「気になる人」と「好きな人」との違いとは？自分の気持ちを確かめて、相手の本音を知る方法

「気になる」けど「好き」とまでは言えない……。そんな相手に出会ったことはありませんか。「気になる」と「好き」の間には境界線があるけれど、曖昧でわかりにくいもの。

この記事では「気になる」の意味と「気になる人」と「好きな人」の違いの他に、気になる人の本音を知る方法やアプローチ法も紹介します。

「気になる」ってどういう意味？

「気になる」には、ふたつの意味があります。「興味がある」と「心配に思う」です。恋愛という文脈で使う「気になる」の意味はもちろん前者の、「興味がある」です。

興味がない人のことを好きにはなりません。恋愛における「気になる」は、恋の入口です。それが恋に発展するかもしれないし、しないかもしれない。そんな淡い感情の状態です。

「気になる人」と「好きな人」の違い

「気になる人がいる」という言葉と「好きな人がいる」ニュアンスが違うのは分かりますが、二つの違いは何なのでしょうか。ここでは、私たちがどのように「気になる人」と「好きな人」を使い分けているのか、どんなときに「気になる人」が「好きな人」に変わるのかを紹介します。

「気になる人」と「好きな人」との違い

「気になる人」と「好きな人」との違いは、相手に対する願望が明確かどうかです。「気になる人」に対しては、「付き合いたい」といった明確な気持ちはありません。せいぜい、付き合ったら楽しいかもな、程度です。一方、「好きな人」に対しては、「付き合いたい」とか、「一緒にいたい」という思いがはっきりしているはず。

自分が能動的に動こうと思うかどうかも、違いを見極めるポイントです。「気になる人」から告白されたら、もしかしたら付き合うかもしれません。でも、自分から告白しようとは思いませんよね。しかし「好きな人」に対してなら、自分から告白する、もしくは告白してもらうように自分磨きやアプローチをしようとするはずです。

勇気がなくてできない、という場合もあるかもしれません。しかし「本当はアプローチしたい」という能動的な気持ちがあるなら、それは好きな人に対する思いです。

「気になる人」が「好きな人」に変わるとき

気になる人を目で追っていたら、いいところがたくさん見えてきた。ドキドキして、もっとその人のことを知りたい、一緒にいたいと思えるようになってきた。

あるいは、気になる人が他の異性と仲良くしているのをみてもやもやした……。この人と一番仲がいいのは私でありたい、という思いとともに「気になる人」が「好きな人」に変わるかもしれません。

「気になる人」には興味があるので、彼のことを自然とよく見てしまいます。好意的な感情があるので、いいところもどんどん見えてきます。そんな彼のことを、ふとしたきっかけで「好きだ」と思うのは不思議ではありません。

「気になる人」とは、「好きになりかけている人」と言い換えることもできるかもしれません。

気になる「あの人」のことを好きかどうかのチェックポイント

「気になる人」と「好きな人」の違いを説明しましたが、自分はあの人のことを好きなのかな、気になってるだけなのかな、と迷うことはありませんか？

もやもやしている方のために、気になる「あの人」のことを好きかどうか判断するチェックポイントを用意しました！３つ以上あてはまったら、「好きだ」という気持ちを認めてしまった方が楽になるかもしれません。

①彼の好きなものが気になる

好きな食べ物は何かな、テレビや漫画は、何を見てるんだろう。趣味はあるのかな、と気になりませんか？もし、彼の好きなものが気になって、彼の好きなものを自分も知りたい、やってみたい！と思ったら、それは相当彼のことが気になっています。

②接点が増えたら嬉しいと思う

飲み会で席が近くになった、趣味が同じ事が分かって話が弾んだ、偶然帰りの電車が一緒になった、などなど。偶然でも、彼と接する機会が増えたら嬉しいと思いますか？考えているうちに、もしかしたら意図的に彼との接点を増やそうとしている自分に気付くかも。

③嫉妬する

彼と他の女性が仲良く話していた。他の女性が、彼のことをよく知っている風に話す。そのことに嫉妬している自分がいたら、彼に対する思いは強いです。嫉妬は独占欲の現れ。彼をひとり占めしたい、と思っている証拠です。

④彼に自分のことをもっと知ってほしい

自分が相手のことを知っているだけではなく、好きな人には自分のことも知ってほしいと思うもの。何が好きなのか、どんなものに感動したのか、面白い、楽しいと思ったこと。彼と話したいと思いませんか？

「こんなことがあったんだ！」「これ面白かったよ」などなど、日常的なことを分かち合いたい相手として彼がすぐに思い浮かぶなら、彼のことが好きな合図かも。

⑤ふとした時に思い出すことが多い

ショッピングをしながら「これ、彼に似合いそうだな」とか、旅行先でお土産を見ているとき「これ、あげたら喜ぶかな」など、ふとした時に彼のことを思い出したことはありますか？彼のことを自然と考えていたら、それは恋かもしれません。

気になる人の本音はどうしたらわかる？

気になる人だからこそ相手の本音を知りたいと思うのは、乙女に共通の心理です。ここでは相手の話す言葉や行動、動作に見え隠れする本音について紹介します。

言葉から見える彼の本音

さりげない彼の言葉には、本心が隠されていることがあります。「そのネイル可愛いね」と言ってきた彼は、ネイルが気に入ったのではなくて、本当はあなたに興味があってアプローチをしてきたのかもしれません。

逆に「最近仕事が忙しいんだ」とか「急に上司に呼ばれちゃって」と色々な言い訳で誘いを断ろうとするなら、本当はあなたと距離を置きたいと考えている可能性があります。

会話のパターンにも注目するといいでしょう。話しかけるのはいつもあなた、彼はいつも短い返事ばかりで会話が続かない……という場合は、脈ナシかも。

反対に、「休みの日は何してるの？」とか「この間〇〇が好きだって言ってた本読んだよ」など、あなたに関心を寄せる発言をしていたら、彼はあなたに近づきたいと思っています。

態度から見える彼の本音

気になる人と話しているときに相手が足組みや腕組みをしたら、拒否や拒絶を意味しているかもしれません。また口元を固く結んでいるのも、あなたとは話したくないという彼の本音が表れています。

口元を触ったり手も見たりして体の一部を触るセルフタッチが多いのなら、それは落ち着かない証拠。彼は緊張しているようですね。

こうした相手が思わずしてしまう仕草をチェックすると、話している内容とは違う彼の本音が見えてきます。

気になる相手へのアプローチ方法は？

好きかどうか分からない……まだ気になってるだけだから、とアプローチをしない女性も多いでしょう。しかし「気になる相手」は、「好きになりかけている相手」でもあります。それって素敵なことです。

ちょっと好意を見せる、気になってることをさりげなく伝えることで、相手もあなたのことを「気になる人」「好きな人」として見てくれるかも。

気軽なアプローチ

「アプローチはしてみたいけど拒否されるのが恐くて不安」「まだ気になってるだけなのに、好きだと思われるのもちょっと嫌」という思いがあれば、気軽なアプローチから始めてみてはどうでしょうか。

例えば、目が合ったら微笑む、あいさつをするときには笑顔など、友人関係ならごく普通のことから始めてみます。ヘアアレンジの変化などちょっとした相手の変化に気づいたことがあれば、普段の会話の中で話題のひとつとして振ってみます。

アプローチと言っても特別なことをするのではなくて、普通にできることでいいのです。相手が「〇〇さんと最近よく目が合うな」とか「他の人よりもよく話してる気がする」と、ちょっと意識するようなレベルがポイントです。

ちょっと積極的なアプローチ

気軽なアプローチに慣れてきたら、次はもう少し積極的なアプローチにステップアップしてみましょう。

さりげなく相手に尊敬していることを伝えます。口に出して相手に尊敬していることを言うのはちょっと勇気がいるかもしれませんが、相手にとってはそうした告白は嬉しいものです。「○○さんって凄いですね」のようなさりげない表現から始めてみましょう。

また悩みごとを持ちかけるのも、相手に近づけるチャンスです。悩みごと相談は二人だけのゆっくりと話せる機会になり、「一緒にお茶でもしながら、どう？」なんて展開もあり得るかも。

話題が盛り上がってきたら、軽く腕を叩いてみたり触れたりするさりげないボディコンタクトをするのもいいでしょう。彼との距離がずっと近くなります。

グループで遊んで仲を深めるのもあり

相手のことを好きなのかどうかまだわからない。まずは彼のことを知ってみたい。という場合は、グループで遊ぶのもおすすめです。相談できる共通の友人がいれば「実はちょっと気になってる人がいて」と素直に今の自分の気持ちを伝えて、セッティングしてもらってもいいでしょう。あるいは、共通の趣味があれば、同じ趣味の仲間を集めて遊ぶのもいいですね。

「気になる人」へのアプローチは焦らずに

「気になる人」と「好きな人」の違いは、相手に対する願望が明確かどうか、と最初に書きましたが、「気になる人」が、恋の入口なのは間違いありません。まずは興味を持たないと「好き」になりませんから。

「気になる人」ができたら、相手の気持ちを探りつつ、少しずつアプローチしてみませんか。あなたのアプローチがきっかけで、「気になる」が恋に発展するかも。

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