高畑充希の可愛すぎる年賀状ルールとは?「私とペットで…」 - girlswalker
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高畑充希の可愛すぎる年賀状ルールとは?「私とペットで…」

映画『旅猫リポート』が、全国にて公開中です。
原作は『図書館戦争』『植物図鑑』など数多くの映画化作品を持つ、ヒットメーカー・有川浩。本作は、数ある有川浩作品の中でも、1、2位を争う高評価作品。現在世界17ヵ国で翻訳されており、猫好きはもちろん、万人の心を温かくするハートフルな物語として愛されています。

多くの原作ファンから熱望されながらも、今まで実写化は困難とされてきた本作が、天才猫・ナナの登場により、ついに映画化を実現しました。主演に抜擢されたのは、福士蒼汰。自身の動物愛を全開に心優しい青年・悟を等身大の演技で魅せています。もう一人の主人公・ナナの心の声は、高畑充希が担当。のびやかでまさに猫のようにクルクル表情を変える唯一無二の声が、感情豊かなナナに息を吹き込みました。

今回は、ナナの声優を務めた高畑充希さんへインタビュー。映画のことから、愛猫のことまで、高畑さんの猫好きトークをご堪能ください♡

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猫の声を担当した心境は?

――ナナの声として出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

「まず、『猫はどんな声で喋るんだろう?』と思って。猫の声を聞いたことも、喋っている場面を見たこともないですし、それが大変でした」

――実際にナナに声を吹き込んで、いかがでしたか?

「映像は猫だし、そこから自分の声が流れてくるのは、変な感じですよ。普段は自分自身も出演しているから…。むずむずしました。作品を観た時は、中盤で慣れてきて、終盤でやっと冷静に観れたかなという感じです」

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――猫の声を担当する上で、意識したことはありますか?

「私も、実家で猫を飼っているのですが、うちの猫は結構おばかちゃんで、ナナは賢いから、似ても似つかなくて。うちの猫は、本当に何も考えてなさそうで、台があるからそこに上る、食べ物があるから食べるみたいな。野生的なのに対して、ナナは人間らしく色々考えているキャラクターだから、猫だったらというよりは、こういう人だったらと考えることの方が多かったです」

――ナナは、どんな猫でしたか?

「すごく格好良いところが好きです。芯が通ってるし、ちゃんと自分に自信を持っている。ナナが人間でも好きだと思います。人に合わせない感じが魅力的」

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高畑家の愛猫について

――ナナの好きなところを教えてください。

「特に、ふてくされた顔が好きです。とにかくずっと顔が不機嫌で、それが可愛い。猫の愛嬌のなさが好きなんですよ。絶対媚びない感じ。今回も猫のアップすごく多かったけど、基本無表情なんですよね。それが人間にはない味だし、『本当にこういう風に思っているのでは?』と想像を掻き立てられる表情が良いです」

――ご自身の愛猫にも、ナナと通じるものがありましたか?

「うちの猫は、本当におばかだから(笑)。悟とナナみたいに心が通じ合う瞬間が全然ないんです。だから、悟とナナのことは、あんなに通じ合えたら良いんだろうなぁ、と思って観ていました。自分としては、ちょっとおばかな子くらいが可愛くて好きなんですけどね。あのニコイチ感は、我が家ではお目に掛かれず…」

――高畑さんは、どんな猫ちゃんを飼われてるのですか?

「真っ黒な黒猫で、『魔女の宅急便』のジジに似てます。実写版ジジって感じ。2匹いるのですが、どっちも小柄な、拾い猫なんです。親が拾ったり、知り合いが拾ってきたけど飼えなくて我が家に来て。だから、私は、猫をペットショップから飼った経験がないんです。今いる2匹は、私が東京に出てきてから実家で飼い始めてるから、まだ絆を深められていなくて。その前にいたアメリカンショートヘアは、小さい頃からずっと一緒にいました」

――その子は、どんな猫ちゃんでしたか?

「アメリカンショートヘアは、すごく仙人みたいな子でした。朝から夜まで同じ場所からずっと動かない。一度病気になって、もう先が短いとお医者さんから言われたこともあって。家族が、もう先が短いからと言って高いホタテをあげてたんです。そしたら、そこからめちゃくちゃ長生きして(笑)。一度高いホタテを食べちゃったから、他の物を食べなくなっちゃって、ものすごくお金がかかる猫でした(笑)」

――ペットとの思い出を教えてください。

「我が家は、年賀状でコスプレをするんです。小さい頃は両親と3人でやっていたのですが、両親も年齢を重ねてきて、次第に私とペットでやるようになって。ペットと干支のコスプレすると、送った人がすごく喜んでくれるんです。犬も飼っているのですが、犬が羊の格好とかしているから(笑)。戌年は、めっちゃ楽でしたよ…そのままで良いから(笑)。あと、ペットがいることで、実家に人がすごく集まります。そういうところが、動物のありがたいところだと思います」

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猫系女子の高畑さんが、目標にしているのは…

――高畑さん自身は、猫系女子ですか?それとも犬系女子?

「完全に猫ですね。マイペースだし、あまりテンションが上下しないところが、ナナにも自分と通じるものがあるなと思いました」

――ご自身の、猫っぽい部分を教えてください。

「あまり人懐っこくないところですかね。人は好きですが、初対面の人に甘えたりは絶対にできないし、交友関係も深く狭くなので。あと、自分の中で色々と考えている時間が長くて、何を考えているのかわからないと言われることもあります」

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――高畑さんの愛猫の“ホタテ”のように、高畑さんがご褒美にしているものは?

「やっぱりご飯(笑)。何か大きな仕事が終わった後や、両親が東京に来た時はちょっと良い所へ食べに行ったり、疲れてきたなと思ったら美味しい物を取り寄せたり。普段の食事は割りと質素ですけど、ご褒美形式で、美味しい物を目標に頑張っています」

――今後、目標にしていることや、挑戦したいことは?

「蕎麦打ちをやってみたいです(笑)。仕事は目標を立てていなくて、自分にその時やってきた役が今自分がやるべき役なんだと思っているので。プライベートも自分にとって大事な時間で、この間も温泉へ行ったし、写真展も行ったし…そういう大切な時間を作る流れで、蕎麦打ちをやりたいです」

――最後に、読者へメッセージをお願いします。

「動物たちの表情に魅せられたし、もしかしたら猫ちゃんやワンちゃんってこういう風に会話してるのかな?とかちょっと思ったりもして、ここまで動物目線が強い作品は他にないと思います。ペットを飼っている人の方が考えることが多いと思うので、特にペットを飼っている人を誘って観に来て欲しいです。動物が人間と同じように話して、意思もあって…そんな動物俳優さんたちの表情にも注目して観てください」

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SPECIAL MOVIE

girlswalker読者に向けて、高畑からさんから動画でもコメントをいただきました♡

INFORMATION

「旅猫リポート」
全国公開中

《出演》福士蒼汰 高畑充希(声の出演) ナナ ほか
《原作》有川浩「旅猫リポート」(講談社文庫)
《監督》三木康一郎
《脚本》有川浩 平松恵美子
《音楽》コトリンゴ
《企画・配給》松竹
(c)2018「旅猫リポート」製作委員会 (c)有川浩/講談社

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