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伊勢谷友介、吉田松陰の言葉に感化「こうやって生きてていいんだな」

俳優の伊勢谷友介が、2018年5月17日(木)、都内で行われた『RPAテクノロジーズ』CMキャラクター就任イベントに出席。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で演じた吉田松陰の言葉に感化された、自身の生き方を明かした。

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同日より公開されたWEB CMでは、伊勢谷が演じる“冷徹部長”が「時間厳守!」とじりじりと部下に詰め寄り、スピードを上げるよう追い込む。社員は頭を抱え「ロボの手も借りたい……」と嘆く内容で、伊勢谷のコミカルなドSっぷりが見どころだ。

伊勢谷は、「人類が地球に生き残るため」をテーマにクリエイティブな視点で様々な社会貢献活動を行う「リバースプロジェクト」の代表を務めていることもあり、「自分の会社がこういう風になってないといいな……と思いながらいつもと違う自分を演出してやらせていただきました」と振り返りつつ、「と言うのを見ているうちのスタッフはどう思っているか……(笑)」と苦笑した。

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同社はロボットによる業務自動化の取り組み表す「RPA」技術を用いて、主にバックオフィスにおけるホワイトカラー業務の代行を担うサービスを提供している。伊勢谷は、「特に中小企業は全体の中でも事務処理に割かれる割合が多くなってくるので、そこがクリアできるとなるとすごく効率的」「導入したい」と興味津々の様子。「効率化が進むことによって社会の構造が大きく変わることを想像すると、素晴らしいきっかけだなと、良い発見になりました」と事業家としての顔を覗かせていた。

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また、単純作業に関しては人間がやるよりもロボットがやった方が精度も高いと話し、「コンピューターで保存することによって、“書き換え”もないですしね」「昨今人為的な書き換えが問題になっていましたが……国会が止まることもないんじゃないかなと」と伊勢谷らしいブラックジョークで笑いを誘う一幕も。さらに、AIやITテクノロジーが入ることで国民の想いが直接的に反映される政治システムを期待しているとし、「人類のあり方をどんどん変えてくるだろうなと思うし、やりたいことです」と壮大な改革に意欲をみせた。

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影響を受けた人物の話題では、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」でも自身が演じた吉田松陰を挙げ、『志を立てて、以って万事の源となす』という言葉に感銘を受けたと明かした。「人間である以上、自分の命をどう燃やしていくかという志がないとダメ」ということで、当時映画監督を目指し「自分の夢が叶ったら何の為に命を使いたいか?」を模索していた中で出会った先人の教えに、「こうやって生きてていいんだな、と思わせてくれた」と敬意を込めた。

地域支援をはじめ幅広い活動に取り組んでいる伊勢谷。「これから起きる未来のことをしっかり心配して、考えて、その為にアクションをし続ける。人間の未来を考えて今何をするかが僕の使命のように感じます」と力強く語っていた。
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