東出＆桐谷、極限を体験した先に…

■劇中のお互いの絆について、事前に話し合いましたか？
H：桐谷さんが現場でも面倒見がいいし、兄貴キャラなので役としても普段でも慕っています。

記者：そんな桐谷さんからアドバイスはありましたか？

K：なにか言ったっけ。無いかな？
H：…無いですね。
一同：笑！
K：人を嫌な気分にしている人がいたら言うかもしてないですけど、普段アドバイスをするタイプでは無いですね。しかも東出くんに関しては、逆に僕が見習わなきゃいけないくらいです！見たらわかると思いますが本当に優しい感じ！それが勇人ともリンクしています。頭をなでてあげたいくらい可愛いですが、背が高いから無理です。（笑）
H：（笑）
K：なので役について話し合うまでもなく、自然とクランクインからお互いの雰囲気が出来上がっていました。石井監督の世界観に入り込めました。

■最後に1番印象的なシーンを教えてください。
H：撮影の全てが印象的でした。石井監督が仕切る現場に入ると、どんどん勇人の動作や目になっていきます。そうして出来た役なので、皆演じていながら極限を感じていました。そんな極限を生きる人間の姿が映ってるのでそこを見てもらえたらいいです。
K：全編を通して目がすごく印象的！ビジュアルでも使われていましたし、シーンとしてもたくさんの場面で目のアップがフワッと入っていて人間の強さや悲しさが一瞬の目に現れているんだと感じました。撮影中、根津さんが僕の足を掴むシーンで、監督が「根津さん！目撮ってるよ！カメラ！」と叫んでいて、根津さんもそれに応えるようにこっちを見るのですが、目がとても強烈でグッとくるものがありました。他にも生きようと葛藤する様々な目がスクリーンで観ることが出来ると思います。

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こんなにもハードボイルドで渋い男達が出てくる作品ですが、お二人にとっての“男らしい男”とはどんな男性なのかお聞きしたところ「優しい事が男らしいと思う人も、余裕のある事が男らしいと感じる人もそれぞれ。人に寄って違うと思いますが、僕はまだ探し中です。」と桐谷さん。東出さんも同じく探し中なんだそう。完成された様に見えるお二人でも模索している最中。探す事が人生で重要なことなのかもしれません。

本作でも、迷いながらも自分の宿命を突き進む男たちが描かれています。クライマックスに向けて、グッと観るものを引き寄せるような展開へと流れこむ空気感は男性だけではなく女性にも必見。本作でしか一生感じることの出来ない感覚をぜひ劇場で味わってみてはいかがでしょうか。

〈東出昌大　ヘアメイク・スタイリスト〉
・遠山美和子（THYMON Inc.）
・檜垣健太郎(little friends)

〈桐谷健太　ヘアメイク・スタイリスト〉
・西岡達也（vitamins）
・岡井雄介

Present

インタビューに応じてくれた東出昌大さんと桐谷健太さんのサイン入りポラロイドをプレゼント！応募期間は10月20日（火）〜 10月26日（月）まで！お楽しみに♪

http://girlswalker.com/cp/static/present/

Information

『GONINサーガ』

全国ロードショー 好評公開中

『GONIN』から19年–　新たな伝説（サーガ）が始まる！
血と宿命に彩られた、心揺さぶるバイオレンス・エンタテインメント！遺された者たちの最後の物語が幕を開ける

五人組による、広域指定暴力団五誠会系大越組襲撃事件から19年ーー。五誠会は若き三代目の誠司（安藤政信）が勢力を拡大。一方、襲撃事件で殺された大越組の若頭・久松(鶴見辰吾）の遺児・勇人（東出昌大）は母・安恵（井上晴美）を支え、建設作業員をしながらまっとうな人生を歩む。勇人の幼馴染で大越組長の遺児・大輔（桐谷健太）は壊滅した大越組再興の夢を抱きながら、今は誠司のボディーガードをしていた。
そんなある日、19年前の襲撃事件を追う富田と名乗るルポライター（柄本 佑）が安恵を訪ねてくる。やがて、遺された者たちの歯車は大きく軋み始め、五誠会に囲われながらも深い恨みを宿す元アイドル・麻美（土屋アンナ）を巻き込んで、GONINの血と宿命に抗う新たな闘いが幕を開けるーー。

http://gonin-saga.jp/

出演：東出昌大　桐谷健太　土屋アンナ　柄本 佑　安藤政信
テリー伊藤　井上晴美　りりィ　福島リラ　松本若菜　菅田 俊　井坂俊哉　／　根津甚八
鶴見辰吾　／　佐藤浩市（友情出演）　／　竹中直人

監督・脚本：石井 隆
劇中歌：「紅い花」　歌：ちあきなおみ ／　「ラスト・ワルツ」　歌：森田童子

配給：KADOKAWA／ポニーキャニオン

(C)2015『ＧＯＮＩＮ サーガ』製作委員会