拍の乱れの減少、快眠など数多くの効果をもたらしてくれます。
引用元:日本ハウスHD

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ヒノキは独特の芳香と美しい光沢が魅力的ですし、シダーはレッドとホワイトなど色の違いもあるので、こだわりたい人は木材の違いにも注目してみてくださいね。
国産か輸入品かで選ぶ

国産と輸入品のバレルサウナでは、価格面で以下のような違いがあります。
【国産のバレルサウナ】
・本体価格:100〜200万円ほど
・国産ヒノキで作られることが多いため、本体価格が高い
【輸入品のバレルサウナ】
・本体価格:80〜180万円ほど
・輸送費が別途かかる
本体だけで見ると輸入品のバレルサウナの方が安いのですが、別途輸送費がかかるため、近年の海上運賃の高騰なども鑑みながら、予算と相談して選んでみてください。
自宅用にバレルサウナを購入するときの注意点

自宅にバレルサウナを購入するときの注意点は、以下の通りです。
具体的にどのような点に注意すれば良いのか、次の項目で解説しますね。
建築基準法などを自治体に確認する

自宅や別荘にバレルサウナを置く時は、建築基準法を確認しておく必要があります。
もし、建築基準法で「建築物」と判断されると、建築確認申請が必要になるからです。
自治体によっては「火を使用する設備等の設置届出」が必要となる場合も。

編集部
申請内容は自治体によって違うため、お住まいの役所で相談する他、各メーカーでも申請に関するアドバイスやフォロー対応をしてくれるところがあるので、気になる点はその都度聞いてみることをおすすめします。
設置場所や周辺を確認する

バレルサウナが余裕をもって置ける場所か、道路や近隣の視線を気にせずにサウナを楽しめる場所かなども確認しておくと安心です。
心身ともにリラックスしたいのなら、プライバシーが確保されていた方が良いですよね。

目隠しフェンスなどを使いながら、プライバシーを確保することもおすすめ。
また、電源ストーブや照明を使用するなら電源の確保が必要ですし、水風呂をサウナの横に置くなら水道が近くにあると便利です。

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設置した後、設備が整っていなくて「しまった…」ということにならないよう、事前に設置場所を確認しておくことをおすすめします。
メンテナンスやアフターフォローをチェック

メンテナンスやアフターフォローがあるかという点もチェックしておくと良いでしょう。
なぜなら、バレルサウナは「設置したら終わり」ではなく、設置後も定期的なメンテナンスや経年劣化・通常損耗による修繕などが必要だからです。
そのため、アフターフォローまで一貫して対応してくれるメーカーだと、設置後も安心感があります。
輸入品だと、部品を追加購入すると手元に届くまで時間がかかったり、輸送費がかかったりすることも。

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DIYや「自分でメンテナンスするのが苦手」という人は、国産のバレルサウナを購入した方が定期的なメンテナンスの依頼もしやすいですし、部品もすぐに調達・手元に届くのでおすすめです。
自宅用バレルサウナの維持費や電気代は?

バレルサウナは、以下の項目で定期的に費用が発生します。
- 屋根や壁面のメンテナンス
- 燃料費
- 部品の交換
設置場所の環境にもよりますが、数年に1回は風雨にさらされてきた屋根や壁面をメンテナンスするための塗料代などが発生します。
木の縮みで隙間ができてしまった時も、その都度修繕が必要ですね。

また、燃料費は以下のように、薪ストーブか電気ストーブかによって変わります。
【薪ストーブの場合】
1時間あたり約300~600円ほど
【電気ストーブの場合】
1時間あたり120円ほど(200Vで4.5KWのストーブ)
電気ストーブの場合、家電製品と同じく10年前後が交換時期の目安ですので、仕様やスペックなどにもよりますが、本体価格50万円ほどかかることを覚えておいたほうが良いでしょう。
一方薪ストーブは消耗品であり、薪を調達しなければなりません。

編集部
薪は専門店やホームセンター、ネット通販で入手できる他、地域の掲示板「ジモティー」などでも安く購入できることもあるので、お住まいの地域情報をチェックしてみてくださいね。
【自宅でサウナ】おすすめバレルサウナ3選をチェック!

ここからは自宅で楽しめる、おすすめのバレルサウナを3つピックアップして紹介します。
アフターフォローがしっかりしているところや低価格で購入できるところなど、いろいろな特徴がありますので、ぜひお気に入りのバレルサウナを見つけてみてくださいね。
sa!una(サ・ウーナ)
- 29万円台から購入できる
- 数種類の木材から選べる
- サウナ用水風呂も販売
sa!unaのバレルサウナは、とにかく本体価格を抑えて購入したい人におすすめです。
なぜなら、本体価格298,000円で購入できるから(2人用)。
国内唯一のバレルサウナ製造工場と直接取引することで、このような驚きの価格で販売できるとのこと!

木材は以下の中から選択できるので、お好みの木材でバレルサウナを楽しめます。
パイン・ツガ・レッドシダー・ヒノキ
また、「ととのう」ために欠かせない水風呂や、屋外に置けるサウナ用シャワーを購入できる点も注目ポイントです。
「ととのう」という言葉に明確な定義はないが、サウナに入って体が温まった後に水風呂と外気浴で体を冷ますサイクルを繰り返すことで、心身のコンディションが良くなった状態を指す。「サウナにおける究極の快感」とされる。
引用元:日経ビジネス
本体価格が安いので、水風呂とセットという案も十分検討できますね。

本体価格 | 298,000円〜 |
サイズ | 直径1.8m×全長1.2m |
人数 | 2人用 |
ストーブ価格 | 電気ストーブ 423,500円 薪ストーブ 458,000円 |
設置費 | 150,000円〜 |
運搬費 | 180,000円 (首都圏の場合) |
木材の種類 | パイン・ツガ・レッドシダー・ヒノキ |
サーモウッド加工 | ◯ |
保証期間 | 1年間 |
totonoü(トトノウ)
- 日本での導入実績No.1
- 北欧エストニア産を使用
- 小型から大型までサイズ展開が豊富
totonoüは、実績のあるところからバレルサウナを購入したい人におすすめ。
芸能人の藤森慎吾氏や高橋茂雄氏が購入しているこちらのバレルサウナは、日本での導入実績No.1で、約200件のバレルサウナを日本各地に設置しています。
また、フィンランドと同じくサウナ大国であるエストニアから輸入されたバレルサウナは、以下のようなオプションが選べます。
- パノラマガラス
- 室内用LEDライト
- ガラス張りのドア
- ストーブ周りストーン装飾など
街の工場レベルで年間1,000台、大手メーカーとなると年間約10,000台にも及ぶサウナを製造しており、その分だけ技術とノウハウは蓄積されています。totonoüが提携する工場でも今まで数千台のサウナを製造しており、その技術力はエストニアでもトップクラスです。
引用元:totonoü
サイズも豊富で、奥行き1.2mの超コンパクトなタイプから最大8〜10人が入れる大きいタイプまで、4種類から選べるのも注目です。

編集部
エストニアで研修を受けたサウナ専門チームが、組立〜メンテナンスまでしっかりフォローしてくれるのも嬉しいですね。
本体価格 | 1,000,000円 (ミニバレル) |
サイズ | 横:2,050mm 奥行き:1,200mm 高さ:2,135mm |
人数 | 2〜3人用 |
ストーブ価格 | 電気ストーブ 480,000円〜 薪ストーブ 250,000円〜 |
設置費 | 200,000円〜 |
運搬費 | 20,000円〜 |
木材の種類 | スプルース(米唐檜) |
サーモウッド加工 | ◯ |
保証期間 | 1年間 |
BURROW(バロウ)

- 全てオーダーメイド
- 設計からアフターフォローまで自社一貫
- 4種類のサイズから選べる
BURROWは、こだわってバレルサウナを作りたい人におすすめです。
というのも、全てオーダーメイドで、一つひとつを職人が丁寧に仕上げたものを運送・設置してくれるからです。

編集部
本体価格は設置・施工込みの販売価格で、設計から施工、アフターメンテナンスまで全て自社で一貫して請け負ってくれるので、安心感があります。
また、以下の5種類からサイズを選べるのも見逃せません。
商品名 | BURROW1.5 | BURROW2 | BURROW3 | BURROW4 | BURROW miniシリーズ |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | W1,500×H2,100mm | W2,000×H2,100mm | W3,000×H2,100mm | W4,000×H2,100mm | 【mini1.5】 W1,500×H1,800mm 【mini2】 W2,000×H1,800mm 【mini3】 W3,000×H1,800mm |
最大人数 | 3人 | 4人 | 8人 | 10人 | 【mini1.5】 3人 【mini2】 4人 【mini3】 6人 |
熱源 | 電気ヒーター | 電気ヒーター | ・電気ヒーター ・薪ストーブ | ・電気ヒーター ・薪ストーブ | ・電気ヒーター ・薪ストーブ (mini1.5は電気ヒーターのみ) |
miniシリーズは室内用に開発されたものなので、パーソナルサウナとしてぴったりのサイズですね♪

本体価格 | 1,887,600円 |
サイズ | W1,500×H2,100mm |
人数 | 1〜3人用 |
ストーブ価格 | 電気ストーブ 533,280円 薪ストーブ 295,900円 |
設置費 | 60,000円〜70,000円 |
運搬費 | 60,000円〜70,000円 (首都圏の場合) |
木材の種類 | 常陸檜(ヒノキ) |
サーモウッド加工 | ◯ (外装部分) |
保証期間 | 本体:3年間 BURROWの電気ストーブ:半年 (個人購入の場合) |
バレルサウナはキットを使って自宅の庭に自作できる?

バレルサウナは大きな構造ですが、すでに寸法通りにカットされた木材がそろっているのでキットを使って自宅の庭で自作もできます。
説明書を見ながら組み立てていくので、DIYが好きな人で自作してみたいという人におすすめです。
地産地消で日本全国の木材を取り寄せているメーカーや老舗ログハウスメーカーが出かけているバレルサウナなど、いろいろあるのですね。

以下は、バレルサウナをキットで販売しているメーカーをピックアップした表です。
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---|---|---|---|
メーカー名 | BARREL BASE (バレルベース) | ONE SAUNA (ワンサウナ) | Attic by YUMEKIKO (夢木香) |
金額 | 1,200,000円 | 1,370,000円 | 1,272,000円〜 |
特徴 | ・国産木材と職人の技術を重視 ・山梨県産ヒノキを使用 ・細部まで職人の手作り | ・5つの地域から木材を選べる ・ロングモデルあり※奥行き2.3m ・完全受注生産 | ・老舗ログハウスメーカー ・サーモウッド加工が選べる ・サウナストーブやグッズが豊富 |
利用可能ストーブ | 電気、薪 | ガス、電気、薪 | 電気、薪 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |

編集部
バレルサウナのキットを使って自作する様子はYouTubeでいろいろ公開されているので、どのように組み立てていくのか気になる人はチェックしてみてくださいね。
バレルサウナに関するQ&A

最後にバレルサウナに関する質問・疑問をQ&A形式で紹介します。
Q
バレルサウナの耐久年数はどれくらい?
A
設置場所や木材の種類、加工の有無にもよりますが、一般的に15年と言われています。
バレルサウナの耐久年数を伸ばすなら、サーモウッド加工された木材を使用したり、オプションで屋根をつけたりすると良いでしょう。
Q
サウナに入ることで得られる効果は?
A
サウナに入ることで得られる効果は、以下の通りです。
- 睡眠の質の向上
- HSPの増加
- 血行促進
サウナは高温の部屋と水風呂に入ることで、交感神経が刺激されます。
その後体を外気浴などでリラックスさせることにより、副交感神経が優位になり自律神経の調整力が鍛えられるのです。
これにより、就寝時の副交感神経へのスイッチ切り替えがスムーズになって睡眠の質がよくなります。
また、血行がよくなると血管を圧迫していた筋肉の緊張やこわばりが取り除かれるので、肩こり・首こりにも有効です。

編集部
さらにHSP(ヒートショック・プロテイン)というタンパク質が増加し、免疫力の向上やストレスを防いでくれる作用があるので、積極的にサウナに入れると良いですね。
まとめ

この記事では、バレルサウナを自宅に設置する際に選ぶポイントやメリット・デメリット、維持費について解説しました。
- 国産品は本体価格100〜200万円ほど
- 輸入品は本体価格80〜180万円
- リラックス効果を高めたい人は国産ヒノキがおすすめ
- 定期的なメンテナンスが不可欠
- 薪ストーブの場合、燃料費は1時間あたり約300~600円ほど
バレルサウナが自宅にあるということは、好きなタイミングで自由にサウナを楽しめるということ。

編集部
ぜひこの機会に、自宅で「ととのう」体験を楽しんでみてください。