『僕は妹に恋をする』(2007年:松本潤&榮倉奈々)や、『僕...
新・スーパーマン、ヘンリーカヴィルは意外とオタク!?
girlswalker編集部
こんにちは。ハリウッドの大作からアニメ、はたまたB級SF映画まで、年に観る映画の数は100本以上!映画マニアの編集部ゆっきーです!
『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーランと、『300 スリーハンドレッド』のザック・スナイダー監督がタッグを組み“新スーパーマン”を誕生させた『マン・オブ・スティール』。既に全世界43カ国で初登場1位を獲得し、日本でも期待が高まっている本作の主演をつとめたヘンリー・カヴィルさんに直撃インタビューしてきました!イケメン俳優として世界中で注目を集める彼の素顔に迫ります!
■ スーパーマンは世界的なキャラクターですが、『マン・オブ・スチール』にしかないスーパーマンの個性はどこですか?
ヘンリー・カヴィル(以下H):今までたくさんのスーパーマンシリーズがあったけど、今回特に違うところは、非常に強い人間的な要素が含まれていて、現実的な部分が多いところだね。僕たちも彼の気持ちをよくわかり、理解できることが多いし、共感できると思う。
子供のころに、自分が異星人でいろんな能力を持っていることに気づいてしまうのは、子供が成長過程にいろんな悩みを抱えたりする、それ以上のことではあるけど、最後はなにを選択していくのかということなんだ。大人になっていい人間になるのか、グレて悪い人間になるのか、そういう選択をする非常に特別な幼少時代を過ごすわけで、でもいじめを受けたり、いろんなことを言われても正義の方に立つというのは、非常に現実に根ざしているなと感じたよ。
■ 世界的なヒーロー・スーパーマンを演じるにあたって配役のプレッシャーや、厳しいトレーニングを乗りこえられた支えになったものを教えてください。
H:スーパーマンというのは、僕にとっても世界中のファンにとっても非常に重要なものなので、ものすごくプレッシャーを感じていたけど、実はそのプレッシャーこそが支えになっていたよ。
とジムでトレーニングしているときに限界を感じても「いいや、待てよ、俺はスーパーマンを演じる。みんなが期待しているんだ!」と思うと何か力が湧いてきて、もっともっと頑張れるんだ。
もう一つは自分の家族の名を汚したくないっていうこと。やはり自分の家族が僕を誇りに思ってくれるようなそういう仕事がしたい。自分も100%やらないと、自分が後で惨めになるだろうと思って。そういう家族の名前や自分の名前っていうものも大事に思うことが支えになっていました。
■ 役作りをする上で原作をとても読み込まれたと伺いました。いろんなスーパーマンの作品がある上で、ご自身が、これがスーパーマンのコアだなと思ったところはどんなところですか?
H:僕もそのコアの中心にあるものを探したいと思って、いろんなコミックを読んだよ。その中で僕が感じたのは、どんな状況に置いてもスーパーマンはいつも正しいことをしようとしている、そこがベースラインにあるということだね。それは、『レッドサン』という作品や『スーパーマンの死』『スーパーマンの帰還』それから『スーパーマンとバッドマン』『サーチフォークリフト』っていう作品で特に顕著に感じた。特に『スーパーマンの帰還』とでは、ほかのスーパーヒーローとは違う部分、非常に魂が美しく、謙虚なものがあって、そして常に周りの状況を見ながら一番正しいことは何かと考えているなと感じたよ。
■ スーパーマンを演じて、ヒーローであるために大切なことは何だと思いましたか?
H:スーパーマンの一番の強み、一番のスーパーパワーっていうのは実は我々人間全員が持てるもので、それは意志の強さなんだと思う。それが彼が生き伸びることにもつながるし、まあどんなに強い相手であっても彼の方が絶対諦めないという意志の強さだね。そういう我々人間も持てるところ、共感できるところがたくさんでてくるのも、この作品の素晴らしいところだと思ったよ。