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吉沢亮が演技で魅せる“目力”を清水尋也が絶賛!「目で全部わかるのが凄い」【青くて痛くて脆い】

映画『青くて痛くて脆い』が、2020年8月28日(金)に全国公開されました。

『君の膵臓をたべたい』(“キミスイ”)で一躍ベストセラー作家となった住野よるが、“キミスイ”の価値観をぶっ壊すために描いた同名小説が原作で、「大切な仲間」と「居場所」(サークル・“モアイ”)を奪われた大学生の青年が、嘘と悪意にまみれながら復讐していく、青春サスペンスとなっています。
W主演を務めるのは、ともに数々の映画賞を受賞し確かな演技力と存在感を誇り、次期NHKの“大河ドラマ”と“朝の連続テレビ小説”の主演をそれぞれ務める実力俳優・吉沢亮と杉咲花。
吉沢は、他人と距離を置き、その人の人生に立ち入ろうとしない大学生・田端楓(たばたかえで)を、杉咲は、理想を目指すあまり空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いている大学生・秋好寿乃(あきよしひさの)を好演しています。
さらに吉沢、杉咲に加え、岡山天音、松本穂香、清水尋也、森七菜、茅島みずきと、物語を紡ぐフレッシュで個性的な俳優陣が集結!

青くて痛くて脆い_吉沢亮・清水尋也2ショットインタビュー02

girlswalkerでは、吉沢亮さん&清水尋也さんの2ショットインタビュー、そして杉咲花さん&松本穂香さん&茅島みずきさんの3ショットインタビューを敢行。
本記事では、吉沢さんと、“モアイ”の幹部で積極的に社会人や企業への媚売りを進める、天野巧(テン)役・清水尋也さんのインタビューをお届け♡ 清水さんが吉沢さんへの憧れを告白するなど、劇中では見られない2人の関係性を垣間見れました。

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SPECIAL INTERVIEW

吉沢亮×清水尋也 それぞれの役への想いを語る 「理解できる」

――それぞれ演じられた感想を聞いていきたいのですが、まずは吉沢さん、ちょっぴりダークな一面もありましたが、演じられていかがでしたか?

吉沢亮(以下、吉沢)「楓は、今まであんまりやったことのないような闇の抱え方をしている役でした。過去と未来、過去と現在を行き来する物語だったので、その辺をどう演じ分けようかなと意識はしていました。あと、復讐すると決めてからの、楓の周りとの距離感の取り方はすごい考えながら演じてました。他人との距離を取るっていうのを生きるテーマにしてた人間がコミュニケーション能力が高すぎても気持ち悪いなぁと思いつつ、復讐のために周りを利用していく役でもあるので、ある程度のコミュニケーション能力は必要だな、みたいな」

――それぞれの役柄と、絶妙な距離の取り方っていうのを試しながら演じられていたんですね。吉沢さんは普段から、ご自身でもよく人見知りだと仰っていますが、そういった部分では、楓と共通する部分が感じられましたか?

吉沢「はい。人と距離を置くことが生きるうえでのテーマと言っているけど、結局は、本当は他人と仲良くなりたいけど、できないからそういうテーマにして自分に言い訳してるというか。だからこそ秋好(杉咲花)みたいな人間に惹かれていくっていうのは、すごい理解できるし、僕もわりと他人とすぐ距離とっちゃうタイプなので、理解はできました」

青くて痛くて脆い_吉沢亮インタビュー01

――清水さんが演じられた「テン」は、いかがでしたか?

清水尋也(以下、清水)「物語がそもそも楓の主観で始まっていくので、テンの見え方が若干それに左右されて進んでいくんですけど、僕はテンという人間自体を客観視したときに、純粋に良い奴だなと。人のために自分の腰を持ち上げられる人間だし、行動すべてに悪意はないので、そういった意味ではすごく素敵な一面を持っているなと思いつつも、やっぱり見せ方と見え方って違うなって思いましたね。自分がどれだけ『善意』から出た行動をしようとも、それをネガティブに捉えるような人間も世の中にはいますし。何をしようとも絶対に付きまとってくる問題なので、そこを気にする必要はあるかっていうと正直ないと思う。テンは自分が思っている自分と、周りから見られている自分のギャップに悩まされているけど、そんな自分の弱さをさらけ出せるところも強さの一つだと思うので、そういった部分にテンの人間としての豊かさみたいなものも感じます。素敵な役だなと思いながら演じていました」

――テンの“意識高い系”の大学生ノリの感じかがすごくリアルでした。何か意識したところなどはありましたか?

清水「僕は実際大学に行ってないので、サークルの空気感とかっていうのは詳しく分からないんですよ。でもテンだけが前に出すぎて、空回りしてる奴に見えたらしょうがないし、テンはテンで人望があるので、そこに説得力を持たせるためには、周りをある程度巻き込めるようなテンション感や熱量じゃないといけないなと思ってはいました。そこの塩梅みたいなものは若干意識して、特にバーベキューのシーンとかは意識してやっていたかなと思います」

青くて痛くて脆い_清水尋也インタビュー02

吉沢亮が演技で魅せる“目力”を清水尋也が絶賛!「目で全部わかるのが凄い」

――お二人は、今回の現場で初めてお会いしたんですか?

清水「過去に一回現場で……ほんと少しだけですけど。撮影場所がたまたま一緒でご挨拶したくらいでしたね」

吉沢「お芝居を一緒にしたわけではないんですけど、スペシャルドラマで」

――じゃあ、がっつり役として絡んだのは今回が初めてなんですね。共演してお互いの印象は変わりましたか?

吉沢「彼は、絶対暗い人なんだろうなっていう印象で……(笑)」

清水「また言われた(笑)」

吉沢「あ、言われるんだ? やっぱり(笑)」

清水「さっき松本さん(松本穂香)にも言われました。すごいクールなのかなって思ってた、みたいな」

吉沢「そうなんだ。やっぱり、出演されてる作品の印象が強すぎて。めっちゃ独自の世界観が強い人なのかなって思ったんですけど、良い意味で全然そんなことがなくて、すごい接しやすかったです。本当に“テン”ですよね。誰とでも、距離を気にすることなく仲良くなれちゃうタイプ。『すげぇ面白いな、この人』って思ってました」

清水「人間が好きなんですよ。面白いし、人間ほど奥が深い、言ってしまえば面倒くさい生き物ってないと思ってて。わりと誰とでもフラットに話せるほうだと思うし、人見知りもあんまりしないんですけど、テンと唯一違うのは、テンは誰に対しても自分のできることをするタイプだと思うんですけど、僕は本当に自分の身の回りにいる人、家族、友達、あと自分が純粋に『この人格好いいな』とか『この人すごく素敵だな』って思える人のためには何でもしますけど、そこに当てはまらない関係のない人に関しては、わりと割り切ってる部分はあります…」

青くて痛くて脆い_吉沢亮・清水尋也2ショットインタビュー01

――吉沢さんは、清水さんのなかで“何でもしてあげたい”人に入りましたか?

吉沢「(笑)」

清水「僕はもう、元々好きで! それこそ最初に同じ作品に出させてもらったときに、本当に『もっと一緒にお芝居したかったな』ってずっと思ってたんです。で、ありがたいことに今回その機会をいただけて、すごく嬉しくて。一緒にお芝居させていただいて楽しかったですし、(岡山)天音くんも一緒に3人でのやり取りがあったので、現場中ずっと楽しく、充実した時間を過ごさせていただきました。完成した作品を観たときも『あ、やっぱり凄い!』って」

吉沢「(笑)」(照れ笑いを浮かべる吉沢さん)

清水「目が凄いなって思いましたね。造形美としてももちろんなんですけど、その、目で全部分かるのが凄い。僕なんか、死んだ魚の目って言われますから」

吉沢「ははは(笑)」

清水「楓は、語らずにグッと目で訴えたり、目の寄りだったりもたくさんあって、それを見て、『すっご……』って。また機会があれば共演させていただきたいですし、そのために僕ももっと頑張らないといけないなっていう風に思います!」

吉沢「ありがとうございます。本当に」

清水「本当にすごく格好いい先輩だと思ってるんで。ただ、僕もいつ距離をとられるか分からないって思ってます(笑)」

青くて痛くて脆い_吉沢亮・清水尋也2ショットインタビュー03

吉沢亮×杉咲花の演技合戦の裏側は…… 「すごい顔色伺っちゃった」

※下記、一部劇中のシーンに言及する内容がございます。

――吉沢さんは、今回杉咲花さんとお芝居できて嬉しいとコメントも出されていましたが、共演してみていかがでしたか?

吉沢「やっぱり素敵ですよね、彼女は。お芝居も本当に素晴らしいし、彼女が『秋好』を演じたことによって、すごく魅力的になったなって。台本や原作を読んでる段階だと、その『痛さ』がすごい全面的に出てる印象で、なかなか難しそうな役だなと思ってたんですけど、彼女が演じたことによって、その『痛さ』の部分にすごく真実味があるというか。『あぁ、本当にこの人世界変えようと思ってるんだ』っていう、単純に優しさみたいなのがすごく感じられて。演じる前は、僕は秋好に対しての恋心って皆無だと思っていたんですけど、撮影に入ってみて、『あ、もしかしたら楓は秋好のこと好きだったんじゃないかな』っていう風に思いました。それほど彼女がすごい魅力的でした」

青くて痛くて脆い_吉沢亮インタビュー03

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――杉咲さんとのとあるシーンはお二人の演技が凄まじく、胸がギュッとなりました。

吉沢「あれは超大変でしたね。10ページくらいあるような内容の最初から最後までを何カットも撮って。朝から夕方までずっと撮ってました。花ちゃんとはずっとくだらないことでゲラゲラ笑ってるような感じの現場だったんですけど、あのシーン撮ってるときだけは本当に一言も喋らず、ずっと張り詰めた空気感の中撮影してました。その緊張感が良かったし、良いシーンになったなとは思うんですけど、撮ってるときはしんどかったです。『気持ち悪い』とかって言われるのって、めちゃくちゃ傷つくんですよ」

清水「(笑)」

吉沢「リアルに言われてる感じになっちゃって、何かすごい顔色伺っちゃったりして。『本当に 、本当に俺の事嫌いなんじゃないかな?』って。すごい変なドキドキをしながら撮ってました」

吉沢亮、『面白い』への憧れは、福田雄一監督と出会ってから

――楓が秋好に影響を受けたように、清水さんが自分自身に影響を受けた出来事や人、何でも良いのですが何かありますか?

清水「20歳になったときに、成人としての自覚や責任みたいなもので一瞬潰されそうになったことがあって。そんな大したことじゃないんですけど。でも『ちゃんとしないとな』ってちょっと力が入っていた1年だったんです。けど21歳になって、それがスッと降りて、若干物事に余裕ができて、周りを広く見れるようになったときに、人と人との繋がりを意識するようになりました。これまでは自分のことや、自分が役者としてどうしていくかを考えていたんですけど……。人に対して何かしてあげたいとか、愛を持って接したいと、すごく意識するようになりました。出来事とかじゃないんですけど、タイミングですね」

青くて痛くて脆い_清水尋也インタビュー04

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――吉沢さんは、いかがですか?

吉沢「僕は何か面白いこととか言えるタイプの人間じゃないんですけど、やっぱり『面白い』っていうものへの憧れがすごいあるんです。多分それは、福田雄一監督と出会ってからなのかなって。『面白い』への憧れというか。もともと、福田さんのコメディはすごい好きだったんですけど、一緒に現場にいて、あの人の空気感もそうだけど、周りの役者の熱量とか、笑いに対するガチな感じとかが、すごい格好いいなって思って。福田さんの現場に入ってから、僕自身、『面白い』への憧れっていうのはより強くなったかなって気がします」

青くて痛くて脆い_吉沢亮インタビュー04

 

INFORMATION

映画『青くて痛くて脆い』
2020年8月28日(金)全国公開

《出演》吉沢亮 杉咲花 岡山天音 松本穂香 清水尋也 森 七菜 茅島みずき 光石 研 柄本 佑
《監督》狩山俊輔
《脚本》杉原憲明
《原作》住野よる「青くて痛くて脆い」(角川文庫/KADOKAWA刊)
《主題歌》BLUE ENCOUNT「ユメミグサ」(Ki/oon Music)
《配給》東宝
《公式サイト》https://aokuteitakutemoroi-movie.jp/
(C)2020「青くて痛くて脆い」製作委員会

《ストーリー》
―この青春には、嘘がある―
人付き合いが苦手な大学生・田端楓と空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃。ひとりぼっち同士の 2 人は「世界を変える」という大それた目標を掲げる秘密結社サークル【モアイ】を作るが秋好は“この世界”から、いなくなってしまった…。
秋好の存在亡き後モアイは社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系就活サークルに成り下がってしまう。取り残されてしまった楓の怒り、憎しみ、すべての歪んだ感情が暴走していく……。
あいつらをぶっ潰す。モアイをぶっ壊す。どんな手を使ってでも……。
楓は、秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み【モアイ奪還計画】を企む。青春最後の革命が、いま始まる―。

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