予約の取れない、美容モデル？

クチコミ時代が生んだ
“ 美容家”という身近なスター

雑誌やウェブの美容記事で、独自の美容法を展開する“美容家”。
小林ひろ美、野毛まゆり、山本未奈子……いったい1 日何本取材をこなしているんだろうと驚くほどに、あらゆる媒体でこれらの顔ぶれが大活躍だ。
「今、読者のニーズはより深く、より多様化してきています。新製品の情報だけでなく、その使い方、さらには自分に合った選び方まで、きっちり教えてもらいたい。そうしたニーズに応えるのが、美容家という存在です。読者が共感しやすい『コスメを使う側』という立場でありながら、美容知識に長けたプロ。それぞれの肌質や個性と自分を重ね合わせ、コスメ選びの指標にしている読者も多いようです。さらに、皮膚医学の知識とコスメ好きという共感性を持ち合わせた、美人女医も人気ですね」と語るのは、石山輝実・小学館 美的編集部 副編集長。
『美的』では、読者人気が高いことから、毎号誌面に美容家や女医を多数起用しているとか。
なりたい職業ランキングに、美容家がリストアップされる日も近いかも!?
身近な道具で気軽に取り入れられる美容法を提案。母である小林照子・美容家とともに美・ファイン研究所を主宰する

小林ひろ美・ビューティ ディレクター。