『僕は妹に恋をする』(2007年:松本潤&榮倉奈々)や、『僕...
実力派イケメン俳優・田中圭の心の支えは?
girlswalker編集部
こんにちは!ジュニアエディターのガーリーベアです。
国民的ベストセラー作家・有川浩の代表作でシリーズ累計発行部数350万部を超える超人気小説を、『GANTZ』の佐藤信介監督が映画化したことで注目を集めている『図書館戦争』。
今回はその話題の『図書館戦争』で岡田准一さん演じる鬼教官・堂上のバディとして大事な役割を担う小牧幹久役を演じた田中圭さんにお話を伺ってきました!
■原作もアニメも人気の作品を実写化ということだったのですが、原作をお読みになられたことはありましたか?
田中圭(以下T):僕はこのお話をいただいてから読みました。台本を読んで、すごく不思議な世界だなと思って、そこに描ききれていないところを知りたいと思い原作を読んだんですけど、すごくハマりましたね。去年読んだ本の中で一番好きです。
■そうだったんですね!その中で田中さんが演じられた小牧というキャラクターは図書隊の中のぴりぴりした空気を柔らかくするムードメーカー的役割を担っていたのではと思うのですが、どう役作りをしていったのですか?
T:そこは本当に悩みましたね。僕は原作をすべて読んでしまったので、小牧の小牧らしさを知っていますけど、映画だと原作の一部分抜粋して描いているので、すべてを映像化できているわけじゃない。その中で小牧の持ち時間は限られてきますし、この中で小牧らしさをどうやってだ出せばいいんだろうっていうのはすごく難しかったし不安でした。
■その悩みをどうやってクリアしていったのですか?
T:未だにクリアできたかわかりませんね。今回は描かれていない部分、たとえば、すごく優しくてムードメーカーなんだけど実は堂上より厳しいところとか、堂上だけでなく小牧も本当はすごい人というところにどうやって説得力を持たせるかっていうのが本当に難しくて。「笑う正論」と言われている役ですが、そんなに「正論」を言ってなかったりしますし(笑)。
その中で、とにかく岡田くんとはカメラが回っていないところでも一緒にいるようにはしていましたね。岡田くんもそういう役作りをされる方でしたし。アクションシーンについても、堂上と小牧はバディを組み続けている訳ですから、そういう以心伝心感を出すために演出を受けていないところでも話し合ったりしていました。そういうアイディアを出せた現場ではありましたね。
■監督からそういう背景をどう表現していくかというお話はありましたか?
T:とにかくリアリティを持たせたいということと、あとは台本だけでなく原作も読んでくださいという話はありました。監督もこの世界観をリアルに表したかったのだと思いますし、共演者の中でそういう部分を共有できた感じはあります。