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多部&綾野、印象が違うからこそ生まれる化学反応

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“リアルな恋愛”を描き多くの女子の共感を得た、エモーショナルな恋愛漫画の名手・ジョージ朝倉による『ピース オブ ケイク』が待望の映画化! 9月5日(土)に公開。大キライなのに、大好き。本当の恋はキレイごとばかりじゃない。だから楽しい!カッコ悪いことも、間違っちゃうことも全部描いた、本気の恋がしたくなるラブストーリー。
今回は失敗続きの恋ベタ女子・志乃を演じた多部未華子さんと情にもろくて優柔不断、でもどこか憎めないヒゲ店こと京志郎を演じた綾野剛さんに直撃!初共演となったおふたりですが撮影の様子やお互いの印象をお聞きしました♪
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「仕事も恋愛も、もう、ちゃんとしたい!」このまま、突き進んでいいの?これってホンモノ…?!甘く可笑しくそしてちょっぴり切ない恋愛模様。果たして、この先ふたりに待ち受ける運命とは?

 

■漫画原作の映画ですが、オファーがきた時どう感じましたか?
多部(以下・T):漫画原作ということで、志乃と私の見た目が違うのでどうしようかなと…。でも志乃が恋をして感じた不安や京志郎への気持ちに共感出来る部分がたくさんあったので、その共感出来た感情を大切にして演じられたらいいなと思いました。
綾野(以下・A):最初出演のお話を頂きた時は悩みました。演じる上で、外見のイメージが似ていることも大切だと思っていたので、時期的に短髪に出来なかった事もあり、見た目が京志郎に近づけられないと思ったからです。小説原作だと字で人物を表現しているので、みんなで人物像を相談し作り上げる事が出来ますが、漫画原作の場合、すでに人物が描かれているので絵になるべく近づけられるように意識しています。今回は多部さんや田口トモロヲ監督とご一緒出来ることもあり、またジョージ朝倉先生も「髪型は気にせず綾野さんにやって頂きたい。」と言って背中を押して頂いたので、やって良かったと思っています。

記者:役への入り方もそれぞれの個性が現れますね。

A:みんなの共通の認識は「ピースオブケイク」ということだけなので、1人1人が自分にしかないアプローチで役と向き合って、アイコンになり得る瞬間を見つけ、それを身にまとうと役がさらに活きると感じます。そうやってみんなの芝居が混ざり1つのいい作品になるのではと思います。

 

■今回、新たな発見はありましたか?
T:皆さんが思っているイメージではない私が出せたかなと思います。
A:京志郎についてですが、彼は非常にスキンシップを取りたがると感じました。なので出来るだけスキンシップを意識して演じました。

 

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■田口トモロヲ監督の演出で印象的だったことはなんですか?
A:宇宙じゃない?
T:確かに、宇宙は印象的でした。志乃が告白をする山場のシーンで監督が「宇宙が爆発する感じで!」とおっしゃっていて、壮大な表現に最初私もきょとんとしてしまいました(笑)。監督の演出は1つ1つのカットが綿密で、とにかくリハーサルを細かくしっかりとやりました。シーンの見せ方で私の考えも取り入れようとしてくださるので、たくさん意見交換をしました。
A:リハーサルをたくさんして、まず演技を大きく広げました。でも本番では、もっと普通にとの指示があって。ですが広げた演技も無駄では無く、ちゃんと意味があります。やはり押さえた演技から広げても、感情の見え方の濃さが違うなと感じました。ただ歩くシーンでも、なんでゆっくり歩くかということを考えたし、セリフもポエムを読むような感じでした。それはトモロヲ監督が持ついい意味のデリケートさがそうさせたんだと思います。
 
■初共演ということで、お互いの印象はいかがでしたか?
A:多部さんとは、世間的イメージが全然違うタイプの人間同士なので、ずっと共演してみたいと思っていました。
T:違うタイプですか?
A:うん、違うと思うよ。多部三は、清純派な雰囲気。俺は、清純派ではないし。
T:そうですか?でも、言われてみるとそうかもしれないですね。
A:イメージが違うふたりが作品を通して関わることは大事だと思っていたから、共演出来て良かったです。

記者:お芝居を通してはいかがでしたか?

A:彼女は全部芝居に出しきるんです。自分の持つ感情を出しきるって意外と難しいことで、でも今回のような作品はあくまで原作が持つリアリティーが1番のリアルなので、彼女にはそれを突き詰める演技があって、一緒に演じていて非常に快活で気持ちのいい志乃を見せてくれました。京志郎も彼女を通して、はじめてちゃんと京志郎として存在出来たと思います。
T:私はこの作品を撮影する前に、たまたま綾野さんが出演する舞台の稽古を観たことがありました。その時、綾野さんが舞台上で遊んでいるように自由にお芝居をしていたのを覚えています。今回、志乃と京志郎を演じ、ふたりの場面が多く会話もたくさん交わすことがあったのですが、その時の舞台稽古の印象があったので撮影に入る前から「私も自由にやっていいんだ。」と思うことが出来ました。

 

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インタビュー中「このふたりの恋愛は女性からみて実際どうなんですか?」と綾野さんから逆質問が!多部さんと現場にいた女性陣は口を揃えて、「志乃の気持ちに共感!」との回答。それをきいた男性編集者が「僕はますます女性の考えていることがわからなくなりました(笑)。」と意見し綾野さんも「やっぱり男性はそうですよね。」とまさかの男女でまったく違う感想!これはもっといろんな意見を聞いてみたい…、友達同士で一緒に観てそれぞれの恋愛観を語るのも良し、ぜひカップルで劇場に足を運び、お互いの感想を交換してみてはいかがでしょうか?

 

Present

インタビューに応じてくれた綾野剛さん・多部未華子さんのサイン入りプレスシートをプレゼント!応募期間は9月8日(火)〜 9月14日(月)まで!お楽しみに♪

http://girlswalker.com/cp/static/present/

 

Information
『ピースオブケイク』
9月5日(土)新宿バルト9ほか 全国ロードショー

 
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現代女性の恋愛バイブルコミックを超豪華スタッフ・キャストで映画化!
恋愛でカッコつけてどうする!!
これまで仕事も恋愛も自分から行動することなく、流されるまま生きてきた志乃。このままではいけないと心機一転、引っ越しを決意。新居のベランダでばったり出くわした隣人の男・京志郎に運命を感じる志乃。しかし京志郎は、新しいアルバイト先の店長!京志郎には同棲中の彼女あかりがいたり、志乃を誘惑するアルバイト仲間が現れたりと志乃の恋は前途多難。今度こそ、本気の恋愛がしたい志乃は果たして幸せを手に入れることができるのか?!

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監督:田口トモロヲ『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』
出演:多部未華子、綾野剛、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸
脚本:向井康介 音楽:大友良英 原作:ジョージ朝倉「ピース オブ ケイク」(祥伝社 フィールコミックス)
配給:ショウゲート
制作:「ピース オブ ケイク」製作委員会

C2015ジョージ朝倉/祥伝社/「ピース オブ ケイク」製作委員会

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