堀田真由、初主演作で代理母役にチャレンジ「サロガシーという言葉だけでも知って」

non-no専属モデルの堀田真由が、2021年2月28日（日）、国立代々木競技場第一体育館で開催された日本最大級のファッションイベント『第32回　マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER （以下、マイナビ TGC 2021 S/S）』に出演。SDGsについても考えさせられるドラマとして、3月24日（水）にフジテレビ他で放送される初主演作『サロガシー』の魅力をアピールした。

堀田真由、初主演作で代理母役にチャレンジ

TVドラマ『サロガシー』は、坂元裕二氏や野島伸司氏など数々の人気脚本を輩出してきたフジテレビヤングシナリオ大賞で、昨年の大賞に選ばれた的場友見氏の脚本をドラマ化するもの。

堀田真由が演じるのは、ゲイである兄のサロガシー（代理母出産）を決意する主人公・江島環。女性でありながら、建築士として男性社会でバリバリ働く環は、強い意志と行動力の持ち主。代理母の経験を通して、自分の本当の幸せがどこにあるのか探し求める姿を、堀田が体当たりで演じていく。

大胆な決意をする一人の女性の物語

16歳の時に新人発掘イベント「オーディションフェス2014」で3万2214人の中から選ばれてデビューし、連続テレビ小説『わろてんか』やFODドラマ『いとしのニーナ』などへの出演で圧倒的な演技力を見せてきた堀田。

ステージには、動物柄の衣装にオールバックのヘアスタイルというスパイシーなスタイリングで登場。『サロガシー』という気になるタイトルについて聞かれると、「サロガシーって代理母出産という意味です。同性愛者である兄のために自分で兄の子を出産することを決意する、ひとりの女性の物語で初主演させていただきます」とドラマの大筋と意気込みを語った。

MCの兼近も「ジェンダーの平等を掲げているドラマですよね。サロガシーについて学べる上に、ドラマとして楽しめるなんて素晴らしいよね」と興味を示していた。

言葉を知ってもらうだけでも意味がある！

普段は聞きなじみのない「サロガシー」という言葉だが、「まずは興味を持っていただけたら」と堀田がアピール。

「サロガシーという言葉の意味は私自身も知らなかったんです。まずはその言葉を知っていただくだけでも意味があると思いました。ドラマ、よろしくお願いします！」と、ジェンダーの平等や多様性について気軽に興味を持てるようなコメントをして、ドラマの魅力を存分に伝えていた。

SDGsのためのアクションを起こすきっかけに

ドラマ『サロガシー』は、SDGs推進のためにフジテレビ、BSフジ、ニッポン放送が連合で行なうプロジェクト「楽しくアクション！SDGs 滅亡させない♡地球の作り方」の関連番組として放送。これからの地球を支える若い世代と一緒に考え、行動するきっかけとなる番組として放送される。

ゲイである兄・江島聡役に細田善彦、そのパートナー役に猪塚健太、兄の元恋人の医師役に松本若菜、そして環の会社の先輩役を斎藤工が演じることが決定している。

第32回フジテレビヤングシナリオ大賞『サロガシー』は3月24日（水）放送

＜ストーリー＞

建設士として現場で働く独身の江島環は、同性愛者である兄・江島聡のために、代理母出産（＝サロガシー）することを決意。妊娠４カ月を過ぎた頃、事後報告として両親に妊娠の事実を告げる。両親は取り乱し、幼い頃から兄ばかりを可愛がってきた母親は環に理解できないと詰め寄り、環の反発心はますます強まる。
兄妹は、兄の元彼女・西岡麻友が医師を勤める産婦人科へ。「妹が俺の彼氏の子を妊娠した」と言われた麻友はとまどうが、その生き方を理解して応援する。しかし母子手帳の“お母さん”欄はずっと空白のまま。一方、聡は産まれた子どもを引き渡す時の妹の心理的負担を考え、環の母性本能の目覚めを心配していた。妊娠９カ月を迎えた頃、環は切迫早産で倒れ緊急入院してしまう。

放送：2021年3月24日（水）24時55分～25時55分（関東ローカル）
出演：堀田真由、細田善彦、田村健太郎、猪塚健太、松本若菜、井上 肇、宮田早苗、斎藤 工（友情出演）
脚本：的場友見（第32回ヤングシナリオ大賞受賞作品「サロガシー」）、プロデュース：荒井俊雄（『SUITS／スーツ２』『ルパンの娘』『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』など）、演出：清矢明子

ドラマ『サロガシー』公式サイト
https://www.fujitv.co.jp/surrogacy/

第32回目のテーマは“アタラシイTGC”

昨今の新型コロナウイルス感染症の感染状況や、政府から発表された緊急事態宣言を受け、オンライン配信での開催を実施。

1人でも多くの方に楽しんでもらえるよう、最新テクノロジーを融合させた“アタラシイTGC”として最新トレンドやニュース、そして熱狂を届ける。

テーマを象徴するキービジュアルを手掛けたのは、東京を拠点に活躍するクリエイティブスタジオYAR。CGで作られたこれからのTGC、そして代々木体育館から世界に解き放たれるフレッシュなガールズパワーを表現。

外出の自粛でオシャレをする機会が減っているが、今こそファッションが持つポジティブなエネルギーを女の子たちに感じて欲しいという願いが込められている。