花粉対策マニュアル決定版！“最強防備の1日”をモデル・西川瑞希さんとナビゲート

今年もいよいよ、いや～な花粉症シーズンが到来。
日本気象協会の2019春の花粉飛散予測によると、2月中旬から関東地方の一部地域や、東海、九州、四国などで花粉シーズンがスタートし、3月は各地でスギ花粉の飛散がピークに。すでに、くしゃみや鼻水、目のかゆみや肌荒れなどに悩まされている人も多いのでは？

girlswalkerでは、花粉に負けない“最強の1日”をご紹介しちゃいます。

今回、女性ファッション誌『Ray』美容専属モデルを昨年卒業し、現在はアパレルブランド『CherieMona』のディレクターやビューティー誌『VOCE』ビューティーインフルエンサーなど幅広く活躍中の人気モデル・西川瑞希さんと一緒にナビゲート。
西川さん自身も花粉症で、この季節は肌の赤みなどに悩まされているのだとか。

起床から就寝まで、日常生活の中でさりげなくできる対策ばかりなので、ぜひチェックしてみて。

＜監修してくれたのは…＞
花粉症の専門治療なども行っている細野クリニック院長の細野周作先生。
先生は抗アレルギー薬だけに頼らない、栄養療法を組み合わせた体質改善による治療で、アレルギー症状の緩和を目指しています。

【朝】7：00～　体の内側、外側から徹底予防！

乾燥はNG！体も肌も水分補給

✔　空気清浄機は就寝中からフル稼働。枕元に置くと効果的。
✔　朝洗顔後は、しっかり保湿！肌への花粉の侵入を予防します。

細野先生ひとことPOINT!
「肌が乾燥していると、花粉が入りやすくなり炎症の原因になります。外出前は、花粉などの外部刺激に負けないよう入念に保湿を」

✔　朝はまず、白湯を一杯。朝食はバナナヨーグルトを。花粉症に負けないよう、体を内側から温め、腸内環境も整えて免疫力をアップ！

細野先生のひとことPOINT!
「腸内に悪玉菌が多いと、花粉症の悪化に繋がることがあると指摘されており、ヨーグルトのように腸内環境を整えてくれる発酵食品はオススメ」

✔　外出時のコートはウール素材よりも、表面がつるんとした花粉がつきにくいダウンのコートをチョイス。
✔　ロングヘアなら髪の毛をアップにし、まとめることで、花粉が付着する面積を減らせます。
✔　マスクとメガネも装着！花粉対策用のモノだと、なお良し。

【朝】9：00～　一度外に出たあとは花粉リセット＆保湿が大切

✔　目的地（会社や学校など）についたらコートをブラッシング。花粉を中に持ち込まない。
✔　手洗い＆うがいで花粉を洗い流しつつ、風邪予防も。
✔　外気にさらされたお肌は、保湿成分配合の化粧水ですかさず保湿！肌に付着した花粉が原因で炎症が起きる「花粉症皮膚炎」を防ぐためにも、持ち運びに便利なミストタイプがおすすめ。こまめに保湿することで乾燥を防ぎ、肌のバリア機能を高めます。

細野先生ひとことPOINT!
「鼻水や目のかゆみといった症状は出ないけど、皮膚だけが荒れてかゆくなる方もいます。これが「花粉症皮膚炎」。肌の弱い、敏感肌の方が多いですね。皮膚に花粉がついても負けないようにするには、保湿をしてバリア機能を高めておくことが重要。保湿＝刺激に対する過敏を弱めることに繋がります」

【昼】12：00～　ランチもぬかりなく！食べ物から花粉症対策

✔　ランチのおすすめメニューは、味噌汁、海藻サラダ、青魚、五穀米や発芽玄米ごはん。青魚の脂に含まれるオメガ3系脂肪酸はアレルギー症状を緩和すると言われています。ヨーグルトと同じく発酵食品である“味噌”汁と、食物繊維たっぷりの海藻サラダで、腸内環境を整え、花粉症に負けない体づくりを。

細野先生ひとことPOINT!
「糖分や油分の取りすぎは花粉症の悪化要因になります。繊維質を先に食べると糖質の吸収がゆっくりになるので、食べるときは体を温める味噌汁→海藻サラダ→青魚→ご飯の順で。また、甘い物をよく食べる人も症状が出やすいです。食後のコーヒーはガムシロップやお砂糖を控え、糖質コントロールを意識しましょう」

【昼】15：00～　のど飴で常時乾燥予防＆リフレッシュ

✔　勤務中は、のど飴をなめて喉の乾燥を予防。鼻の通りがよくなるミントやメントール系なら気分もリフレッシュ。

【夜】19：00～　ディナーはお魚料理を。お酒はほどほどに

✔　基本は和食。どうしても洋食が食べたいときは、肉料理やパスタではなくお魚料理を選んで。発酵食品のチーズや、体を温める根菜などが入った野菜たっぷりのスープで栄養をチャージ。
✔　お酒はなるべく控えた方がベター。飲みすぎるとむくみや鼻づまりの原因にも。

細野先生ひとことPOINT!
「肉料理よりも魚料理を選ぶのが良いでしょう。魚の脂は炎症を抑える働きがあります。炭水化物（=糖質）のパスタは控えて。野菜スープは、玉ねぎが入ったメニューがおすすめ。玉ねぎに含まれるケルセチンという成分は、花粉症の症状緩和に良いと言われています。
また、お酒の飲みすぎはむくみや鼻づまりなどを起こしやすくなるリスクがあるので、なるべく避けた方がベター。どうしても飲むなら、クラフトビール（酵母が生きているもの）や酵母や乳酸菌が含まれる生マッコリをチョイスすると良いでしょう」

【夜】21：00～　適度なストレッチ＆たっぷり保湿ケアを入念に

✔　帰宅後は、花粉がついたコートをブラッシング。花粉をしっかり落として。
✔　まずは手洗い・うがい。
✔　空気清浄機や加湿器もフル稼働！加湿器がない場合は、バスタオルを室内に干すだけでも乾燥対策になります。
✔　お風呂に入り、体や髪についた花粉を洗い流して。むくみを予防する半身浴も◎。
✔　入浴後はたっぷり保湿を。とくに、ずっと外気にさらされていた顔のスキンケアは入念に。乾燥＆花粉に悩むこの季節は、外部刺激から肌を守ってくれる、肌のバリア機能をサポートするスキンケアがポイント。保湿成分「天然セラミド」が配合されたスキンケア商品などがおすすめ。

細野先生ひとことPOINT!
「夜は寝ている時にも乾燥するので、昼間以上にしっかり保湿をしましょう。バリア機能を整えるために、保湿力の高いセラミドなどが含まれたものが良いでしょう」

✔　適度な運動＆ストレッチでむくみを予防！アレルギー刺激を受けにくい体づくりを。

細野先生のひとことPOINT!
「血液の循環が悪くなると老廃物の排泄も悪くなり、むくみに繋がります。花粉症の患者さんは、斜角筋（首から肩にかけて走る筋肉）が硬直してしまっていることが多いんです。そこで、体の緊張をほぐすストレッチもしっかりしてあげましょう。冬はただでさえ寒いので肩があがりがち。 猫背に気をつける、肩を落とすということを意識するだけで違いますよ」

【夜】23：00～　睡眠不足はNG！規則正しい生活を

✔　夜は夜更かしせずに就寝。睡眠不足は免疫やホルモンバランスを崩し、花粉症の症状を悪化させる原因にも。
✔　質の良い睡眠がとれるよう、寝室の環境づくりにも気を使って。お布団の日干しは花粉がつくので控え、枕や布団カバーは、普段よりこまめな洗濯を。

【まとめ】花粉に負けない体づくりとお肌に保湿を心がけて！

花粉に負けない“最強の1日”、いかがでしたか？
いろいろな対策方法をご紹介しましたが、花粉に負けない体づくりと生活、そしてお肌に保湿を心がけることが大切。ぜひ試してみてくださいね！

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