山田孝之、「大人」の石原さとみをみて…

「禁断のバトル、勃発。」
＜すべての人間を操れる男＞VS＜唯一、操れない男＞、二人の生き残りを賭けた壮絶な闘いを繰り広げる超大作…まさに“新時代の”エンターテイメントといえる『MONSTERZ モンスターズ』。
5月30日（金）の全国ロードショーを前に、本作でも重要なキャラクターを演じた山田孝之さんと石原さとみさんに突撃！10年ぶりの共演での笑いの絶えなかったインタビューをどうぞ♪

■　完成した作品をご覧になって、いかがでしたか？
山田：特殊能力で人を操れる人間と操られない人間がいて･･･漫画原作ではよくありそうな世界観ですが、今回はそうではない。違和感を感じてしまうかなと思っていたのですが、思っていたよりすんなり観れました。
石原：アクションがかなり印象に残りましたね…見どころなんだと思います。しかも、それだけじゃなくって感情が動く作品で。

■　とにかく走ったり羽交い締めにされたり殴られたり、アクションが凄かったですよね！
山田：夏の時期だったので、大変でした。今までやったことのない、とにかく「避わす」アクションだったのでいい経験で…今回心がけていたのは、普通の人間を演じること。スマートに見えないようにすること、ギリギリでやるようにしていましたね。

■　おふたりは、「人を操る男」のような才能を信じますか？
山田：あってもおかしくないですよね
石原：実際いますよね！特殊かは別として、自分で気付かないところに気づける人とか、私からしたらすごい才能だと思うし…

■　もしも”モンスター”並みのに能力が手に入るなら、どんな力が欲しい？
石原：山田さん演じる終一のような、驚異の回復力あるほうがいいですよね。不安なくバンジージャンプとか出来そう（笑）
山田：バンジージャンプは、スリルがあるから楽しいんだよ！
石原：いやいや、色々挑戦できるからいいんだよ！
一同：（笑）

■　終一のような能力があれば、俳優・女優のお仕事には向いてますよね！
石原：アクションとか、スタントなしでもいいですよね！
山田：腕や足１本くらい怪我しても、「ちょっと10分くらい待ってね」みたいな（笑）血糊を仕込んだりも必要ないので、刺すシーンもリアルに出来ますよね。相手の驚くリアクションもリアルに表現されるし！
一同：確かに（笑）

■　「人を操る男」の藤原さんとは、どのようにコミュニケーションをとっていたんですか？
山田：同じシーンでも、いつも遠くにいて（笑）目のカットを沢山撮って帰っていくという…「山田君、ごめんねいつも…アクション頑張ってね」って声かけてくれるんですけど。
石原：竜也さんも、瞬きできないので大変ですよね！操られることが多かった私自身もストップモーションが多くて結構辛くって。

■　役者として、お互いをどう思いますか？
山田：初共演は石原さんは17歳、自分は21歳くらいだったんですけど…芝居の雰囲気は変わらずですが、人として成長して今「石原さとみ」としては大人の女性になりましたよね。
石原：初共演から10年くらい1度も会わなかったんですよ。それで、久々にお会いして「生山田だ！」と思って（笑）とてもストイックで、圧倒されました。他の役者さんには観たことない感じです。
山田：俺も逆に思っていたよ…（笑）

優しく柔らかい雰囲気のお二人でした、ありがとうございました！

Information

『MONSTERZ モンスターズ』
2014年5月30日（金）全国ロードショー

ひと目見るだけで、すべての人間を思いどおりに＜操れる男＞と、唯一＜操れない男＞。対立する能力を持って生まれた宿命の二人が出会ってしまった時、生死を賭けた壮絶な激闘が幕視界に入った人間を自由に操れる、それは世界を簡単に手に入れられるほどの恐るべき能力だ。だが、“男”は必要な時だけ力を発揮し、誰にも存在を知られることなく、たった独りで静かに生きてきた。“男”はそんな絶望の闇に包まれた孤独な人生を、死ぬまで続けるつもりだった。田中終一という、その力が全く通じない相手に会うまでは──。

企画製作：日本テレビ放送網　制作プロダクション：ツインズジャパン
配給：ワーナー・ブラザース映画
製作：「MONSTERZ」FILM　PARTNERS
c 2014「MONSTERZ」FILM PARTNERS