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眞栄田郷敦、デビューから1年…役者道を邁進 驚愕のストイックさ
girlswalker編集部
今年役者デビューを果たし、力強く役者道を歩み始めた眞栄田郷敦さん。国民的スーパースターと一般女子高生のヒミツの恋を描く映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)では、橋本環奈さん演じるヒロイン・日奈々の幼なじみで、彼女のことを思い続ける一途男子の“あーちゃん”こと、彰役を好演しています。誰もが憧れるスーパースターの楓(片寄涼太)からの告白、秘密のデート、彼の部屋で過ごす時間…など、楓と日奈々のロマンティックな恋にドキドキするのはもちろんのこと、温かく、優しく日奈々を見守り続ける“あーちゃん”の存在も胸キュンすること間違いなし。
girlswalkerでは、“あーちゃん”に扮した眞栄田さんを直撃! 音楽と歩む若者たちの青春を描いた映画『小さな恋のうた』で役者デビュー。TBS日曜劇場のドラマ『ノーサイド・ゲーム』ではラグビーに打ち込む青年の葛藤を体現して大きな話題を呼ぶなど、この1年でめきめきと頭角をあらわして、これからが期待される若手実力派俳優の一人となった眞栄田さん。『午前0時、キスしに来てよ』の撮影を振り返ってもらうとともに、躍進の1年について語ってもらいました。
目次
SPECIAL INTERVIEW
片寄涼太、橋本環奈、岡崎紗絵との和やかな撮影現場
――少女漫画が原作の作品には、初挑戦となりました。彰役を演じる上で大事にしたことはどんなことでしょうか。
漫画が原作とあって非現実的なことも起こりますが、リアルな悩みや感情を描いた作品でもあるので、ナチュラルな芝居を目指していました。彰という役をいただいて、最初に彼に感じた印象は、本当に“いいヤツ”だなと(笑)。彰の実家は花屋を営んでいるんですが、その花屋を手伝っているという時点で、めちゃくちゃいいヤツですよね。幼なじみの日奈々に片想いしていて、ずっとその想いを持ち続けるという意志の強さも感じました。彰は基本、真面目な男なんですが、はっちゃけるときもあるので、そのギャップも面白いと思います。
――日奈々と彰、クラスメイトの“るんちゃん”こと光(岡崎紗絵)を交えた仲良し3人組のやり取りも笑顔にあふれた楽しいシーンでしたが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか。
撮影現場はとても楽しかったです。環奈さんと片寄さんが現場のムードメーカーでした。どちらかがボケると、どちらかが突っ込んで……と(笑)、お二人がいると現場も自然と明るくなっていたように思います。環奈さんは、役への切り替えのスイッチが瞬時に入る方。ご本人としているときはスタッフさんを笑わせたりしているのに、カメラがまわった瞬間に日奈々に変わるんです。すごかったですね。片寄さんは、楓役にぴったりだなと思いました。常に現場の空気を大切にして、スタッフさんや共演者にも声をかけながら、いいムードを作ってくださいました。
――彰のシーンで、オススメの場面を教えてください。
クライマックスで、彰が日奈々にメールを打つシーンはすごく好きな場面です。あと真剣な顔で「俺と結婚すればいいじゃん」と日奈々に言うシーンは、彰の売り出しポイントになるシーンだと思います(笑)。また印象深いのは、彰の誕生日パーティーをするシーン。楓、日奈々、彰、るんちゃんの4人が集まるシーンなので、撮影もすごく楽しくて。空き時間にみんなでケーキやお肉を食べたりして、すごく盛り上がりました。僕はキャラクターとしてはるんちゃんがすごく好きなんですが、るんちゃんの良さが伝わるシーンでもあります。いつもみんなのことを支えてくれているんです。
恋愛でも一途! 女性に贈りたい花は「青いバラ」
――誕生日パーティーのシーンは、彰の日奈々への強い恋心を感じられるシーンでもあります。眞栄田さんご自身も、日奈々のような女の子は魅力的に感じますか?
日奈々は友だちや家族思いで、自分より誰かのために動くことができる女の子。恋にまっすぐぶつかっていく姿もステキだと思います。僕自身の好きな女性のタイプですか? やっぱり同性に好かれる女性は、魅力的だなと思います。日奈々もそんな女の子だと思います。笑顔に内面の良さがあふれているような人がいいですね。
――彰の一途さに共感することはありましたでしょうか。
僕も一途ですよ(笑)。やると決めたら、とことんやりますから! 一度決めたことは貫くタイプです。でも彰のように、幼なじみへの気持ちを高校生になるまでずっと伝えないでおくというのは、なかなか難しいなと思いました。いつも一緒にいて、しかもあんなに近くにいるのに、伝えられないなんて……。でもそんな彰の姿も含めて、本作は「恋っていいな」と思える作品になったと思います。やっぱり胸キュンしますよね。同世代の方が胸キュンするのはもちろん、性別、年齢を問わず、登場人物の誰かに共感できて、楽しんでいただける作品だと思います。
――彰はお花屋さんですが、眞栄田さんが女性にプレゼントしたいお花を教えてください。
青いバラです。花言葉がすごく好きなんです。意味はちょっと恥ずかしくて…。ぜひ調べてみてください!(※編集部調べ:青いバラの花言葉は「夢かなう」です!)
大躍進の今年を振り返って… 刺激を受けた先輩俳優は?
――今年は役者デビューを果たしました。振り返ってみると、どんな1年でしたでしょうか。
本当にありがたいことに、やればやるだけ、自分の身になっていくのが実感できた1年でした。それもすべて周りの方に恵まれて、支えてくださる方がいたからこそです。『小さな恋のうた』は人生を変えてくれたと思える1本になりましたし、そういった作品でスタートを切れて、とてもうれしいです。
――今お仕事に臨む上で大事にしていることは、どんなことですか。
毎日、毎日、100パーセントを積み重ねていきたいと思っています。今、僕にとって一番大事なのは、このお仕事。落ち込んだり、後悔したりしたくないので、そのためにも常に全力を注いで、ときには自分を追い込むことも必要だと思っています。
――それだけ役者さんという仕事に魅了されていることが伝わりますが、出演作を通して、刺激を受けたような先輩はいらっしゃいますか。
『ノーサイド・ゲーム』で共演させていただいた大泉洋さんには、すごく刺激を受けました。普段は本当に面白い方で、いつも現場を笑わせているんですが、お芝居になると思わずこちらが泣いてしまうような瞬間もあったり。特に最終回、大泉さん演じる君嶋が「ラグビーが大好きだ」と伝えるシーンは、大好きなシーンです。あのシーン、本当にいいですよね!
――この1年で変化したことはありますか? また、TGC北九州のランウェイで芸能界デビューを果たされた当時のインタビューでは、1日1食を徹底されていましたが、今は…?
ひとり暮らしを始めました! 自炊もしていますよ。毎食、自分で作っています。今は1日6食、食べているんですが(笑)、毎回食べるものは、だいたい鶏肉と卵と同じメニューなんです。栄養面やカロリーも気にして、食事を摂るようにしています。
――どこまでもストイックです! 来年に向けてチャレンジしてみたいことがあれば教えてください。
趣味を作りたいです。いつも仕事のことしか考えていなくて、趣味がないんですよね……。アウトドアとかいいですね。サーフィンとか! でももし始めたら、またとことんやってしまいそうなので、気軽に始められないです(笑)。気軽にできる趣味を探したいです。
INFORMATION
映画『午前0時、キスしに来てよ』
2019年12月6日(金)全国公開
《出演》片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、橋本環奈、眞栄田郷敦、八木アリサ、岡崎紗絵、鈴木勝大、酒井若菜、遠藤憲一
《原作》みきもと凜「午前0時、キスしに来てよ」(講談社「別冊フレンド」連載)
《監督》新城毅彦
《脚本》大北はるか
《音楽》林イグネル小百合
《主題歌》「One in a Million -奇跡の夜に-」GENERATIONS from EXILE TRIBE
《配給》松竹
《公式サイト》https://0kiss.jp/
(C)2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会