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“嘘”にまつわる恋愛観を告白!SixTONES・松村北斗は恋愛に振り回されたくない!?

松村北斗(SixTONES)さんが、女優の森七菜さんとW主演を務める映画『ライアー×ライアー』が2021年2月19日に公開されます。

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今回girlswalkerでは、本作で初めてのラブコメ作品に挑戦した松村さんにインタビュー! 共演の森さんとのエピソードや、嘘にまつわる自身の“恋愛観”について、作品を見たSixTONESメンバーの反応などたっぷり語っていただきました。

原作は、累計発行部数190万部を突破した金田一蓮十郎の同名漫画。潔癖症の地味系女子大生・湊(森七菜)は、両親の再婚で義理の弟になった同い年の透(松村北斗)と同居中。遊び人のクール系モテ男・透の女癖の悪さが原因で長らく迷惑をこうむってきた湊は、極力繋がりを持たないよう過ごしていた。しかし、友人の頼みで友達の高校の制服を着てギャルメイクで街に出ることに。偶然にも透と遭遇し、姿を見られてしまう。湊はとっさに別人の“女子高生・みな”と名乗り、それを信じた透はJK姿の湊=“みな”に一目惚れ。猛アプローチをかけてくる……。

SPECIAL INTERVIEW

ラブコメ主演のオファーに戸惑い「キャーって言ってもらえるかな」

――映画『ライアー×ライアー』は人気漫画が原作のラブコメ作品ですが、オファーを受けたときはどんなお気持ちでしたか?

「ラブコメ映画と聞いて、『俺って、主演でラブコメをやる雰囲気あるかな』って、戸惑いましたね。すごくカッコつけて、“キュン”とくるようなセリフを言って、『キャー』って言ってもらえるのか、全く想像出来なくて不安でした。原作の漫画を何度も何度も読み返して役作りをしていきました」

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――今までヒューマンストーリー系など、多ジャンルの作品に出演されていますが、ラブコメだからこそ難しいと感じたことはありましたか?

「たくさんありましたね。『あっ、そんなストレートな台詞をここで言っちゃうのね』とか、普段の“松村北斗”ではやらないことを求められるので、なかなか苦戦しました」

――胸キュン対応は得意なのかと思っていました(笑)。では、松村さんとしてはかなり一生懸命、ラブコメの主人公を演じたなって感じだったのでしょうか?

「そうですね(笑)。最初は少し迷いもありましたけど、頑張り切ったかな」

憧れの女優の一人、森七菜との共演 印象に残っているエピソードも

――今回、相手役の森七菜さんと初共演でしたが、共演する前まではどのような印象を持っていましたか?

「共演が決まる前に、『ラストレター』という映画を見ていて、すごい女優さんがいるなって、勝手に憧れていました。共演してみたいなって思ってもいたんですけど、あの演技を目の前で見せつけられたら、僕自身がお芝居をやりたくなくなっちゃいそうだなっていうような怖さがありましたね」

――実際に、共演してみてどんな印象を持ちましたか?

「いざ共演してみると、やっぱりお芝居のチカラがすごいなと圧倒されました。でも、刺激もたくさんいただいて、一緒に撮影している期間は、とても楽しかったです」

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――撮影期間中、森さんとの思い出や印象に残っているエピソードはありますか?

「外で撮影をする日に、この日は晴れて欲しいという日があったんです。でも、朝から結構厚めの雲に覆われていて……。スタッフさんも『曇りかぁ』とテンションが下がってしまっていたんです。そしたら、森さんが『わたし、晴らせます!』とおっしゃって、おまじないのようなことをやってくださったんですね。そしたら、30分後くらいに、雲が割ったように晴れてきたんです。リアル晴れ女の威力を目の当たりにして、僕も思わず盛り上がっちゃいました。でも、森さん自身は『あっつ』って(笑)。盛り上がるよりはすごく素直な感想を冷静に言っていて、何か素敵な方だなって思いましたね」

――撮影現場の雰囲気がとっても良さそうなのが伝わってくるエピソードですね! その他にも現場で盛り上がったことや流行ったことなどはありましたか?

「作品名の『ライアー×ライアー』にかけて1日2回までは嘘が許されるという期間がありました。休憩中に、共演者の方やスタッフさんと、『あ、これは1(ワン)ライアーです』とか言い合って。僕も、すごくどうでもいい雑学をそれっぽく話したりして嘘をついていました。でも、本当にどうでもいい嘘が多くて、どんな嘘をついたのか、つかれたのかは、全く思い出せないです(笑)」

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恋愛で嘘をついたりつかれたりの関係は「ご遠慮したいです(笑)」

――今回、作品名にも『ライアー(嘘)』というキーワードが入っており、ストーリー展開の中でも軸となっています。恋愛をするにあたって、嘘をつくこともあると思いますが、松村さん自身は嘘をつきながらの恋とかは、どうですか?

「あの、松村的には、ちょっとしんどい恋愛は、ご縁ない方向で……。嘘をつくくらい取り繕って、恋に盲目にとか、そういうことになってしまうと、松村が揺らぐといますか……(笑)」

――恋愛に振り回されたくないっていう感じなんでしょうか?

「そうですね。何か、僕は、いたって平常心でいたい。波風が立って欲しくないんです。だから平常心で過ごせる恋愛だったらしてもいいかなって感じです」

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――でも、恋愛はそうやって波風が立って振り回されるのも魅力の一つですよ!

「それを魅力に思っていた年代もあります。それこそ、気になる女の子を近くで見ると『あ、どうしよう』とか、ドギマギするのを楽しんでいた時代もありました。例えば、学生時代に、自分の席の後方に気になる女の子がいて、後ろの友達にプリントを渡すフリをして、その女の子の方をチラリと見たり」

――ほっこりするようなエピソードですね。ちなみに、松村さん自身は、恋人につかれてOKな嘘と、ここからはダメな嘘っていうのはありますか?

「あー、基本NGですね。嘘なのかなって思うことすら面倒くさいので(笑)。信じられないっていうよりは『あぁ、面倒くさい!』って思ってしまいます」

――今回、作品の中で、ツンデレ男子というギャップある役どころを演じていますが、実際の松村さんは、「ファンの方からはこう見られているだろうけど、実は俺こうだよ」みたいな部分があれば教えてください。

「ファンの方は、僕のことを「王道のものを毛嫌いしている」「斜めからものを見ている」っていう印象があるみたいなんですよ。トレンドのものも『はいはい、今だけのやつね』っていう目線で捉えているような。でも僕、トレンドのものとかめちゃくちゃ好きなんです。今、流行っている曲とかすごい聴きます!」

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――たしかに、意外な一面かも(笑)。ちなみに、今はどんな曲を聴くんですか?

「サブスクリプションのサービスで「2020ヒットチャート」のプレイリストを上から順番に聴いています。でも、ワンテンポ遅いかもしれないです。「2021年に流行りそうな曲」ではなくて、流行った曲のヒットチャートを聴いている時点で遅いですよね(笑)。
最近だと、みんなが”NiziU”って言ってるときに、何のこっちゃ分からなくて。“NiziU”って聞いて、20人グループだと思ったら違いますし。周りから『虹って意味が入っているんだよ』と教えてもらって、『ってことは7人組?』って聞いたら、違うって言われるし。そんなやり取りを通じて、今では、NiziUが9人グループということに無事に辿り着けました(笑)。後は、YouTubeとかでも『あ、この曲いいじゃん』って思ったら、既に再生回数何千万回みたいなことはよくあります」

SixTONESメンバーもどっぷりハマる映画 感想を聞いて嬉しさも

――今回、主題歌をSixTONESが担当していますが、メンバーの皆さんが映画を見たときの反応はどうでしたか?

「それがですね、公式のYouTubeの撮影を兼ねてメンバーも見たんですよ。試写前後は僕も一緒にコメント撮りをしたんですけど、試写中は、僕以外の5人だけで見たので、どんな風に見ていたのか知らなくて……。試写中の様子を聞いても、『北斗は後々のお楽しみで~』と言われてお預け状態なんです(笑)。だから、僕もまだ詳しい感想は聞いてないんです」
※取材はSixTONES公式YouTubeアップの前に行われました。

――それは気になりますね(笑)。試写の後にメンバーと合流した時の雰囲気はどんな感じでしたか?

「うちのジェシーって男がひたすら静かでしたね。本編中、泣いたらしいってことは聞きました。試写後に合流した時に、僕に一歩近づいて、『あれ見た後に俺、北斗のこといじれない』『喋ったら、映画を思い出して、また泣いちゃうから喋れない』って、結構ガチな感想をもらって。他のメンバーも僕が近づくと、『まだ映画の中の透に浸っていたいから北斗来ないで』って言われたり。でも、想像以上に映画の世界観にどっぷりとハマって見てくれて素直に嬉しかったです」

――最後に、SixTONESとしてのデビューも2年目を迎え、今年はアイドルとしても俳優としても忙しい1年になっていくのではないかと思いますが、今後の目標を教えてください。

「いつまでにこういうのを成し遂げたいとかではなくて、『次の歌はどんな風に歌おうかな』
『次の作品はどんな役作りをしようかな』って、常に、新しい仕事に対してのアクションを考えている状況でいたいなって思っています。いただいたお仕事に対して、突入していくという感じ。目の前のことだけを考えるようなことが常に続くことって、とても有難いことだと思うので!」

――ありがとうございました!

INFORMATION

映画『ライアー×ライアー』
2021年2月19日(金)全国公開

《出演》松村北斗 森七菜 小関裕太 堀田真由
七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.)/ 板橋駿谷 竹井亮介 相田翔子
《原作》金田一蓮十郎「ライアー×ライアー」(講談社「KCデザート」刊)
《監督》耶雲哉治
《脚本》徳永友一
《主題歌》SixTONES「僕が僕じゃないみたいだ」(Sony Music Labels)
《配給》アスミック・エース
《公式サイト》https://liarliar-movie.asmik-ace.co.jp/
©2021『ライアー×ライアー』制作委員会 ©金田一蓮十郎/講談社

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