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月9『監察医朝顔』出演のネクスト俳優、田川隼嗣の“強み”とは?〈ITBOY〉
girlswalker編集部
girlswalker編集部が注目する、今をときめくイケメンをピックアップする「ITBOY」企画。今回登場するのは、俳優・田川隼嗣さんです。
田川さんは、2014年「第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞受賞し芸能界入りしました。
girlswalker読者にとっては、2017年「真夏のオオカミくんには騙されない」の“しゅん”として出演していた彼の姿が印象的なのでは?
そんな田川さんは、以降様々な映画や舞台で活躍中。2019年のフジテレビ8月期の月9ドラマ『監察医朝顔』では連ドラの初レギュラーとして出演を果たし、11月2日より放送をスタートした同ドラマ第2シーズンでも医学部生・熊田祥太役を続投しています。
ピュアで爽やかな佇まい、そして優しい眼差しが印象的な田川さんに、ドラマへの意気込みや、俳優として成長真っ只中の現在の心境などを聞きました。お仕事に対する真摯な姿勢が垣間見えたほか、プライベートでは、料理が得意な自炊男子な一面も♡ 最後までチェック!
目次
SPECIAL INTERVIEW
月9ドラマ『監察医 朝顔』にレギュラー出演! 放送決定に「出られるよね…?」と不安も!?
――ドラマ『監察医 朝顔』第2シーズンがスタートしますね。出演の知らせを受けたときの感想はいかがでしたか?
「前作のときに、(上野)樹里さんが『絶対2期もやりたい』と仰ってたんです。それで期待しているところもあったのですが、実際2期の放送決定を知ったときは嬉しい気持ちと同時に『(自分も)出られるよね……?』って(笑)。お話をいただいたときは即答して、一安心でした。だから出演が決まったときは、嬉しい気持ちよりも安心感が強かったです」
――第1シーズンのときと比べて、成長できた部分や少し余裕を持って臨めた部分はありましたか?
「第1シーズンの頃は、現場にも慣れないし、周りは数々の名だたる作品を作り上げてこられた方々ばかりだったので本当に緊張し過ぎて話せなかったりしたんですが、今回はスタートから良い雰囲気で始まりました。そういった面では気負わず楽しく撮影できたかなと思います」
――第2シーズンということもあって、現場の雰囲気もより気合が入っている?
「活気づいていました。ただコロナ禍で様々な制約もあるなかでの撮影だったので、上手く進まないこともありました。それでも、キャストさんもスタッフさんもいち早く順応していって、やっぱりプロだなって感じました」
俳優としての心境の変化は?「演じるだけが仕事じゃない」
――昨年の『監察医 朝顔』にはじまり、『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(日本テレビ/2019年)、そして『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(MBS/2020年)などとドラマ出演を重ねてきたなかで、俳優として心境の変化はありましたか?
「現場に入っても“自分らしくいられるように”という点はすごく意識するようになりました。現場は演じるだけが仕事じゃなくて、周りの方々とコミュニケーションを取ったり、色々な面が試されるところだと思っていて。そこをクリアしていきたいという想いは強くなったかな。また、自分のなかにある情熱をいかにして表現するかは、いまだに考えています。経験を重ねるにつれて、演技に対して疑問に思うところが増えたという感じです」
――ドラマの前は、舞台でも多く活躍されていましたね。舞台と違うドラマの魅力や、苦労などはありますか?
「ドラマの魅力は、画面にパッと映るので一人一人のお芝居がしっかりフォーカスされるところ。一方で、シーンごとに何度も演じていくので、同じ芝居を繰り返すことになって、そうしているうちに気持ちがズレ始めてしまうこともあって、自分としてはそこが難しいと感じています。作ってきたものをいかにブラさずに提示できるかが課題だと思っています。舞台では、一連の流れで芝居ができるので気持ちが良いんですけど。でもこれに慣れることで舞台での表現もまた変わっていくのかもしれません。経験あるのみです」
――舞台はワンカットでお芝居できるところがお好きですか?
「そうですね。怒る、泣く、笑うとかの感情の波が沸くので、気持ちが良いです。普段、自分はあまり日常生活ではワーっと感情が押し寄せるようなことがないのですが、舞台だったら出せる。それが疲れるけど楽しいんです。良い疲れだなって思います」
――俳優として自身の強みみたいなものは、見つかりましたか?
「何だろうな。でも、この前舞台に出たときに演出家さんに『生の感情を使ってる』と言って頂いて。普段の“怒り”とかの感情が舞台上でちゃんと出ていると。『そこをもっとちゃんと扱えるようになったら(より良い)』と言って頂けました。ちゃんと見てくれている人がいるんだ!と嬉しかったです。それが自分の強みになったら良いなと思います」
――芸能界入りのきっかけは、『リーガルハイ』の堺雅人さんの演技だったそうですね。それから田川さん自身色々な俳優さんとの出会いがあったかと思いますが、刺激を受けた俳優さんはいますか?
「背筋からビビビっという感覚を得た俳優さんでいえば、佐藤健さんと、池松壮亮さんです。池松さんは『万引き家族』で虐待を受けている少年を演じられていたんですけど、ワンシーンだけ、パって映ったシーンがあって。台詞はないのに、その時の池松さんの表情が、ビリビリときて凄い!と思いました。佐藤健さんは、『るろうに剣心』でラスボスと戦うシーンの気迫に圧倒されて。剣心は人を斬らない誓いを立ててはいるけど、殺したいほど憎い感情を向けたあの佐藤さんの表情。言葉っていうよりも、やっぱり表情が自分の中に残るんですよね。自分もいつかそういう衝撃を誰かの残せる残せるくらいになりたいです」
――改めて今の目標を教えてください!
「色んな分野において、経験をたくさん積みたいです。俳優だけじゃなくて、歌とかもありますし。それこそアミューズ(事務所)はそういう点で寛容なので、自分に臆せず、ガンガン色んなところに顔を出して、自分のできることを模索しつつ、経験を積んでいきたいです」
超こだわり派の自炊男子な一面も♡ 好きな女の子に作ってあげたい手料理は?
――たくさんの“かわいくなりたい”女子が集まるgirlswalker読者に向けての質問を。女の子のキュンとする秋冬コーデってありますか?
「王道だけど、ニットとかかな。ハイネックな感じで。お店に入ってコートを脱いだらドキッとするようなことはあるかも。ベージュや白系のニットだとより女性らしさを感じます」
――自炊をされるそうなのですが、おうち時間も経て最近レパートリーは増えましたか?
「おうち時間関係なしに、ずっとレパートリーは増え続けています(笑)」
――最近は作ったなかで自信作は?
「毎日作り過ぎて、何が正解かわからない!(笑) 強いていうなら、こだわりぬいたカレーですかね。スパイスまではできてませんが、まずは選りすぐりの野菜を集めて。玉ねぎを焦がさないように、ギリギリのラインまで炒め続ける。にんじん、ジャガイモとかも、一つ一つ別の工程で焼いたり炙ったり、トライを繰り返したりして。もう、それは研究です(笑)。お米も地方のものを取り寄せることもあります」
――すごい! 好きな女の子にもし手料理を作ってあげるなら何を作りますか?
「肉じゃがです! 男子が女子に作ってもらいたい料理でよく肉じゃがが挙がりますが、逆に僕が作ってあげたいです!」
田川隼嗣 プロフィール
《生年月日》2000年12月25日
《出身地》長崎県
《身長》176cm
《血液型》B型
《特技》ヌンチャク・サックス・絵を描くこと