【原因解説】埋まった鎖骨を出す方法は？セルフケアで美しいデコルテを作ろう

服の隙間から綺麗な鎖骨が出ていると、女性らしく美しく見えるもの。しかし、鎖骨が埋まっている人やVの字やハの字になっている人も少なくありません。今回は、鎖骨が埋もれたり、歪んでしまったりする原因と解消法を紹介します。また自分で簡単にできる、綺麗な鎖骨を作る方法も解説します。

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鎖骨

 

【鎖骨を出す方法】綺麗な鎖骨の条件

鎖骨は、出ていれば良いというものではありません。鎖骨にも綺麗な形とそうでないものが存在します。ここでは、綺麗な鎖骨の条件と、注意しなければならないNGな鎖骨の形を紹介します。

 

横にまっすぐ伸びている

体を正面から見た時、肩に沿って横にまっすぐ伸びているのが美しい鎖骨とされています。鎖骨のラインがくっきりと浮き出ていると、華奢で美しい女性に見えるでしょう。

 

左右対称になっている

人間は左右対称なものを美しいと感じる人がほとんどです。鎖骨も左右対称だと、肩のラインもすっきりとした印象に見えます。

 

手を前に出した時に、鎖骨のくぼみに指が3本入る

鎖骨のくぼみも綺麗な鎖骨の条件の1つです。鎖骨のくぼみのチェックの仕方は、両手を前ならえの様に前に出した時、できた鎖骨のくぼみに指が3本入れば鎖骨周辺に脂肪やむくみがないと言えます。

 

 NGな鎖骨の形

綺麗な鎖骨がある一方で、NGな鎖骨の形もあります。くっきりと鎖骨が出ていても、以下の鎖骨の形をしている場合は綺麗な鎖骨とは言い難いでしょう。

 

・V字型

鎖骨が出ていても、横にまっすぐ伸びておらずV字型になっている場合があります。V字型は姿勢の悪さが原因で、肩が内に巻いている状態になっている時に多いです。鎖骨が美しく出ないだけでなく、肩コリやいかり肩の原因にもなります。

 

・ハの字型

鎖骨がハの字に見える形は、あまり美しいとは言えません。ハの字型の鎖骨は、なで肩に見えてしまいます。また肋骨と鎖骨の間の胸郭出口が狭くなっている場合が多く、ひどいと神経を圧迫して手足のしびれを引き起こす恐れもあるので、注意が必要です。

 

【鎖骨を出す方法】鎖骨が埋もれる原因

いろいろな原因から、鎖骨が埋まって見えなくなってしまうことがあります。まずは鎖骨が埋まってしまう原因を紹介します。自分はどのパターンなのかを知り、適切な解決法を実践しましょう。

 

 原因1：太っている

単純に太っていると、脂肪で鎖骨が埋もれてしまいます。全体的にふくよかになると、鎖骨のみならず骨格を見せることが難しくなり、華奢見せのハードルが高くなるでしょう。

 

原因2：もともとの体型・骨格

生まれ持った体型や骨格が原因で鎖骨が埋もれている場合、変えることは難しいです。もともとの体型や骨格が原因なので、痩せている場合でも、残念ながら鎖骨が綺麗に見えない場合があります。

 

 

原因3：むくみ

体がむくむことにより、鎖骨が埋もれてしまい見えなくなる人もいます。鎖骨下リンパ節など、デコルテ付近にはリンパの流れ道が集まっているため、むくみやすい部分。むくみには日頃から気を付けましょう。

 

原因4：悪い姿勢

姿勢が悪いと、肩が内巻きになり、鎖骨が見えなくなることがあります。最近はスマホやパソコンを長時間利用することで姿勢が悪くなりがちです。猫背になると鎖骨が良くない形になる原因にもなります。

 

原因5：筋肉のコリ

鎖骨や首周りの筋肉が凝り、リンパの流れが悪くなることもむくみの原因です。特に肩コリがひどい人は、肩が上がってきてしまいがちで、鎖骨が綺麗に出ない原因になるでしょう。

 

【鎖骨を出す方法】リンパマッサージ

鎖骨が埋まっている原因にはさまざまなものがありますが、セルフケアを行うことで原因を解消し鎖骨を出せます。ここからは、鎖骨を出すためのケア方法を解説しましょう。まずは、むくみを解消してデコルテをすっきり見せられるリンパマッサージのやり方を解説します。

 

鎖骨の下を外側に向かってなでる

首やデコルテ周りには、リンパ節がたくさんあります。リンパマッサージを行うことによって、リンパの流れを良くでき、むくみ解消が期待できるでしょう。

 

まずは鎖骨の下を指の腹を使って外側に向かって優しくなでます。 左右それぞれ10回が目安です。

 

鎖骨の上のくぼみを外側に向かってなでる

続いて鎖骨の上側にあるくぼみの部分に指をあて、外側に向かって優しくなでます。左右10回ずつ行いましょう。

 

胸鎖乳突筋をもみほぐす

次に、首にある太い筋（胸鎖乳突筋）を上から下に向かって、揉みほぐすようにしてマッサージしましょう。このマッサージで首のコリをほぐせます。綺麗なデコルテラインを作るには、コリを解消することも重要です。これも左右それぞれ10回ずつを目安に行います。

 

首のリンパを上から下に流す

最後に手のひら全体を使って、首のリンパを流します。方向は上から下に向かってゆっくり撫でるように流しましょう。

このマッサージを毎日続けることで、滞っていたリンパの流れが改善し、デコルテがすっきりし綺麗に見えてきます。

 

【鎖骨を出す方法】ストレッチ

姿勢の悪さも鎖骨が埋まってしまう原因の1つです。姿勢の悪さを解消したいなら、ストレッチを行って筋肉のコリをほぐすと良いでしょう。ここでは美しい姿勢を保つために取りいれたいストレッチ方法を紹介します。

 

肩のストレッチ

肩をほぐすストレッチを行えば、美しい姿勢を保てるようになります。

ストレッチのやり方は、

1.椅子に座って、頭の上にまっすぐ両手を伸ばす

2.右手で左肘を、左手で右肘をつかみ、息を吐きながら両腕を頭のうしろへ引く

3.息を吐きながら力を緩める

 

1日30回を目安に行いましょう。

 

肩甲骨のストレッチ

肩のストレッチと一緒に、肩甲骨周りの筋肉をほぐすストレッチを取り入れるとより効果的です。

やり方は、

1.椅子に座って、両腕を背中に回す

2.指を組んで息を吐きながら、肩甲骨が下がるのを意識して両腕を下へ引っ張ぱる

3.胸が張っている状態を10秒キープ

 

これを3回ほど繰り返すと、凝り固まった肩甲骨周りの筋肉がほぐれてきます。

 

肩や肩甲骨周りの筋肉は無意識のうちに凝りやすく、姿勢を悪くする原因にもなります。このストレッチはどこでもすぐにできるので、毎日の生活に積極的に取り入れて、綺麗な鎖骨を手に入れましょう。

 

【鎖骨を出す方法】ツボ押し

鎖骨を出すには、鎖骨周辺にたまった老廃物を流してむくみやコリを解消する他に、ツボ押しも効果的です。ここでは、鎖骨周りにあるデコルテケアにおすすめのツボを紹介します。

 

欠盆（けつぼん）

耳のうしろから鎖骨にかけて伸びている胸鎖乳突筋は、スマホやパソコンを凝視したり、重い荷物を持ったりすると凝りやすい筋肉です。この胸鎖乳突筋のコリに効果的なのが、欠盆。欠盆は、鎖骨中央上部にあるくぼみの部分にあります。実際に押す場合は、親指または人差し指の腹で、痛くない程度の強さで押したり、円を描くように動かしたりすればOKです。コリをほぐすだけでなく、くすみを改善するなどの美容効果も期待できます。

 

肩井（けんせい）

慢性的な肩コリに悩んでいる人におすすめなのが、この肩井というツボです。場所は首のうしろにある飛び出ている骨と、肩先を結んだ線の中間点にあります。人差し指か中指を使って、垂直にゆっくりと押しましょう。

 

【鎖骨を出す方法】エクササイズ

最後に、デコルテ痩せを目指せるエクササイズ方法を紹介します。リンパマッサージやストレッチなどと合わせて行うことで、むくみも解消できるため、鎖骨周りに脂肪がついていて鎖骨が埋まっているような人におすすめの方法です。

 

背中とデコルテのエクササイズ

背中の筋肉を使うエクササイズは胸が開くので、猫背解消にもつながります。

やり方は、

1.まずマットの上にうつぶせになる

2.両手を重ね、その上にアゴを乗せる。

3.顔、腕、胸、足をゆっくり持ち上げて10秒キープ

4.そのままの状態で腕を開き、さらに10秒キープ

5.背中のうしろで指を組み、上体をそらして10秒キープ

 

慣れてきたらキープする時間を長くしていくと良いでしょう。

 

腕とデコルテのエクササイズ

続いては綺麗な鎖骨を出すのと同時に、二の腕痩せも叶えられるエクササイズを紹介します。

やり方は、

1.まっすぐな姿勢で立つ

2.腕を水平に横に広げ、腕を前に回す

3.肩を動かすことを意識して、大きく円を描くように腕を回す

 

こちらは、左右10回ずつを目安に行うと良いです。

 

鎖骨を出す方法を知って美しいデコルテを目指そう

綺麗に鎖骨が出ていると、華奢な印象を与えられます。鎖骨や首周りなどのデコルテ部分が綺麗な女性は、魅力的に映ることも多いでしょう。今鎖骨が埋まってしまっていて悩んでいる方は、むくみを取るためのマッサージやストレッチなど、日頃簡単にできるセルフケアから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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