初恋を忘れる方法5選。大切な恋をきれいに終わらせて前に進もう

初恋は多くの人にとって忘れられないものです。想い出すと懐かしい気持ちにさせてくれますが、あまりにも執着しすぎると新しい出会いや恋を遠ざける結果に。ここでは、初恋を忘れられない理由や、忘れるための方法などを紹介します。大切な初恋は想い出にして、前向きに生きましょう。

初恋をいつまでも引きずってしまう理由

初恋を大切に想っている人は多いです。しかし、初恋にとらわれ過ぎると、次の恋に出会うチャンスまで失うことになります。新しい恋を遠ざけてまで初恋を忘れられない理由は何なのでしょうか。初恋をいつまでも引きずってしまう理由について見ていきましょう。

想い出を美化しているから

まずありがちなのが、初恋を自分の中で美化してしまっているケースです。いわゆる「思い出補正」が働いて、初恋の良い想い出だけが印象に残っている状態。手をつなぐ、デートするなどの経験もすべて初恋から始まっているため、忘れられないのです。このように想い出を美化している人は、初恋を忘れられないというよりも、初恋の甘酸っぱいイメージに浸っていたいのかもしれません。

初恋の彼に想いが残っているから

初恋の彼は「理想の彼氏」として印象に残りやすいです。しかし、初恋の多くはうまくいかないもの。彼の顔とともにさまざまな後悔が浮かんできます。

例えば告白して振られてしまった場合、告白の仕方が悪かったのではと気になってしまいます。一方、うまくいったけれど別れてしまった場合は、何がいけなかったのだろうかと悩んでしまうのです。

うまくいっていれば「理想の彼氏と一緒にいられたかもしれない」という想いから、初恋を忘れられないのでしょう。

本気で恋をしたから

恋のドキドキやときめきは「初恋が一番だった」という人は多いのではないでしょうか？打算や妥協がなく、「好き」という純粋な気持ちが強い初恋はやはり特別です。想い出すと苦しくなって、忘れようにも忘れられないことも。特に、初恋ほどときめく恋に出会えていない人は、初恋に焦がれる気持ちが強くなる傾向があります。

「今の自分だったら」と思ってしまうから

「初恋の頃に戻れたら」と思ってしまう人も、初恋に縛られがちです。年齢を重ねてさまざまな経験を積んだ今なら、あの頃のような失敗はしないのにと思ってしまいます。

告白したけれどダメだった、ささいなことで別れてしまった場合は、当時の言動を想い出して悔しい気持ちになることも。後悔の気持ちが強く残り、初恋から抜け出せなくなってしまうのです。

初恋を想い出してしまう瞬間

連絡を取っていない初恋の相手でも、不意に想い出すことがあります。では、どのようなときに人は初恋を想い出すのでしょうか。初恋がよみがえりやすい瞬間について紹介します。

今彼と喧嘩したとき

付き合っている彼とケンカしたときなど、今の恋をつらく感じると過去の方が良く見えてしまいます。そしてつらい状況から逃げるように、大切な想い出である初恋に意識が向かってしまうのです。

ただし、初恋の想い出や彼は、自分の都合の良いように美化されていることがほとんど。「初恋の彼だったらこんな言い方はしないのに」「もっと大切にしてくれるのに」と考える人も多いようですが、それは願望と想い出が混ざった、幻の想い出なのかもしれません。

想い出の場所に行ったとき

初恋の彼と行った場所や彼との待ち合わせ場所などに行くと、初恋を想い出すきっかけになることも。普段すっかり忘れていたとしても、その場に立てば初恋に夢中だった当時の気持ちや、彼氏との会話などが浮かぶ場合があります。

初恋の相手のSNSを見たとき

初恋の彼のSNSを見たときも、初恋を想い出しやすいです。軽い気持ちで見始めたはずなのに、履歴をずっと遡ったりコメントをチェックしたりすれば、初恋の気持ちがよみがえってくることも。今の彼と当時の彼をリンクさせて、「まだ好きなのかも」と思う場合もあるでしょう。

初恋を忘れられないデメリット

初恋を忘れられないと、つらく苦しい気持ちに悩まされます。しかし、それ以外にもデメリットと呼べるものがあります。初恋を忘れられない場合、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

心がいつも苦しい

初恋にとらわれていると、ずっと苦しい気持ちを抱えていくことになります。過ぎてしまったことばかりに目が行き、前向きな視点をもてません。周囲にある幸せや楽しいことを見過ごしやすく、人生において損をする場面も多いでしょう。

また苦しい気持ちが慢性化すると、悲劇のヒロインになりがちです。初めは同情してくれた友人もやがて離れていくかもしれません。

新しい恋に踏み出せない

新しい恋に進めないのもデメリットの一つ。初恋を忘れられない人は、初恋の彼を理想としがちです。素敵な人にアプローチされても、初恋の彼と比べてしまって仲を深められないことも。どんな男性も「違う」と言い続けていれば、恋人を作るのは難しいでしょう。

初恋を忘れる方法

初恋を大切にするのは良いことですが、それに縛られていては前に進めません。「初恋を忘れたい」と思ったら、忘れるための努力をしましょう。初恋を忘れるための方法を紹介します。

1. 自分の時間を充実させる

想い出を振り返ってしまうのは、考える時間があるからかもしれません。初恋を忘れるには、今の自分の時間を充実させるのが大切です。忙しくして余裕をなくせば、初恋を振り返る時間もなくなるでしょう。

まずは今興味のあることや、やってみたかったこと、好きなことに積極的に取り組んでみてください。自分の時間が充実してくれば、過去の恋を想い出して苦しくなる回数も少なくなるはずです。

2. 積極的に出会いを探す

現在彼氏がいない人は、新しい恋をするのがおすすめです。初恋のあれこれを忘れるためには「今の恋」にアップデートするのが一番。街コンや合コンなど、気軽に参加してみましょう。

過ぎ去った初恋ばかり振り返ってしまうのは、気持ちがうしろに向いている証拠です。新しい人と出会えば、自然に前向きな気持ちがもてるようになります。

3. 初恋の想い出を封印する

初恋を想い出させるアイテムや写真などを持っている人は、目の届かないところにやってしまいましょう。廃棄するのがベストですが、「それは無理」という場合は箱や押し入れの奥などに入れてもかまいません。

目に見える初恋関連のアイテムは、初恋に意識が向いてしまうきっかけとなります。目に触れないところに置けば、初恋を忘れやすくなるはずです。

4. 連絡を取ってみる

どうしても初恋の彼が気になるときは、連絡を取ってみるのも良いです。友人などの伝手がある場合は、お願いしてみてはいかがでしょうか。

初恋の彼に連絡を取って言いたいことを伝えれば、初恋に対する執着も薄らぐかもしれません。特に、「告白できなかった」と悔やんでいる人は、きっぱり振られると気持ちを切り替えやすくなります。未練や後悔を断ち切れば、初恋は「良い想い出」になります。

5. SNS断ちをする

SNSから初恋の彼の情報が流れてくる場合もあります。初恋の彼とつながっている友人・知人がいるのなら、しばらくはSNSとは距離を置き、自分のことだけに集中しましょう。

また、初恋の彼のSNSをチェックしている人は、すぐにやめることをおすすめします。あなたにとっての初恋は「今現在も続いているもの」かもしれません。しかし、彼にとっては既に「過去の恋」となっているはずです。彼をチェックするのはやめて前を向いて行きましょう。

初恋は「大切な想い出」にしてしまおう

初恋の想い出を大切にするのは素敵なことです。しかし、初恋にとらわれたままだと気持ちが前に向きづらくなります。初恋はただの「良い想い出」とし、新しい恋を見つけられるように積極的に行動しましょう。