菊地凛子は芦田愛菜より子供！？

■ 菊地さんの幼少期を芦田愛菜ちゃんが演じていますよね。愛菜ちゃんとは、どんな話をしていたのですか？

K：愛菜ちゃんが今撮っている作品の話をしたり、普通に女優トークをしていました（笑）。そういうお話ができるというのがすごいですよね。監督にも、「凛子はベイビーだけど、マナは大人だよね」って言われました（笑）。
女優としても、プロだなと思います。

■ 今作ではCGもたくさん使われていて、実際の撮影とは見え方も変わっていたと思うのですが、出来上がった作品を観て率直にいかがでした？

K：自分が撮影したことも忘れて、子供に戻ったように、すごく楽しんじゃいました。KAIJUが動いているところは映像になって初めてみたのですが、すごく圧倒されましたし、興奮しました。監督の新しいKAIJUが生み出されていくことがすごく嬉しかったですね。
この映画は、怪獣やロボットがでてくるんですけど、人間ドラマもおざなりにならず、完璧に描いています。もう、既存のジャンルでは言い表せない、新しい映画の領域に入ったなと感じましたね。単純に、この映画のファンになりました。

■ 今作では、KAIJUが海からでてくることで、人類の運命が変わっていきます。菊地さんの人生の中で、ここで運命が変わったな、というターニングポイントはありますか？

K：やっぱり『バベル』に出会ったことですかね。もともと、25歳までに自分の代表作がなかったら、女優を辞めようと思っていたんです。そのときに『バベル』のオーディションがあって、出演が決まったことはターニングポイントだなと思います。
たまたま国際的な作品であったということもあって、今まで自分が観て来た作品にでている俳優さんたちと一列に並ばされたときは、このままじゃいけない、プロとして、どうやって自分のキャリアを確立していくかというのを考えていかなければいけないなと強く思った作品でした。
もちろん、日々起こることも大切にしていきたいなとも思っています。

■ 今後はどんな作品にでてみたいですか？

K：日本の映画にも、もちろん出たいです。新しいもの、今までで会っていない人とやっていきたいですね。
今回の役も今までの自分からしたら挑戦で、やっぱりやってみないとわからないことも多いと思うので、今まで通り、自分がやりたいと思ったことは、自分でとりにいこうというスタンスは変えずにやっていこうと思っています。

■ 菊地さんは、やりたい、と思ったら、自分から飛び込むタイプなんですね。

K：そうですね。私、一度なにかをやりたいと思ったら、あきらめないんです。
なので、自分がやりたいと思ってとりにいった作品は全部やっていて。あきらめないことで実現できるということは、自分の中で結果として実感しているので、今後もそのスタンスでやっていこうと思っています。

■　ありがとうございました！

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Information

『パシフィック・リム』

2013年8月9日（金）新宿ピカデリー　丸の内ピカデリー他 3D/2D同時公開

■STORY

人類に残された道は２つ。「絶滅」するか、「戦う」か…！

2013年、太平洋（パシフィック）の深海から突如出現した未知なる巨大生命体に、世界中の大都市が次々と破壊され、人類は絶滅の危機に晒される。甚大な被害を受けた人類は、巨大生命体と戦う為、英知を結集して人型巨大兵器 “イェーガー”を開発する。“イェーガー” は、次々と現れる巨大生命体の侵攻を食い止める事ができるのか？ 果たして人類の下した決断、そして運命は・・・！

公式サイト:http://pacificrim.jp

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