新バディ誕生！松田龍平、子役・大西利空に「頼もしい！」

■ハワイロケもあったとのことでどんな撮影現場でしたか？
R：ハワイで一緒にごはんを食べにたくさん行きました！
M：行ったね。
R：海にも行きました！
M：そう、海にすごい誘ってくれて、2回ぐらい行きました。
R：楽しかったです！
M：シュノーケルつけて一緒に潜ったよね。手を繋いで泳いだりもしました。
R：「大丈夫大丈夫？」って言いながら一緒に泳ぎました！魚がたくさんいました。

記者：楽しそうですね！

M：現場では役者や監督、スタッフみんなの真ん中に利空がいてくれたので、終始あたたかい雰囲気でやっていました。

■利空くんは雪男を演じてみていかがでしたか？
R：大きな役だったので受かった時すごく嬉しかったです！でもちょっとだけ不安でした。雪男はあんまり役を意識しないで演じたのですが、セリフが多かったので「早めに覚えちゃお！」って思いました。

記者：現場で松田さんと演技については話しはしましたか？

M：何か話したかな？
R：してないかもしれないです！
M：僕よりも監督が気持ちの事だったりをしっかり演出してたよね。「子どもだしわかるかなぁ。意味無いんじゃないか。」って思って見てたんですけど、指導後には表情が1ミリぼど変わっていて、すごく勘がいいなって感じました。
R：ありがとうございます！

記者：松田さんからみた利空くんはどんな役者さんですか？

M：セリフをちゃんと覚えていて、雪男だけじゃなくて“おじさん”のセリフも覚えているんです。僕がちょっと忘れた時とかも全部教えてくれて、頼もしいなって思っていました。
R：（照）。
M：利空が現場で楽しそうにしていたので、本当にあたたかい空気感が全体的に保てていました。

記者：穏やかな空気が流れるいい現場だったんですね。

M：監督もみんなが利空の事を気に掛けていて、全然僕のことを気にしていませんでした。なので僕がセリフ間違えてもたぶん何も言われないんだろうなって。
一同：笑！
M：みんな利空のことばっかりです（笑）。

記者：今後も楽しみですね！利空くんはどんな役者さんになりたいですか？

R：優しい人。お芝居もそうだけど普通の時から優しい人になりたいです。

■全体的にコミカルな描写が多い本作。お気に入りのシーンはありますか。
M：エリーと出会うシーンも本当にわかりやすくて、一目惚れをパーンて表現するんだ、とか山下監督にしたら珍しい描写なので面白かったです。エンドロールもいいですよね、とくに歌が！
R：な〜いな〜い♪（セリフを捩った挿入歌）ですよね！
M：そうそう、その歌もセリフがシンプルなので映画が終わってからも耳に残ってしまうんですよ。

記者：“おじさん”のセリフも１つ１つがグッときました。

M：“おじさん”の「思索の旅に出よう」というセリフがすごく好きで、近所をただ散歩するだけなのにそんな言い方されると、冒険が始まるような気になりますよね。でも結果、最終的にハワイに行くっていう（笑）。

記者：本当に壮大になりましたね！

M：そういう冒険ファンタジー…風？な映画です。

・　・　・　・　・　・　・

松田さんと一緒に行きたいところを利空くんに聞いたところ「ハワイにまた行きたい！」とニッコリ。「ずっと海で楽しんでいたもんね。（笑）」と松田さん。絶妙にマッチした二人は最高のバディとなっていました♪

今までに見たことのない新たな松田さんに、とっても愛らしい利空くんの心地良い掛け合いは、追われるように忙しい日常に、癒やしとして心に優しい刺激を与えてくれること間違い無し。ぜひ劇場で一緒に冒険へ繰り出してみてはいかが？
 
松田龍平
ヘアメイク：須賀元子
スタイリスト：坂元真澄（The VOICE）

Information

『ぼくのおじさん』

2016年11月3日（木・祝）全国ロードショー

映画界に愛すべき新キャラ“ぼくのおじさん”が誕生しました！

作文コンクールの課題は「周りにいる大人について」。ぼくは、お小遣いはくれないし、勉強も教えてくれない。スポーツも全然ダメで、何かにつけて屁理屈ばかり…ぼくは、居候の“おじさん”について書いてみることにした。
芥川賞作家・北杜夫が持ち前のユーモアを存分に発揮した同名小説が、待望の映画化。独特なテンポと笑いで多くの映画ファンを魅了する山下敦弘監督が、松田龍平演じる“おじさん”をチャーミングに描きます。度重なる選考を勝ち抜いた甥っ子役・大西利空、マドンナ役・真木よう子を始め、実力派豪華キャストが集結。困った大人だけどどこか憎めない“おじさん”と子どもとは思えないしっかり者の少年、可愛らしい凸凹コンビが織りなす冒険物語の始まりです！

http://www.bokuno-ojisan.jp/

出演：松田龍平　大西利空 (子役)　真木よう子　戸次重幸　寺島しのぶ　宮藤官九郎　戸田恵梨香
原作：北 杜夫「ぼくのおじさん」（新潮文庫刊『ぼくのおじさん』所収）
監督：山下敦弘

（Ｃ）1972 北杜夫／新潮社（Ｃ）2016「ぼくのおじさん」製作委員会