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伊藤健太郎、自身の思春期を振り返る…「片っ端から反抗していました」

映画『惡の華』が、2019年9月27日(金)より、全国で公開されます。

原作は、映画化が続く押見修造の同名コミック。「別冊少年マガジン」(講談社)にて創刊号から2014年6月号まで連載され、2013年にはTVアニメ化、2016年には舞台化もされた大人気作品。〈中学編〉と3年後の〈高校編〉からなる、思春期のダークな面をえぐり出した衝撃作は、今もなお熱狂的な支持と共感を集めています。

主人公の春日高男を演じるのは、映画やドラマへの出演が相次ぐ演技派若手俳優・伊藤健太郎。爽やかなイメージを打ち破る体当たり演技は、自身にとって新境地の開拓となったに違いありません。また、春日の人生観に決定的な影響を与える仲村佐和を演じたのは、女性ファッション誌『ViVi』専属モデルを卒業後、女優として開花しつつある玉城ティナ。圧倒的なビジュアルで異質な存在・仲村にカリスマ性をプラスし、繊細な思春期の少女を見事に演じきりました。

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今回は、主演の伊藤健太郎さんにgirlswalkerが単独インタビュー。“変態”春日を演じた心情を、根掘り葉掘り聞いちゃいました……! ついでに、伊藤さん自身の変態性も暴露!?

SPECIAL INTERVIEW

難しかった演技は“ブルマの匂いを嗅ぐ”シーン

――“超〈変態〉狂騒劇”という衝撃作への出演。出演が決まった時の率直なお気持ちは?

「自分にとって挑戦になるな、自分の中の新しい部分をもっとえぐり出さないといけない作品になるな、というドキドキ感がありました。不安もありましたが、演じたことがない役に挑戦できる嬉しさの方が大きかったです。演じていくうちに、難しいなと思うところがたくさんありましたけど」

――例えば、どんなシーンでしょうか?

「自分が経験したことがない状況のシーン。芝居をするにあたって、自分の経験を生かすことがすごく重要だと思っています。でも、今回の“ブルマの匂いを嗅ぐ”動作は、見たこともやったこともないので、実際に演じてみるまでわからなかったです。なので、井口監督の指導も入って作り上げていった1シーンでもあり、印象に残っています」

――春日と仲村のやり取りもかなり激しかったので、苦労されたのでは?

「春日と仲村って、すごく不思議な関係性なんです。だから、全く知らない相手ではなく、3回目の共演である玉城さんと一緒に演じられたのが良かったと思います。仲村ってとても難しい役どころですが、玉城さんが演じると聞いて、絶対にハマるなと思いました。仲村が春日にビンタするシーンがありましたが、そこも思い切りバチンとやってくれたので良かったです(笑)」

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伊藤健太郎の変態性を暴露!? ドMな一面も

――“変態”な春日を演じている期間中、伊藤さんのお気持ちに変化はありましたか?

「井口監督の人柄もあり、現場は明るい雰囲気でした。でもその分、ホテルに帰って1人でいる時に、春日や翌日のシーンのことを考えるともう……1番キツかったですね。春日の心の中の葛藤を考えてしまうとしんどくなりましたけど、そうやって自分を追い込むことは、春日の演技には良い様に作用していたのではないかと思います」

――伊藤さんにも春日のような“変態”な部分はありますか?

「いっぱいありますよ(笑)。書ける範囲で出すなら…(笑)、役者という仕事上、例えば春日を作るにあたって、わざと悩んだり、ストレスを溜め込むようにしていたところ。春日を演じる上でそれはすごく大事なことでしたけど、ふと自分を客観視してみると『なかなか変態なことやってるな~』って(笑)。でも、役を作る作業って、変態にならないとできないですよ」

――伊藤さんも春日と同じようになかなかのMですね?(笑)

「そういう部分ではMですね。春日については特に自分で自分を追い込んでいましたから……変態ですよね~(笑)」

――仲村さんのようなS女子については、どう思われますか?

「良いと思いますよ! でも僕はその更に上からいきたいですけどね(笑)。S女子をねじ伏せたい(笑)。負けず嫌いなので『なんでこんなこと言われなきゃいけないんだよ、ざけんな!』って(笑)」

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自身の思春期を振り返る…「片っ端から反抗していました」

――思春期ならではの春日の葛藤が描かれていますが、伊藤さんの少年時代にはそのような葛藤はありましたか?

「大人が言うことに対して、片っ端から反抗していました(笑)。例えば、先生に『こうした方が良いよ』『これはするな』と言われて、言うことを聞いた方が楽なのは自分でもわかってはいるけれど、あえて逆をいってしまいたくなる。反抗期ですよね。大人に言われたことを素直に受け止めたくないっていう、ひねくれた考えを持っていました」

――早くから芸能界で活動されていましたが、思春期と重なる時期、色々思うことはあったのでは?

「仕事でも当時のマネージャーさんにも反抗していたし、中学生の頃は多大なる迷惑をお掛けしていましたね(笑)。同級生よりも一歩先に社会に出ていたので、早く大人にならないといけないという気持ちもありましたし、大人の行動もすごく見ていました。その当時って人の話を聞いてないようで聞いているんですよね。そこで教えてもらったことや、言われた言葉は今でも思い出すことがあるし、振り返ると『ありがとうございました』って気持ちです」

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――春日のボードレールの詩集『惡の華』のように、伊藤さんにとっての人生のバイブルを教えてください。

「『ホームアローン』ですね。映画は小さい頃から好きで色々観ているので、影響されることが多いですが、この作品は特に何回も観ました。イタズラしたくなってしまう気持ちなど、子供ながらに憧れを感じて。僕、映画からよく影響を受けるので『アルマゲドン』を観た頃は、宇宙飛行士が格好良いと思ったりもしました。
あと、岡本太郎さんの『自分の中に毒を持て』という本。もっと自分にストイックにならないといけない、人と同じことをしていてはダメだというような名言が並んでいて、役者に通ずる部分も多く、大事にしています」

――そんな伊藤さんが今後挑戦したい役柄は?

「サーファーの役。サーファーとか、自由に生きている人を演じたいです。と言いながら、単にサーフィンがしたいという気持ちが大きいのもありますけど(笑)。たまにやりますが、今年の夏はサーフィンができなかったから、やりたいな~と思っています」

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9月7日(土)開催 TGC 2019 A/W に出演決定!

9月7日(土)に埼玉県・さいたまスーパーアリーナで開催されるファッションイベント「マイナビ presents 第29回 東京ガールズコレクション 2019 AUTUMUN/WINTER(以下、TGC)」に伊藤さんの出演が決定!
仲村佐和役の玉城ティナさんとともに、ファッションステージを彩ります。伊藤さんは、今回がTGC初ランウェイ。劇中の春日&仲村とは180度違った魅力を振りまくステージを是非チェックして♪

INFORMATION

映画『惡の華』
2019年9月27日(金)全国公開

《出演》伊藤健太郎 玉城ティナ 秋田汐梨 / 飯豊まりえ
《原作》押見修造「惡の華」(講談社『別冊少年マガジン』所載)
《監督》井口昇
《脚本》岡田麿里
《配給・宣伝》ファントム・フィルム
《公式サイト》http://akunohana-movie.jp/
©押見修造/講談社 ©2019映画『惡の華』製作委員会

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