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変幻自在の俳優・中村倫也、撮影現場での贅沢な経験

 

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全員主役級という超豪華なキャストで実現した『星ガ丘ワンダーランド』がついに3月5日(土)に公開。数々の話題作を生み出してきたCMクリエイター柳沢翔による完全オリジナル脚本!日本の映画界に新風をもたらす。美しい映像に溶け込み物語に深みを加えるキャストには新井浩文、佐々木希、菅田将暉、杏、市原隼人など現在人気も実力も兼ね揃えた俳優たち。
そんなキャストが名を連ねる中、今回は主演の温人(ハルト)を演じた中村倫也さんに直撃!今まで数多くの作品に出演し培った演技力でカメレオン俳優として業界や世間に好かれる存在。その中村さん自身が感じる、俳優としての現在地とは?
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星ガ丘駅の近くにある今は閉園した遊園地、星ガ丘ワンダーランド。駅の「落し物預り所」で働く温人は、落とし物の持ち主を想像しては似顔絵を描くことが日課だった。そんなある日、20年前に姿を消した母がワンダーランドで自殺をしたことを知る。その死をきっかけに、温人は離れ離れになっていた兄、そして義理の姉弟と出会うことになる。閉ざされていた過去が動き出す…。

 

■本作のオファーがあった時に感じたことはなんですか?
中村(以下・N):最初に監督が今までやられてきたCMや短編をいろいろ見させて頂きました。アイディアが溢れていて、なんて温かい映像を作る才能豊かな人なんだろうと思いました。なんとも言えない人間の矛盾した弱さ、その反面の強さを美化せずに矛盾を矛盾として抱えて、そのまま作品として映し出すドラマ性。あとはけなげに母親の影を追い求めているささやかな温人の姿。そんな所に作品の面白さを抱いたというのが最初の印象でした。

■“温人”との共通点はありますか?
N:僕はサラリーマンと専業主婦の家庭で育ったので、温人の置かれている状況は役作りの時はなかなか手強かったです。共通点は2人兄弟ってことですかね。言葉をあまり交わさない2人の間に流れる空気感というのには演じていてシンパシーを感じました。

■完成した作品を観た時の率直な印象は?
N:すっとタッグを組んでいる監督とカメラマンが作りだす世界観を撮影現場で体感して、すごくファンタジックで絵本のような絵作りをしているなと感じました。なので「映像は完成した時に観たい」と思い撮影中はモニターを一切見ずにやっていました。そして完成した映画を見たら、想像以上にファンタジックで光の使い方や空気の透明感が息を呑むほど美しくて、オープニングの雪景色から心を奪われましたね。その反面、出てくる人間がみんな人間くさくて、ダメな奴らばっかりでそのギャップが面白かったです。

記者:映像美とそれぞれの人間らしさ、不思議な世界観でした。

N:そうですね。残酷なまでのコントラストというか、映画的な表現としてはとても面白いなと思いました。ストーリーもそうなんですけど、なかなかジャンルも絞れないし一言で説明出来るストーリーではないのでなんて表せばいいか、取材の時悩みます。(笑)
一同:笑!

 

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■豪華キャストが揃いましたが共演して感じたことはありますか?
N:僕が撮影期間毎日いて、2、3日ずつ他のキャストがそれぞれ撮影に入っていました。この何日は菅田が来て、次は杏ちゃんと久作さん。次は…という感じで。みなさん持ち寄る個性というか色が全く違くて、なおかつ1人1人が強力なんです。主演でしたがあまり前に出る役ではなく、周りから影響を受けて変わっていくタイプの人物だったので、そういった意味でこれだけ豪華な役者が現場に持ちこんでくるモノを素直に受けて、役者として本当に贅沢な経験でした。

記者:それぞれが全く別の色を持っていますね!

N:アーティストで言うといろんな人とセッションしていく感覚です!音を鳴らした瞬間にわかることもあるし、ヒリヒリすることもある。暖かい陽だまりの中にいるような時もあって、最初から最後までとても刺激的でした。

記者:1つの作品として皆さんの個性が上手く調和していましたが、主演である中村さんがコントロールをしたのですか?

N:コントロールはしていないです。でも真ん中にずっと温人という人間がいるので、ブレない一定のものがあったのかも知れないですね。名だたる皆さんですから、雰囲気を嗅ぎ分ける嗅覚というのは優れていると思います。

記者:そんな現場の雰囲気はどう感じていましたか?

N:監督がしっかりディレクションしていました。監督自身口下手ですが、肝になるところはいい意味でしつこい。こだわりと情熱をしっかり持ってキャストもスタッフも向き合っていたので、全てにおいての結晶だと感じました。たしかに人がよく入れ替わる現場でしたけど、この『星ガ丘ワンダーランド』という場所でやっていて違和感はなかったですし、そういう意味で真ん中にいる者として慌てることもなく、フワッと現場にいられましたね。そこで完成できたのが、食材が料理を邪魔していないとても良い料理だったんです。

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