脈あり？脈なし？気になる男性がタメグチになった理由は？

たとえ学生であっても、社会人であればなおさら、はじめは敬語でのおつきあいが基本。
だからこそ、タメグチで話すというのは距離感がグッと縮まる印象で、もしも気になる男性があるときからタメグチになったらドキドキしてしまいそうですよね。

男性がタメグチで話すようになる理由や心理はどういったものなのでしょうか？
いつまで経っても敬語を使う関係から抜け出せないなら、こちらからタメグチに切り替えるのもあり？
タメグチについて考えてみましょう。

男性がタメグチになった理由【脈ありの場合】

気になる男性が急にタメグチを使い出したらまっさきに考えるのが「脈ありかも？」ということなのでは？タメグチになった理由として、脈ありの前提で考えられるものにはどういったものがあるでしょうか。

あなたとの距離感を縮めたいと考えている

一定の距離を保つ役割も果たす敬語。それを手放そうとしているのは、あなたとの間を縮めたいと願っているからかもしれません。つまり、あなたに接近するための戦略的第一歩としてのタメグチです。

タメグチになったら嫌な顔をされるかもしれないと不安に思いながら、彼は勇気を奮ってタメグチを使ってみたのかも……。あなたもニッコリとタメグチで返したときにパッと彼の表情が明るくなったなら、脈ありの可能性は高いといえそうです。

自分の好意に気がついてほしいと思っている

敬語からタメグチに切り替える、そのこと自体が「あなたともっと親しくなりたい」という自分の気持ちをアピールすることになると彼は考えたのかも。

敬語は文字通り相手を敬い、礼儀正しく接するための言葉。敬語を使っているからといって「あなたのことをなんとも思っていない」という意味とイコールであるとはいえませんが、あなたにそう受け止められてしまっているかもしれないと彼が考えたとしても不思議はありません。
敬語を使い合う間柄以上の関係を願っていることを、何らかの方法であなたに伝える必要があると判断したということです。

より打ち解けた間柄を望んでいる

恋愛感情というのとは若干異なりますが、あなたという存在に親しみを覚え、もっと打ち解けた間柄となりたいという気持ちの表れかもしれません。

友達としてのおつきあいかぁ〜……とがっかりする必要はありませんよ！そもそも好意を持てない相手に恋愛感情を抱くということは稀ですから、友達としての良好な関係は恋愛感情への第一歩であるともいえるはずです。

男性がタメグチになった理由【脈なしの場合】

男性がタメグチを使うようになったからといって、必ずしもあなたに好意を抱いているとは限りません。タメグチになった理由として、残念ながら脈なしという場合に考えられるものにはどういったものがあるでしょうか。

堅苦しくない人と思われたいだけ

敬語を使い続けると「なかなか打ち解けられない堅苦しい人」とネガティブなレッテルを貼られてしまうかもしれないと恐れているのかもしれません。

基本的に「カジュアルで、こだわらず、気楽につきあえる人」「誰とでもすぐに友だちになれる明るく楽しい人」と周囲から思われたいという欲求があるタイプの男性に多いパターンです。

それ自体が悪いことでは決してありませんが、こういったタイプの人があなたに対してタメグチで話してきたとしても、あなたに何らかの特別な感情を持っているかどうかとはまったく別と認識しておく必要はあるでしょう。
ただし、少なくともあなたを敬遠しているわけではないということでもあると考えられるので、将来的に恋愛感情に進展しないとは言いきれません。

そもそも敬語を使えない性質

相手が初対面の人であろうと目上の人であろうとタメグチという人は存在します。
知り合ってすぐのうちは敬語を使っても、かなり早い段階で「気がつけばいつのまにか……」といった感じにタメグチになっている人も含めればもっと多くいます。

それが良いとか悪いとかいった問題ではなく、敬語を使えない（使う気がない）ということですから、あなたに対してタメグチを使うとしてもそれは彼のデフォルトであり、特別な意味は何もありません。当然、あなた以外の人に対してもタメグチのはずです。

単純にあなたとのつきあいが長く、気を遣わない間柄に変化した

恋愛感情とは別の次元での気持ちのシフトチェンジ。遠慮がなくなったという言い方もできるでしょう。
たとえば新学期に「〇〇さん」と呼んでいたクラスメイトをしばらくすると呼び捨てにしているような感じですね。

より近しくなったとはいえますので、くされ縁的な関係へとつながっていってしまうのでなければ、いつのまにか恋愛対象として見るようになるという可能性はゼロではありません。

あなたに重きを置いていない

あなたのことをまったくなんとも思っていないのかもしれません。
厳しい言い方になりますが「あなたに対して敬語を使う必要性を感じないし、あなたからどう思われるかなんて気にしていない」ということです。

特別な気持ちを抱いているからこそ敢えて使われることのあるタメグチですが、その逆にどうでもいいと感じている相手だからこそタメグチで話すというケースもあるのです。

タメグチで話して気になる男性と距離を縮めたい……！

使い始める理由はいろいろあるものの、タメグチがお互いの距離感を縮める効果を持つというのはある程度まで真実。そうであれば、意中の男性がタメグチを使ってくるのを待つのではなく、こちらから使い始めるというのもひとつの作戦ですよね！
その作戦が妥当（＝不快に思わせない）であるかどうかは相手の性格や考え方、状況などにもよりますが、前向きに検討してみてもよいと考えられそうなケースにはどういったものがあるでしょうか。

相手の男性が年下の場合

年下の男性から年上のあなたにタメグチで切り出すのは一般的にかなり勇気が要るもの。その男性が、上下関係が厳しいことの多い体育会系に所属しているなどすればなおのことです。

年上のあなたからタメグチを使うのはもっとずっとハードルが低いのですから、あなたのほうから様子を見つつタメグチに移行していってみるというのは理に適った作戦といえます。 もちろん、ただの先輩後輩の関係とならないよう、彼に対して「同じように私にもタメグチ使って！」と一言添えるのを忘れずに。

相手の男性が性格的に敬語をやめられないと見受けられる場合

生真面目な性格だったり、引っ込み思案な性格だったりと、これまで敬語を使っていたという事実に足止めされてタメグチを使えないという男性もいるでしょう。
あなたの目からみて彼がそういったタイプであるならば、あなたのほうから踏み出してみるのもよいかもしれませんね。
ちょっとタメグチで話しかけてみて、明らかに引いていたり戸惑っているようであれば、さり気なく敬語に戻せばよいだけです。

相手の男性が明らかに自分のことを恋愛対象として見ていない場合

自分のことを恋愛対象として見ていないというと絶望的に聞こえるかもしれませんが、「今のところはまだ恋愛対象としては見ていない」というだけの話。少なくとも嫌われているのでなければ望みはあります。

男性側からの脈ありサインのタメグチとしてご紹介したものの逆方向バージョンで、あなたの彼に対する好意に気づいてもらうための手段としてタメグチを使ってみましょう。 一瞬ドキッとさせることであなたのことを意識し始めてくれたら大成功です。

気持ちをのせて届ける♡タメグチは恋愛感情の試金石

タメグチは相手の男性の心理を推し量る材料とも、こちらの好意を伝えるものともなり得ます。たかが言葉、されど言葉。相手を思う気持ちをお互いにそっと伝え合うツールとなればよいですね。