『僕は妹に恋をする』(2007年:松本潤&榮倉奈々)や、『僕...
ELTいっくんがもっちーに申し訳なく思っていること!
girlswalker編集部
■今回作品のテーマが「ありがとう」ということなのですが、実際家族や友人に対して、近しい人になればなるほど「ありがとう」という気持ちを改めて伝える機会ってなかなかなくなってきちゃうと思うんです。お二人はそういう気持ちを伝える機会をどうやって作っていますか?
M:そうですね。近しい人だからこそ伝えるのが難しくなっちゃったりとかはありますよね。私の家族は仲が良いんですけど、気を使いながらも強い言い方で言ってしまったりということはよくあるんです。でもその言ってしまったときに、「なんでこんな言い方してしまったんだろう」って後悔することも多いので、「ごめんね」っていうことはもちろん、「ありがとう」っていうことも常日頃から伝えるように意識しています。
I:僕はお正月には顔を見せに帰るとか、そういうことですね。
体のことも気になりますし、やっぱり別々に暮らしているとお互い顔を見れるだけでも安心すると思うので。
■たしかに改めたことをしなくても、顔を見せるだけでも親孝行になりますよね。
長年一緒に活動してきたお二人もある意味家族のような、近しい間柄だと思うのですが、普段はあえて言わないけれど「ありがとう」と思っていることはありますか?
M:一朗さんはデビューの時から私との関係の仕方が変わらなくて。ちょっと俯瞰してるというか一定の距離感を保ってくれているんです。それってなかなかできることではないというか、私は逆にテンションの上下が激しかった振り幅ができちゃうんですけど、そういう時でも安定していてくれるのでありがたいなと思います。年上ということで人生の先輩ということもありますし、同じ仕事をしながらでも冷静でいてくれると私も我に返ることができたりとか。
あとは最近はテレビのバラエティ番組のお仕事でもがんばってくれているところも、芸人さんに混じってやるのって本当はすごく大変なことだと思うんですけど、普通にこなしてくれているので、そういうのでいちいち「ありがとね」と言うことはないんですが常に感謝の気持ちは持っています。
I:「ありがとう」とはちょっと違うのですが、同じグループでも年齢的に離れているので、体力的にもついていけないことが増えて。すごいダッシュしたいときについていけなかったりとか、そういうのが「あ、行っちゃった!」ってなるのが申し訳ないですね(笑)。
■体力的なことはしょうがないですよ (笑)。
この作品のなかでお二人はそれぞれもっちーといっくんというキャラクターで登場するということで、はじめてアフレコに挑戦されてみてどうでしたか?
M:なかなかそんな機会もないのですごく嬉しかったです。私も歌の仕事をしていますが、キャラクターに合わせて発声するのとは全然違うので、実際にやってみて声優さんってこんなにすごいんだ!っていうのも感じましたね。みているときは声をはっているようには聞こえないんですけど、私たちがやるとあんなに大きな声をだしても薄くなってしまうというか。自分が観ていた感覚とは違う体験ができたので、楽しかったのと同時に改めて声で表現するっていうのはすごいことなんだなというのは思いました。
■アフレコが決まってからなにか練習はしましたか?
M:台本をいただいてから一朗さんと二人でやりとりをしてたんですけど、やっぱりここでやってるのとマイクを前にするのとじゃ全然違くて。二人でやってた練習はあんまり意味なかったですね(笑)。
■では収録では結構苦労されたのですか?
I:僕らはプロの声優ではないので、OKラインも少し低めにしてくれるのかな、と思ったんですけど、それなりに時間はかかりましたね。監督がタイミングや言い方など丁寧に指導してくれて「あ、これ結構ハードル高いぞ」って思いました(笑)。僕らがでたのはちょい役なんですけど、その短い時間ですらこんなに大変なんだということは、この世界のプロの方は本当にすごいんだなと勉強になりましたね。
M:画に対して、ちょっとの表情も見逃さないで、と言われて。驚いた表情のときには「ハッ!」っていう感情を入れなきゃいけなくて、でも慣れてないから普通に観ちゃうんですよね(笑)。呼吸というか息づかいもすごく大事なんだなと改めて思いました。