佐野勇斗が舞台初主演！大ヒット作『里見八犬伝』が新キャストで再び

佐野勇斗主演の舞台『里見八犬伝』が、2019年10月、11月に、全国4都市で上演されることが決定。

知勇に優れ、8つの玉に導かれた8人の勇猛果敢な犬士（剣士）たちが出会い、立ちはだかる悪霊集団に果敢に挑み悪を打ち滅ぼしていくストーリー。滝沢馬琴原作の壮大な歴史ドラマを、時代物の舞台作品に抜群の腕を振るう鈴木哲也が、既存の物語設定をもとに書き下ろした。

そして、映画監督である͡故・深作欣二の代表作でもある同作を、息子の深作健太が舞台版として演出。対決、変幻、忠義と裏切り、恋と友情など、さまざまな要素が散りばめられた人間ドラマをベースに、活劇的娯楽性が盛り込まれたアクションエンターテインメントに仕上がっている。

以前山﨑賢人が主演を務め大きな話題を呼んだ同作だが、その犬塚信乃役を、日頃から山﨑を慕っている後輩の佐野が務めることが決定。魂を受け継ぎ、新たな信乃役を創造する。

佐野は、ドラマ『砂の塔 ～知りすぎた隣人』で注目を集め、昨年はドラマ『トドメの接吻』や映画『ちはやふる -結び-』『3D彼女 リアルガール』など、6作品に出演。今年は主演映画『凜 -りん-』『小さな恋のうた』が立て続けに公開されている。また、ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーであり、アーティストとしても活動する、今最も注目されている若手俳優の1人だ。今回が舞台初主演となる。

同作について佐野は、「こんなにもスケールの大きい作品に、舞台経験もほとんどない僕が座長を務めさせていただいて良いのか、正直とても悩みました。ですが、昔から殺陣にものすごく憧れがありました。何より犬塚信乃は、僕の尊敬する先輩である山﨑賢人さんが演じられていた役柄ということもあり、役者としても、人としても成長したい、そして先輩に少しでも追いつきたいという想いから、挑戦させていただくことを決めました。正直自信はないし、大きなプレッシャーも感じていますが、僕の役者人生をかけて全力で挑みたいと思います。どうか楽しみにしていてください」と、不安もいっぱいの中で挑戦した舞台に向けた意気込みを語った。

激しい大殺陣、数々の名台詞、八犬士との絆など、佐野の役作りに期待が高まる。