「ブギウギ」第29話あらすじ・ネタバレ

「ブギウギ」の第29話のあらすじとネタバレを紹介していきます。
あらすじ
スズ子(趣里)と羽鳥善一(草彅剛)の厳しいマンツーマンレッスンは相変わらず続いている。しかし、羽鳥はスズ子の歌に相変わらず満足しないままだ。スズ子も、どうしていいのかわからないまま困惑していた。スズ子は演出家の松永(新納慎也)に行き詰まっていることを相談する。松永はスズ子の歌についてアドバイスを送り、スズ子を励ます。そのアドバイスを胸に、スズ子は意を決して羽鳥の自宅を訪ねていく。
引用元:公式サイト
ネタバレ
羽鳥と連日の稽古に明け暮れるスズ子は、なかなかうまくいかず羽鳥に大阪に帰る?とまで言われてしまう始末。
どんな歌手になりたいのか、茨田は確固としてこんな歌手になりたいというものがあったと話す羽鳥。
スズ子は自分の目標は茨田ではなく、USKの大和礼子さんのようになりたいと言い切ります。
対して羽鳥は、大和礼子は2人もいらない、福来スズ子を作らなければならないと諭します。
大和礼子さんみたいな福来スズ子になりたいと食い下がるスズ子でしたが、羽鳥は楽しく歌ってくれればなんでもいい、今のままでは楽しくならないから、とその日の稽古を切り上げてしまいました。
羽鳥の意図していることがわからず悩むスズ子は、辛島と松永に相談をします。
辛島は、羽鳥がやろうとしていることはジャズだとジャズの歴史について語り始めますが、その話が長くなると悟った松永は、辛島に席を外すように告げ、スズ子と2人で話す時間を作ります。
自信がなくなったと話すスズ子に、スズ子の歌はずば抜けて上手いわけではないけれど見ているとワクワクしたから大阪から連れてきたと思い出します。
今は歌も羽鳥も大嫌いになりそうだと弱音を吐くスズ子に、松永はそのままの気持ちで歌えばいいと励まし、チョコレートを食べさせてくれました。
松永のアドバイスを受け、スズ子は松永の家を訪れます。
そこへ息子のかつおと銭湯から戻ってきた羽鳥を引き留め、稽古をつけてくれと意気込むスズ子でしたが、夜は妻にピアノは禁止されていると断る羽鳥。
そこへ中から羽鳥の妻・麻里が出てきます。
事情を聞いた麻里は、スズ子を快く受け入れてくれました。
羽鳥の音楽部屋で早速始まった稽古は、松永に言われたことを思いかえし、スズ子は、羽鳥への憎ましい気持ちを込め、アカペラで歌い始めます。
今までとは見違えるような歌いっぷりに驚く羽鳥。
先生を殺すような気持ちで歌ったとスズ子に言われ、じゃあもっと殺したい気持ちを込めて!と稽古に熱が入ります。
一曲歌ったところで、麻里が夕食ができたからと稽古を止めに入ります。
羽鳥家と夕食を囲むスズ子。
善一が実は大阪の玉造の魚屋の息子であることを聞かされ驚きます。
大阪弁が出ないのは、郷に入っては郷に従う精神だからと話す善一に音楽以外は、でしょうと麻里が指摘します。
善一は音楽以外は何もできないと話す麻里。
たしかに麻里がいなければ自分は死んでしまうと善一も笑います。
かつおと羽鳥はトイレに行ってしまい、2人きりになったスズ子と麻里、羽鳥が最近楽しそうなのはスズ子のおかげだと麻里は言ってくれます。
なんとなく歯車が合い始めた羽鳥とスズ子は、歌いながら帰路を歩いていきました。

羽鳥に向かって今までとは全く違う雰囲気で歌いだすスズ子の眼は怖かったですね。
「ブギウギ」の今後の展開は?
ここからは「ブギウギ」の今後の展開を予想してみました!
スズ子と羽鳥の歯車が合いはじめ、スズ子はこれから自分の感情をのせて歌うという歌い方に磨きをかけていくと思います。
それは、風呂屋で楽しく歌っていた頃と同じような、みんなを幸せにしようとしているのではなく、自分が楽しいから歌うという、スズ子にしかない魅力を羽鳥がどんどん引き出してくれるでしょう。
スズ子は聴いてくれる人々を幸せにしてくれる歌手への大きな一歩を踏み出し、階段を登っていきますね。