大根監督が語る、小松菜奈のふとした瞬間… ! - girlswalker
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大根監督が語る、小松菜奈のふとした瞬間… !

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「友情」「努力」「勝利」そして「恋」。連載がスタートするや瞬く間に話題を呼んだ人気漫画がついに映画化!超進化系ジャンプエンタテイメント『バクマン。』が絶賛公開中。青春映画の王道ではあるものの、今まで観たことの無い新たな世界観と疾走感溢れる描写で観客をも巻き込んでいく。

今回は、『モテキ』などヒット作を次々と生み出す大根仁監督と主人公・真城最高(佐藤健)が想いを寄せるヒロイン・亜豆美保を演じた小松菜奈さんに直撃!小松菜奈は演技が下手…?スペシャルな対談で繰り広げられる大根監督の爆弾発言にも注目です!

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俺たち二人で漫画家になって、ジャンプで一番目指そうぜ。

二人の高校生が抱いた、ジャンプ漫画への壮大な夢。高い絵の才能を持つ、真城最高。巧みな物語を書く、高木秋人(神木隆之介)。クラスメイトの亜豆美保への恋心をきっかけに二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指すがそこには、ジャンプ編集部や新進気鋭のライバルたちが立ちはだかるーー

 

■撮影が始まった時はどんな心境でしたか?
小松(以下・K):はじめはどう亜豆を演じればいいのか、迷いがある状態ですごく緊張していました。まだ演技に恥ずかしさの方が出てしまって、監督に「下手だ。」と言われてしまったんです(笑)。
大根監督(以下・O):それは「逆にいい!」という意味も込もっているからね。撮影をスタートして最初に撮った最高と目が合うカットでも全然緊張してるようには見えなかったよ。

記者:監督が小松さんを“亜豆”に抜擢した思いとは?

O:オーディションで入って来た時「あ、亜豆が来た!」と思ったのでその瞬間決めていました。
K:ほんとですか?
O:他にも経験のある女優さんや亜豆っぽい方もたくさんいたのですが、まだ完成していない小松ちゃんに賭けてみたかったんです。

記者:賭けた結果は…?

O:彼女で良かったなと思います。あとは、観客の皆さんの判断ですよね。これからどんどんお芝居も上手くなっていく一方だと思うし、小松ちゃんのこの時期を撮れるというのもこの先経験出来ないことなので、ありがたいことだと思っています。

記者:小松さんからみた監督の印象はどうですか?

K:監督のプロフィールを見た時に、肩に手があるじゃないですか。あれを見た時に「えっ!?」とびっくりしてしまって(笑)。この写真を使う監督はすごく変わってる人なんだろうなと思っていました。なんでこれを選んだのですか?

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O:よくプロフィール写真を出してと言われるけど、普通のは嫌だなと思って。しかめっ面のも嫌だし写真も少し砕けたのがいいと思いこれに(笑)。あとこの手は、遠藤憲一さんの手!
K:そうなんですね、すごい!
O:遠藤さんが俺の肩に手を乗せて撮った写真が、すごくいい手だったから手も切り取ったら面白いかも…と思って切り取ってみたんだよ。
K:知らなかったです。とにかく写真の手が気になっていたので聞けて良かったです。

■撮影を振り返ってみていかがですか?
K:撮影の終盤なかなか1カットの表情が決まらず、すごく長い時間全員で粘って撮影をしました。
O:病院で立ち上がって帰るシーンまではスムーズに撮れたんだけど、振り返る瞬間にどんな顔をするかで4,5時間かかったよね。
K:何回も繰り返しやるごとに、もっと頑張ろうと思いました。
O:俺もどの表情が正解か分からない中、泣きながら切ない表情でセリフを言う憂いを帯びた表情がいいのかなと最初は思っていたけど、最終的に小松ちゃんが目をキッと強くする表情で、想いを告げつつちゃんとエールを送る目に「あ、これが正解か。」と思いました。その表情を見た瞬間は、待ったかいがあったなと思いましたね。小松ちゃんが自分で掴んだ表情だったので、すごく嬉しかったです。今回のベストショットでもありますよね。どう?自分で見て。
K:いやぁ、ひどい顔だなと思いました…(笑)。
O:すごくいい顔だよ!でも、小松ちゃんたまにブスに見えるよね?(笑)
K:たまにじゃないですよ〜!
一同:笑!

記者:監督はカメラも自分で担当しますが、レンズを通して1番小松さんが魅力的に見える角度や表情はありますか?

O:どのアングルから撮っても魅力的に映るので、彼女には死角が無いと思います。最初のシーンで階段に登って振り返りセリフを言うところをアオリ撮影で撮っていて、普通この撮り方だと綺麗に撮るのが難しいんです。だからそれが成立するってすごいと思います。

記者:なるほど、小松さんはどこから撮っても魅力的なんですね。

K:そんなこと無いです…。すごくブスなんです…ほんとに!
一同:笑!
O:でもそういうところも魅力なんじゃないかな。世の中の女の子は小松ちゃんの事「完璧!」って思っているのに、本人が本気で思ってないのがまた面白い。

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