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菅田将暉が思わずリクエスト!“兄ちゃん”松坂桃李の深みのある芝居

 

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今や日本中に愛されているアーティストグループ・GReeeeN。そんな彼らの本当にあった“キセキ”の青春物語『キセキ ーあの日のソビトー』がついに1月28日(土)に公開。

国民的大ヒット曲 GReeeeNの「キセキ」誕生にまつわる、ある兄弟と家族、そして仲間たちの“軌跡”と“奇跡”を描いた“輝石”の物語を描き出す。GReeeeNを支える兄弟「ジン」と「ヒデ」を演じたのは、実力派として名を連ね数々の作品で目を見張る演技で魅せる松坂桃李と、作品ごとで表情が変わり唯一無二とも言える個の魅力が眩しい菅田将暉。ふたりが体現する音楽に対するひたむきで真っ直ぐな兄弟の姿は必見!
他にもGReeeeNのメンバーを、横浜流星、成田凌、杉野遥亮といった今年大ブレイクが期待される俳優陣が演じ、目が離せません!

そんな今回は主演の松坂桃李さん、菅田将暉さんへ直撃!作品を通じてふたりが感じた“音楽の力”とは。久しぶりの共演を果たし、兄弟を通じて感じたお互いの魅力についても聞いちゃいました♪

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“歯医者と歌手”という異色すぎる二つの夢を、全力で追いかけた若者たちが巻き起こした“キセキ”ーー

■本作の出演が決まった時はどんな気持ちでしたか?
松坂(以下・M):実話を元にしているという事にまず驚きました。話しを深く聞けば聞くほど、より映画として成立する面白い要素がたくさんありました。それが本当に実話として存在しているというのは非常にワクワクしましたし、それを自分が演じるんだと思うと楽しみでした。
菅田(以下・S):まず僕はGReeeeN世代でしたし、出演のお話があった時にずっと顔を隠して音楽をやっている理由を聞いて観てみたいなと思いました。それに今の時代にミュージシャンが顔を隠して成立しているのは本当に“曲の力”があるからですよね。まずビジュアルで惹きつけるアーティストも多い中、その真剣勝負な部分と家族の話を聞いた時は納得してしまいました。

 

■久しぶりの共演はいかがでしたか?
M:前回の共演がそんなに絡みがなくて、改めてがっつり一緒にお芝居が出来て楽しさがかなり増しました。菅田としか経験出来ないドンッとくるような楽しさを今回の現場では感じました。
S:桃李くんは先輩ですし、僕が役者を始めたての時にお会いしている人。常に桃李くんの背中が前にあったので共演は特別な時間でした。中でも僕が嬉しかったのは、喧嘩をするシーンの時パワーが強くて一週間くらいアザが出来たことです(笑)。気持ちも身体もどっちも正面からぶつかってきてくれて、この関係性じゃないと出来ないことだから嬉しかったなぁ。JINさんとHIDEさんの心の繋がりは、やっぱり桃李くんじゃないと出来なかったです。

記者:“男兄弟”というのもいい関係性ですよね。

S:“兄ちゃん”と言いやすかったです。考えなくてもすごく自然にそうなっていました。
M:考えなかったね。
S:兄弟の関係が自然だったお陰でグリーンボーイズの方に集中できました。

 

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■ふたりとも歌うシーンがありますが、歌ってみていかがでしたか?
M:今まで味わったことのないような感覚でした!1曲歌うだけでもすごく大変だったので、歌う側に立った時にアーティストの人ってすごいな、と感じました。なので聴く側に戻った今は、作り手の事も考えながら音楽を楽しめるようになりました。
S:楽器もなしで歌うので少し恥ずかしかったです。でも僕たちはデビュー前のシーンが多かったので、あんまりカッコつけずにみんなで楽しく歌えたのが良かったです。

■役を演じるにあたり意識したことはありますか?
M:ストレートに“音楽が好き”という気持ちは大事にしました。JINさんの魅力のひとつは“言葉の吸引力”だなと、お会いして僕自身もすごく惹きつけられました。具体的な事を喋るのではなく「風を感じるんだよ俺は」という感じで男から見てもカッコいいなと思うような方です。そういう魅力を作品の中でちゃんと出せれたらいいなと思っていました。JINさんにとって裏方が諦め、妥協ではないんです。折り合いを付けてこの場所にいるんだなって感じたので、ストレートに音楽に携わり続けたい気持ちを大事にしました。

記者:ではJINさんにとってプロデューサーになったこととは?

M:それしかなかったというよりも、もう一つの正解の道という感じです。ここだけが正解ではなくて、過ごしていく中で判断し決断して、前に進んだのでそれは自分が選択した道。それも正解。
S:僕も実際にHIDEさんにお会いしましたが、超人と言うか当たり前のレベルがすごく高くて。シンプルに人間的にカッコいいなと思いました。歯医者さんをやりながら年間100曲以上作っていて、それもHIDEさんたちからすると特別なことじゃないんです。傍から見るとすごくストイックで、普通ではなし得ない、二兎を追う者が二兎を得たと言うのはHIDEさんの凄み。それに楽しんでやっているんですよね。レコーディング風景を映像で見させて頂いたのですが、今でもこうやって笑えるんだ!と思うくらい些細なことでもみんなで笑い合えて、素敵な笑顔を皆さんされていて楽しそうだなと思いました。きっとたぶんJINさんとGReeeeNの皆さんとの出会いがあってのことですが、その感覚が出てればいいなと思って演じました。