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今や実力派!俳優・賀来賢人、再び巡ってきた“夏”で感じる変化

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■野村さんとコンビを組んでみていかがでしたか?
K:彼がやる芝居や動きが全く想像できなくて、とても面白かったです!セリフの受け取り方が僕とは違って、僕じゃやらないような事を芝居をやるんです。またそれがすごく清高っぽさが全面に出ていていいんですよね。その清高を受ける立場として僕が演じる轟木がいて、それがいい塩梅に映画に活きているなと思いました。

記者;では、1番驚いた野村さんのお芝居は?

K:ひとつ前のセリフと次のセリフの温度差でしょうか。でもやっぱりそれが清高らしくて、僕だったら真面目にやってしまうセリフもなるほどなぁと思いました。そういう発想とかセンスがすごく面白いなって感じます。

■ユンボが登場するクライマックスシーンが印象的ですが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
K:現場も男だらけだったので、あのシーンはみんなかなり気持ちが高ぶっていました。1番喜んでいたのが監督で(笑)。カットと言わないといけないところでもずっと興奮しっぱなしでした。

記者:実際に操縦されたんですよね。どうでしたか?

K:大きい乗り物を動かすと男の人ってやっぱりテンションが上がってしまうんですね。面白かったです!アドレナリンがでました。役が基本冷静なので、そんなに笑わなくていいよって言われましたけど(笑)。楽しんでやっていました。

■人生の中で思い出に残る夏はありますか?
K:以前出演した映画『ソフトボーイ』はすごく思い出深い作品なのですが、それ以来5年越しくらいで同じ監督やプロデューサーとまた本作でご一緒できました。『ソフトボーイ』も夏の撮影で、こうしてまた夏に同じチームで1つの作品を作り上げる事が出来るのは感慨深いですし、いいサイクルだなと思いました。さらに今回の現場で皆さんすごい気合入っていたので、下手な所見せられないなって僕も気合が入りましたね。ちょうど役者として要らないテクニックだとか、慣れが増えてきた時期でもあったので、いい意味でリセットすることが出来ました。なのでまた5年後の夏くらいに、この同じチームでなにか出来たらいいなと思っています!

記者:監督は5年ぶりの賀来さんについて何か言っていましたか?

K:自分じゃ自分がどう成長しているかなんてわかりませんが、役者として一本芯が通ったような事を言っていただきました。

■車の思い出はありますか?
K:高校生の時に免許を取って、夏の最後の思い出に、海へ飛び込みに行きました!

記者:青春ですね!今でもドライブはしますかか?

K:ドライブはしますが、海には飛び込まないですね(笑)。

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■今後どんな役に挑戦したいですか?
K:演じるって実は正直なところヒールな悪役の方がやりやすいと僕は思います。だから自分に近い役や普通の役ほど難しいなと感じます。でもまだまだやったことのない役はたくさんあるし、映画とか舞台とかドラマでも出来る役は変わってくるのでたくさん挑戦したいですね。

記者:では、もしも“役者”をしていなかったら何になっていたと思いますか?

K:どうなっていたんですかね!結構飽き性なので…、俳優ではなかったらそうですね…。旅人とか?(笑)旅人になっていて欲しいです!

記者:なるほど!では作品によって違う人を演じられる役者は天職かもしれないですね。

K:そうですね、飽きずに今も続けられています。でも最近、職業のカテゴリーのひとつとして“役者”を捉えてきているので、いろいろ仕事に対する考えも変わってきています。もう26歳にもなったので…。

記者:その仕事として認識し始めたのはいつ頃ですか?

K:2、3年前くらいですかね。仕事なんだから楽しいだけじゃいけないなとか、どんどん思うようになりました。今ではたくさん考えるように僕もなってきました。

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ガーリーベアとの2ショットも快くOKしてくれた賀来さん♪自身の考え方が徐々に変化する今、いろんなことを吸収しアウトプットする質もだんだんと変わってくるのでしょう。そんな次のステージへと足を踏みいれるこの先に、どんな表情を見せてくれるのかとても楽しみです!

『この映画は、すごくいい青春映画という面もありつつ、男特有の空気感が清高と轟木の絶妙な距離を演出します。お互いの事を深く聞かない、でも心地が良い。この2人が可愛いと思うし素敵に描かれていると感じました。男の友情ってこうなんだなって楽しんで貰えるんじゃないかなと思います。』と最後にメッセージを頂きました♪夏の香りを感じる映像と2人の会話に心踊ること間違いなし。劇場で夏を先取りしてみてはいかが?2人が過ごす“ひと夏”がもしかしたら観る人の人生まで変えてしまうかもしれない。

 

Information
『森山中教習所』
2016年7月9日(土)全国ロードショー

 

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夏の終わり。普通の大学生・清高(野村周平)と、ヤクザの組員・轟木(賀来賢人)はひょんなことから、一風変わった自動車教習所に通うこととなる。二人は、実は高校の同級生でもあった。教官・サキ(麻生久美子)はバツイチ子持ち、教習生はいわくつきの人たちばかり…境遇も性格も全く違うふたりが、へんてこな教習所で夏休みを過ごす。清高は教官に恋心を抱き始め、甘酸っぱいひと夏がそのまま終わると思っていたが…。

http://moriyama-movie.com/

出演:野村周平、賀来賢人、音尾琢磨、ダンカン、根岸季衣、麻生久美子、光石研ほか
原作:真造圭伍「森山中教習所」(ビックコミックスピリッツ)
監督:豊島圭介
主題歌:星野源「Friend Ship」

(C) 2016 真造圭吾・小学館/「森山中教習所」製作委員会

 

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