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今や実力派!俳優・賀来賢人、再び巡ってきた“夏”で感じる変化

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ノーテンキな大学生とネクラなヤクザが起こす化学反応!夏の始まりにぴったりなちょっとアブナイ?!青春映画『森山中教習所』が7月9日(土)に公開!
夏の終わりに一風変わった教習所に通うハメになった大学生とヤクザの組員が、教習所に集ういわくつきの人々とともに過ごしたひと夏を描いた真造圭伍による同名コミックを映画化。主演は、マイペースな大学生・佐藤清高役に野村周平、クールでネクラなヤクザ・轟木信夫役に賀来賢人。2人が織りなす絶妙なコントラストが心地良くも、懐かしさや切なさを大切な“ひと夏”に閉じ込めた。

今回は年々魅力が増していると噂の賀来賢人さんに直撃!近頃ドラマや舞台と着々と経験を積み、常に違う表情を覗かせている。そんな賀来さんが最近感じているという、変化しつつある役への取り込む姿勢を語ってくれた。

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ある日、免許を取ろうと思い立った大学生の清高は、ヤクザの轟木が運転する車にひかれてしまう。轟木が無免許運転だったため、事件抹消のために組長を乗せた車にそのまま引きずり込まれた清高が連れていかれた先は、一風変わった教習所だったーー

 

■完成した作品を観てどう感じましたか?
賀来(以下・K):短い期間での撮影でしたが、現場も最高のロケーションでしたし、とても良い雰囲気の中撮影出来ました。完成した映像を観た時に自分の作品ではないような感覚でした。そんな感覚になれることはなかなか無いので良かったなと思います。大好きな映画です!

記者:なぜ客観的に観れたと思いますか?

K:劇中の何とも言えない、空気感や間ですね。

■轟木にはどんなこだわりを持ちながら演じましたか?
K:轟木は原作だとモワッとしたキャラクターなのですが、スタイリストさんと、割りとシャープで無駄な動きがない人にしたいね。と相談しました。銀髪はもちろんメガネとか細かい所にこだわり、歩き方も個人的に意識していました。監督ともキャラクターについては微調整をしたりと、もちろん僕もこだわりを持っていましたがキャスト・スタッフ皆さん全員で“轟木”というキャラクターを作りあげました。

記者:据わった目など、轟木の表情がとても印象的でした!

K:そうですね。表情の変化があまり無い分、目をしっかり意識して演じていました。プロデューサーも目で表現出来ればいいねと話していたので、アップでの撮影でもなるべく目が泳ぐ事はしないようにと考えました。

 

■演じる中で、轟木に共感した部分はありましたか?
K:轟木は清高とは逆で“免許を取ったら自由が無くなってしまう人”。つまり自分は本当はこうしたいけどいろんな事情があって出来ない、それが悶々として悪循環になっている。なのでヤクザという設定を除けば、同世代の子たちと同じように悩んでいる普通の男の子なんです。そこがまたクールという感じでも無くとても人間っぽいんですよね。演じていてそれを感じましたし、演じるうちにどんどんと轟木を理解することが出来て良かったなと思います。

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