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高校生や大学生と社会人の違いって?社会に出ると直面する6つのこと
girlswalker編集部
楽しかった学生生活も終わり、就職が決まっていよいよ、社会人になるあなた。今までずっと、学校の規則やルールに縛られ、守られてきた中、初めて学校の外である「社会」に出る瞬間は、なんだかドキドキしちゃいますよね。今までと違った環境に飛び込むワクワク感を抱きつつも、実際に“社会に出る”とはどういうことなのか、具体的にイメージすることはなかなか難しいのが正直なところでしょう。
そこで今回は、高校生や大学生と社会人の違いについて、具体的に見ていきましょう!
目次
社会に出るってどういうこと??
社会に出るってよく聞くけど、実際に「社会に出る」とはどういうことなのでしょうか?一般的に、社会に出るとは、学校を卒業して、会社などで働き、責任を持った行動を求められる事を指すと考えられます。
校則や勉強などで縛り付けられる分、何をしても「学生だから」と大目に見られて許してもらえた状況とは、何もかもが違うという覚悟が必要です。
高校生・大学生と社会人の違いとは
では、社会人の一歩手間にいる、高校生・大学生と社会人との違いはどこにあるのでしょうか?
果たすべき責任が増える
社会人と学生の違い。それは、果たすべき「責任」の大きさや数が増えということです。
まずは仕事についての「責任」がありますよね。学校では、あなたが休んだとしても特に周りに迷惑はかけませんが、社会に出て会社に勤めるようになれば、そうはいきません。あなたが会社を休めば、その仕事に穴が開くということになります。やむを得ず休まなければならない場合には、その穴を埋めるために上司などへの引継ぎをきちんと行うことが必要となってきますよね。任された仕事の責任を果たすとは、何があっても中途半端にせず、最後までやり遂げるという事です。
また、自分の言動に対する「責任」も生じます。自分の言動によって生じたトラブルには、責任をもって解決まで取り組むのも社会人としては当然のこと。こういった「責任」の感じ方、捉え方も高校生・大学生とは違いがありそうですよね。
また、学生の今まで保護者と一緒に暮らしていて、社会人になれば一人暮らしになるという方も多いのではないでしょうか。一人暮らしをして世帯を分けたことで、初めて「納税義務」をリアルに感じた人もいるでしょう。
家に住むには「住民税」や車を使うには「自動車税」。給与所得からは「所得税」などを納めるのも、社会人としての”責任”です。そのような税金が生活の中で還元されている実感はあまり無いものですが、社会人になり、税金を納めることによって、社会の一員になった感じがする方も多いかもしれませんね。このような点も、高校生・大学生と社会人の大きな違いと言えるでしょう。
自分のことだけを考えていてはいけない
社会にでて働くということは、必然的に色々な人々との関わりの中で生きていくことになります。例えば、学生時代は遅刻が当たり前でも、社会に出ればそれは許されません。あなたが遅刻をしてしまったら、担当している仕事の打ち合わせ、会議、取引先とのアポイント・・・人、スケジュール、場所など様々な方面で迷惑がかかります。
あなたが起こす一つ一つの行動は、あらゆる方面への影響を及ぼすことを理解することが必要です。自分のことだけを考えて動いてしまうと、取り返しのつかない事態に陥ることもあり得ます。常に、自分自身の行動がどう影響するかを考えることが必要になります。
生きる糧として仕事をする
高校生・大学生でも、アルバイトなどでお金を稼いでいる人もいらっしゃるかもしれませんが、社会に出て働く社会人との大きな違いは、働いている理由にあります。
高校生や大学生のバイトは、趣味や遊びなど自由に使えるお金に回すためという方も多いでしょう。しかし、社会人になると、仕事で稼ぐお金は、自分の生活の糧です。生きていく上で必要なお金は自分で稼がないといけませんので、ここが高校生・大学生と社会人の違いにもなってきますね。
時間は厳守
これも社会人としては当然の事ですが、時間は厳守になってきます。もちろん、高校生や大学生の中でも、時間厳守は当然と考えていらっしゃる方もいると思いますが、社会人になると、「時間厳守」は絶対です。
仕事はたくさんの人が関わり合いながら成り立っています。会議・打ち合わせなどは、メンバーがそろわないとできませんよね。万が一遅刻をしたり、会議が長引いたりなどすれば、次のスケジュールが押していき、どんどん仕事が立て込んでいきます。
会議や打ち合わせなどは同じ社内のみで行われるとは限りません。他社との打ち合わせなどもあるので、そのスケジュールがズレてしまうと、その会社の信用問題にも関わってくる出来事ですよね。数分の遅刻1つで、信用を失い、大きな金額が動く仕事を失う可能性もあるのです。ですので、学生の頃とは比べ物にならないくらい、時間に対しての捉え方はシビアになってきます。
立場が明確
社会人にはそれぞれの立場を明確に示す「職位」や「役職」があり、それぞれの立場にふさわしい振る舞いや思考が求められます。社会人における人間関係の多くは、この立場を踏まえたものになるでしょう。この点も、学生と社会人の大きな違いと言えます。
また、高校生・大学生は、お金を払って「知識」というサービスを提供されている立場ですよね。一方社会人は、賃金を受けって、サービスを提供する立場にあり、学生と社会人の立場の違いというのも明確です。
TPOをわきまえた言動が求められる
また、高校生・大学生であれば、ありのままの素直な言動が許される場面が多くありますが、社会人となればそうもいきません。
社長や上司と話す場合には「部下」らしい立場の言葉使いが必要ですし、相手がお客様であれば、また違った言葉使いが態度が必要になってきますよね。「同僚」「上司」「取引先」「顧客」・・・などといったように、関わる相手によって、その時々にふさわしい言動が求められます。
また、社会人になると、上司や取引先の方の接待をする場面もでてきます。同じ相手であっても、対応する場所によっても、その対応を考えなければなりません。常にTPOをわきまえた言動が求められます。
おわりに
高校生・大学生と新卒の社会人って、年齢的にもすごく近いものです。それだけに、急に「社会人」というレッテルを張られたとして、そんなに明確な違いが生じるものなのか?と考えることもありますよね。ここまでご紹介した内容を読んで、学生と社会人の役割がこんなにも違ってくるものであるとお分かりいただけたでしょうか。
大して年齢が離れていないにも関わらず社会人がとても遠い存在に感じてしまうのは、社会の厳しいルールの中で生活している所にポイントがありそうです。
高校生・大学生が社会に出るときには、今までと違ったことが多すぎて、戸惑うことも多いでしょう。でも、それは先輩方もきっと同じだったはず。最初のうちは戸惑いながらも、だんだんと慣れていくことができるものです。あなたもきっと、立派な社会人になれるはずです!ぜひ、社会に向かって元気に羽ばたいてくださいね。