男友達が大好きって変？“男女の友情”をめぐるアレコレ

「恋愛感情抜きで男友達のことが大好き。でも、友達にそれは恋だって言われる」

「仲良しの男友達がいるけど、周りにはいつも付き合ってるの？って言われる」

このような経験はありませんか？恋人ではなくとも、恋愛感情抜きで大好きな男友達を持っていると、このような場面に遭遇することは多いです。周りの人からそのように言われてしまうと、「もしかして自分はおかしいのかな？」と考えてしまいますよね。では、男女の友情が成立する条件とは何なのでしょうか？詳しく解説していきます。

恋愛感情抜きで男友達のことが大好き。これっておかしい？

異性としてタイプではないけど、友達として付き合いやすい人がいる。けれど、周りの人からは「それはおかしい、絶対に恋だよ」と言われる・・・このような経験をしたことはありませんか？

恋愛感情抜きで大好き＝恋と思われるのは、なんだか釈然としませんよね。一般的に「恋愛感情抜きでも、男女の恋愛関係は続かない」と言われますが、実際のところはどうなのでしょうか？

男女の友情が成立する派と成立しない派の意見を詳しくご紹介していきます。

男女の友情が成立するのか？

まずは、男女の友情が成立する派の意見を見ていきましょう。

成立する派の考え方

異性の兄弟がいるなど異性と接することに慣れている

相手や自分に異性の兄弟・親族がいるなど、異性と接することに慣れている場合に男女の友情は成立するという意見もあります。幼少期の頃から異性と接することに慣れているからこそ、恋愛感情抜きで仲良く接することができる。だから男女間での友情は成立する、というわけですね。

友達と恋人の間に明確な境界がある

友達と恋人の間に明確な境界があれば、男女間の友情は成立するという意見もあります。明確な境界というのは、以下の通りです。

・相手の顔や身長がそもそもタイプではない（＝恋愛対象ではない）

・相手との恋人らしい仕草やスキンシップが想像出来ない

・距離は近すぎず、遠すぎず

・お互いの深いところまでは探らない　など

明確な境界線を敷いておけば、一線を超えた関係にはならない。だから、男女間の友情は成立するということです。

異性として特別に意識していなければ恋愛には発展しない

中には「異性として特別に意識していなければ、恋愛に発展することはない」という意見もあります。自分も相手も、お互い特別な異性として意識しなければ恋に落ちることはありません。だからこそ男女の友情が成立する、という考えに至るのです。

男女の友情が成立する派の意見をまとめると「お互い異性として特別に意識していない」「恋人と友人の間に明確な境界線を引く」「異性との接し方に慣れている」この3つがあれば成立するということになります。

成立しない派の考え方

では、逆に成立しない派の考え方はどういったものなのでしょうか？

「異性として意識していない」は嘘

「そもそも、お互い異性として認識していないは嘘に決まっている」

「異性である以上、多かれ少なかれ特別な認識にはなる。だから異性として認識していないのは嘘だ」

いくら友達であるといっても、異性であることを意識する瞬間はたくさんあります。男性の場合はたくましい性格や低い声、高い身長。女性の場合は柔らかい肌にツヤツヤの髪、高い声、やや低めの身長など。友達とはいえ、異性は異性。否が応でも意識してしまう瞬間はあります。それ故に、「異性として認識していないのは嘘＝男女間の友情は成立しない」という考えに至るのです。

異性である以上、一線を越える可能性は無くならない

「異性である以上、一線を超える可能性は無くならない」という意見もあります。

確かに、異性間の友人であっても何らかの拍子に一線を超えてしまう可能性は否定出来ません。それ故に、男女間の友情は成立しないという結論に至る人は多いです。

恋愛感情は理性でコントロールできない

恋愛感情は理性でコントロールすることは出来ない。異性間であっても、少なからず特別な意識は存在するため結果的に恋愛感情を抱いてしまうから友情は成立しない・・・といった意見もあります。

お互い好きな部分があった場合、恋愛感情に発展するケースは非常に多いです。ネット上でも、異性の友人として仲良くしていたけれどお互い恋愛感情を抱いてしまい、恋人関係になったというケースは非常に多いです。

恋愛感情は、他の感情と比べると理性でコントロールするのが難しいもの。それ故に、このような意見が出てしまうのです。

男女間の友情は成立しない派の意見をまとめると「異性である以上、一線を超える可能性はある」「男女の友人であっても恋愛感情を抱く可能性はある」「多かれ少なかれ異性として認識する可能性はある」この3つがあるため、成立しないということです。

男女の友情が成立しうる条件とは

ここまで成立する派としない派の意見をまとめてきましたが、では男女の友情が成立しうる条件とは一体何なのでしょうか？

お互いに容姿が全くタイプでない

1つ目は、お互いに容姿が全くタイプでないというところです。容姿が全くタイプでなければ、恋愛感情に発展することは難しいと言えるでしょう。人柄は好きだけど、容姿は全くタイプではない場合は男女間の友情は成立しうるといってもいいでしょう。

一方、もしくは双方が既婚

一方、もしくは双方が既婚の場合は男女間の友情が成立しやすいと言われています。お互い妻や夫がいれば、明確な線引きが出来るからです。既婚であるという事実と安心感や責任感が、そもそも恋愛感情を起こさせないとも言えるでしょう。

キスなど恋人らしい行為を想像できない

相手とキスやハグなど恋人らしい行為が想像できない場合も、男女間の友情は成立しうると言われています。恋人らしい行為が想像出来ないなら、恋愛感情を抱く可能性も低いですからね。

おわりに

今回は、男女間の友情が成立する条件について解説していきました。男女の友情が成立しうる条件は、「お互いの容姿がタイプではない」「一方、もしくはどちらも既婚者」「相手との恋人らしい行為が想像できない」この3つです。男友達が恋愛感情抜きで大好きだけど、周囲にいろいろ言われて悩んでいるという人はぜひ参考にしてみてくださいね。