『僕は妹に恋をする』(2007年:松本潤&榮倉奈々)や、『僕...
ヒュー・ジャックマンにメロメロ!恋人役のモデル・TAOが語る「世界一のナイスガイ」
girlswalker編集部
こんにちは!ガーリーベアです。
『X-MEN』シリーズの人気キャラクター・ウルヴァリンを主人公としたシリーズの最新作『ウルヴァリン: SAMURAI』がいよいよ9月13日(金)に公開!大規模な日本でのロケも敢行したことで注目が集まっているこの大作で、ヒロインのマリコを演じたのが欧米でモデルとして活躍するTAOさんです。はじめての女優体験について、そしてヒュー・ジャックマンとの共演について、ご本人に直接インタビューしてきました!
■ 今作で初めての女優業に挑戦しているTAOさん、なぜこのタイミングで女優に挑戦してみようと思ったのですか?
TAO(以下T):最初に「映画のオーディションの話がある」と事務所の社長から連絡をいただいたときは「興味ないです」と返答してしまったのですが、「何言ってるの!ヒュージャックマンの恋人役よ!」と怒られてしまいまして(笑)。と、いうのも元々ミュージカル好きで、ブロードウェイの舞台でも活躍するヒューのことは唯一ファンといえる存在だったこともありオーディションを受けるきっかけになりました。
はっきり言って不純な動機から始まったのですが、2回目となる監督オーディションの時にマンゴールド監督との対話、『マリコ』の人物像について説明を受けているうち、演技に対峙してみたいと真剣に思い始めました。
2人との出会いがあったからこそ、女優への第一歩を踏み出せたと思います。
■ ヒューに実際会ってみて、印象は変わりましたか?
T:撮影で5ヶ月間一緒に過ごすなかで、周りの人たちが彼の人柄を「世界一のナイスガイ」と話す意味がよくわかりました。共演者だけでなくスタッフへの気遣いなど知れば知る程「なんてできた人間なんだろう」と思えるパーフェクトな人でした。俳優としてはもちろんですが、人間としてもたくさん勉強させていただきました。一緒にお仕事ができて本当に幸せです。
■ ヒューからなにか女優としてのアドバイスをもらいましたか?
T:ヒューから直接「あーしろ、こーしろ」と言われたことはありません。だけど彼から学ぶことは数えきれないほどありました。なかでも演技以前に人としてどうあるべきか。現場で他人を気遣い、分け隔てなくみんなとコミュニケーションを取る。一見当たり前のようなことですが、ヒューのようなスターになっても自然と振る舞えることは何よりも見習うべき姿だと感じました。
■ ヒューとの共演で特に印象的だったシーンはありますか?
T:私が彼に語りかけるというワンシーン。彼にはセリフがなく、感情を表情や雰囲気で「マリコ」に応えるのですが、怒りや恐怖、戸惑いを表現するその姿がとても印象に残っています。眉間にしわを寄せて顔全体で演じている。決してかっこいいわけではなく、不気味な恐ろしさが秘められているその表情が、自分にとってはとても美しく見えて、いうなれば怒りの表現の達人でしょうか。彼が10年以上ウルヴァリンを演じている一端を垣間見たシーンでした。