いい人っぽいんだけど・・・口下手な男性の心理と上手な付き合い方とは

あなたの周りに口下手な男性っていませんか？上手く話ができない男性は何を考えてるのか分からないと思ってしまいますよね。口下手な人が彼氏だと、本当に好きかどうか不安になってしまう場合もあるでしょう。

今回はそんな口下手な男性についてご紹介します。口下手な男性の特徴や心理。どう付き合っていけばいいのか。また、口下手な男性にしてはいけない言動についてもまとめました。口下手な男性との付き合い方に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

口下手な男性ってよく分からない！

口下手とな人と言うのは、自分の考えを思うように言葉にして伝えられない人のことを言います。話をすることが苦手で、口数がどんどん減っていってしまうんです。うまく話せないことにコンプレックスを抱いている人も多いでしょう。

口下手な男性と接すると、何を考えているのかよく分からないと思うのではないでしょうか。相手の気持ちを勝手に想像してしまい、不安になってしまうこともあります。

べらべらとおしゃべり過ぎる男性も戸惑ってしまいますが、口下手な男性も接し方に困ってしまいますよね。

口下手な男性の特徴や心理

まずは口下手な男性の特徴や心理について見ていきましょう。相手のことを知ることで、どう接すればいいのかが分かっていきますよ。

人と話をすることが好きではない

口下手な男性は、そもそも人と話をすることが好きではありません。自分のことを語りたいと思ってもいませんし、相手のことを根掘り葉掘り聞こうとも思っていません。人間関係にドライなところがあるんですね。

口下手であることで愛想がないと思われてしまうマイナスな面もありますが、プラスの面もあるんです。おしゃべりではないということは信頼できると思われやすいんですね。軽い印象を与えることはないという点で、口下手なことは悪いことではありません。

自分の話はつまらないと思っている

口下手な男性は「自分の話はつまらない」という思い込みをしている可能性が高いです。上手く話せないから相手を退屈させてしまう、話さない方がマシだ、自分の話はつまらない、という前提を持っているので、そういったことを思ってしまうんです。どうせ自分は～と思っていると、行動すること自体をあきらめてしまいますよね。

口下手な男性はとにかく自分に自信がありません。自分に自信がある人は、自分という存在をアピールするために話しますよね。反対に、自信がない人は自分のことを話したがりません。自分！自分！とアピールしすぎる人も扱いに困りますが、まったく話をしない人も困ってしまいます。

人見知りをする

人見知りをしてしまうのも特徴の一つです。とくに初対面の人とは話をすることができません。質問をして相手の話に興味を持って自分のことも話す。そういった会話のコミュニケーションをとることが苦手なんです。

過去にトラウマがある

口下手な男性の中には、過去のトラウマが原因になっている場合も考えられます。

例えば親から「あなたの話は分かりにくくて何を言ってるか理解できない」と言われたとします。この言葉に傷つき、自分は話が下手なんだと思い込んでしまいます。過去のトラウマとは厄介なもので、なかなか忘れることはできませんよね。思い込みを取り払うのは簡単なことではないからです。

口下手な男性との付き合い方

続いては、口下手な男性との付き合い方についてご紹介します。どう接したらいいのか分からない方は、ぜひ読んでみてくださいね。

質問を投げかける

口下手な男性と上手く会話をするためには、質問を投げかけていきましょう。質問をすることによって会話を広げていくことができます。しかし、口下手な男性のリアクションはとてもシンプルです。「はい」「いいえ」しか返ってこないことも考えられるでしょう。シンプルな返事が返ってきたとしてもめげずに会話を続けることがポイントです。

簡単に答えられる質問にする

口下手な人は、どう答えるかかなり考えてから言葉を口にします。また、その内容が相手にどんな印象を与えるかも精査するため、結果的に時間をかけたわりに無難な答えが返ってきやすいです。

彼との会話を円滑に行うようにするためには、この返事にかける時間をできるだけ短くするように心がけましょう。例えば、「どう思う？」と聞くと質問自体がかなり漠然としています。そのため、何について答えてほしいのか、どんな返事を期待しているのか、自分の意見と相手の期待との相違がなるべくない返し方は何か…と色々な考慮事項があります。そして結果的に「いいと思う」となんとも言えない答えを返しがちです。

こうした場合、まず「これについて賛成？反対？」、次に「どこに共感できた？納得できなかった？」と質問を細かく分けて順に聞いていくのがおすすめです。こうすることで、あなたの聞きたいことが明確になり、考えることが少なるため口下手な人もスムーズに答えられます。

また、口下手な人の答えが曖昧だった場合、「これはこういうこと？」とあなたなりに解釈してみせるのもいいでしょう。こうすれば、口下手な人は合っていれば「うん」でいいし、違えばあなたの解釈と異なる点だけを答えればおしまいなのでより答えやすくなります。

答える人に丸投げスタイルの雑な質問をやめて、何が聞きたいのかを正確に伝えることがスムーズなコミュニケーションのコツです！

自分から話を広げる

口下手な彼と楽しい会話をするためには、あなたが話を掘り下げなければいけません。そもそも口下手な人は他の人の話を聞きたいとも自分の話をしたいとも思っていないことが多いです。あなたとお付き合いしているのも、「一緒にいて楽」「無言でも心地いい」だからであって、あなたとの会話を実は求めていないなんてこともありえます。

あなたがもっと話をしたいと思うのであれば、あなたが率先して実行しないと永遠に深い話はできません。そういうのは彼がリードすべき！と思わず自分が司会者やインタビュアーになったつもりで上手に会話を続けましょう。

相手が話しきるまで待つ

先ほども書いたとおり、口下手な人は返事に時間がかかります。だからと言って、待ちきれなくて「いったん賛成か反対かだけ教えて」と質問を重ねたり、まだ答えている途中なのに「つまり〇〇なんだよね」と話をさえぎって結論を急いだりするのは絶対にNG。

一度そういうことをしてしまうと口下手な人は余計に答えにくくなってしまいます。返事が遅いことは本人もわかっているので、コンプレックスを刺激するようなことはしないでください。もしも遅いなと思っても、返事の遅さを気にしていないような姿勢を保つことが大切です。

そうすることで会話への苦手意識が薄くなり、今までよりたくさん話をしてくれるようになるかもしれませんよ。

笑顔で聞く

返事を聞く際の表情も大切です。

真顔で聞いていると「返事が遅くてイライラしてるのかな」と考えてしまい、余計に返事が遅くなる原因になることもあります。特に真顔が怖いとよく言われる人は、微笑みを意識してちゃんと話を聞いていることをアピールしましょう。

オーバーなリアクションをとる

口下手な男性は話をすることに自信がありません。なので、少しずつ自信を持たせるようにしてあげましょう。そのためには、口下手な男性の話に対して少しオーバーなリアクションをとってみてください。

「えー！そうなんだ！知らなかった」「すごーい！面白い！」分かりやすくリアクションをとることで、相手は少しずつ話すことに自信を持っていくことができるんです。

相手の話に同調する

会話をするときは相手の話に同調することを意識してくださいね。「それは違うと思うな」と言って反対意見を述べてしまうと、口下手な男性は話をしてくれなくなってしまいます。「そうだね。私もそう思う」と同調してあげることで、相手は安心して話すことができるんです。

口下手な男性にしてはいけないこと

最後に、口下手な男性にしてはいけない言動について見ていきましょう。

口下手だよね！と言う

口下手な男性に対し「口下手だよね！」と言うのは避けましょう。

相手は上手く話せないことにコンプレックスを抱いています。ズバッと指摘されてしまうと、どんどん自信を失ってしまうんです。口下手であることは悪いことではありません。相手を責めてしまうような言動はやめてくださいね。

責めるような説明の求め方

口下手な男性は話すことが得意ではないので、言葉が足りないこともあるでしょう。話が理解できず、もう少し補足して欲しいと思う時がありますよね。「それで？どういうことかもっと分かりやすく説明して！」などと責めるような口調で強く言ってしまうと、相手は自分を責めてしまいます。

聞き方一つで相手の受け取りようは変わりますよね。「それって、〇〇ってことかな？」と自分なりの解釈をしてから相手に説明を求めてみましょう。

相手を変えようとする

「彼がもっとうまく話せるようにしてあげたい！」口下手な男性に対してそう思う気持ちも分かります。しかし、他人を変えることは不可能なことなんです。相手を変えようとすればするほど、本人にはプレッシャーとなってしまいます。口下手な男性を変えるのではなく、自分の捉え方を変えることが必要です。

おわりに

いかがでしたでしょうか？今回は口下手な男性についてご紹介してきました。ぜひ参考にし、口下手な男性と上手く付き合ってくださいね。