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SEVENTEEN、13人全員再契約後の初フルアルバム!ジョンハンの失敗談も「メンバーにからかわれました」

2021年10月にリリースされた9th Mini Album『Attacca』以来約7ヶ月ぶり、フルアルバムとしては2019年9月にリリースされた3rd Album『An ode』以来約2年8ヶ月ぶりとなる新作『Face the Sun』を5月27日(日本では6月10日リリース)にリリースしたSEVENTEEN。

SEVENTEEN

© PLEDIS Entertainment

アルバムの発売を記念して2022年5月27日にオンライングローバル記者会見を行った。アルバムへの思いやこれからのことなど、1時間を超える濃密な会見の模様をレポートする。

SPECIAL REPORT

再契約後の初フルアルバム

ステージに登場したSEVENTEENのS.COUPS、JEONGHAN、JOSHUA、JUN、HOSHI、WONWOO、WOOZI、THE 8、MINGYU、DK、SEUNGKWAN、VERNON、DINOは参加した記者に向かって自己紹介を一人ひとり行っていった。

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© PLEDIS Entertainment S.COUPS

まずはリーダーのS.COUPSが代表して「2年8ヶ月ぶりに僕たちは4枚目のフルアルバム『Face the Sun』でご挨拶することになりました。お忙しい中、オンラインでご覧くださっている記者のみなさん、そしてお時間を割いていただき現場にお越しいただいた記者のみなさんに感謝申し上げたいと思います」と挨拶。2年8ヶ月ぶりとなる新作『Face the Sun』の感想を聞かれたS.COUPSは「2年8ヶ月ぶりにフルアルバムで戻ってきました。再契約以降、このようにフルアルバムでお会いできてとても意義深いフルアルバムになると思います」と話した。

韓国の事務所は基本的に7年契約となっており、7年を超えると契約終了か再契約か選択を迫られるのが一般的である。しかし、SEVENTEENは13人揃って所属事務所と早期再契約を結んだことを先日発表し話題になった。

注目ポイントは野心と情熱

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© PLEDIS Entertainment MINGYU

アルバムについて問われたMINGYUは「太陽と向き合うという意味です。僕たちSEVENTEENがこの世界で唯一であり、とてもパワフルな太陽のような存在になりたいという野望が込められているアルバムです。そして新しい世界に向き合おうという希望のメッセージも伝えようと思っています。タイトル曲『HOT』だけではなくて、収録曲のストーリーについても注意深くみてください」と呼びかけた。

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© PLEDIS Entertainment WOOZI

今回のフルアルバムはWOOZIを筆頭に多数のメンバーが作詞作曲を務めている。音楽制作をメインに担当しているWOOZIは「SEVENTEENが音楽で伝えようとしている感性と感情を余すところなく込めました。それぞれ内面の悩みを象徴する影を乗り越え、より強靭な存在となり、向き合う全てのことを避けずに正面から立ち向かって戦い前に進むという希望に満ちたメッセージを盛り込んでいます。多くのみなさんにご期待いただければと思います」とアルバムに込めた思いを語った。

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© PLEDIS Entertainment DINO

注目すべきポイントを聞かれると、DINOは「最も注目していただきたいポイントは、野心と情熱です。アルバムの事前プロモーションを通して13人それぞれの恐怖を紹介する映像を公開したのですが、『Face the Sun』を通して恐怖を乗り越えて、強靭な存在となったSEVENTEENの姿をご注目いただければと思います」と語った。

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© PLEDIS Entertainment HOSHI

ダンスのポイントについてはHOSHIが「観てくださる方々が快感を感じられるパフォーマンスを準備しています。多くの方々がチャレンジしやすい、真似しやすい振り付けを準備しましたので、楽しみにしてください」とコメント。

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© PLEDIS Entertainment JEONGHAN

アルバム製作期間の印象的なエピソードについて、JEONGHANが「僕たちがオフィシャルフォトを撮る時に、アルバムのバージョンごとにストーリーも異なるので、指輪をはめて撮る時とはめずに撮る時があるんです。僕は順番が前の方だったので早く撮ってから帰られるはずだったのに、忘れてはめないで撮るときに指輪をはめてしまい、後回しになって一番最後に帰宅してメンバーにからかわれました」とやらかしてしまった経験を話し、笑いを誘った。

「HOT」がタイトル曲になった理由について、WOOZIは「『HOT』はSEVENTEENの新しい出発地点にあるという時期に情熱的なアイデンティティと今回のアルバム通して到達しようとする目標が太陽と合うと思いましたし、それが表面的に熱いエネルギーを表出しますので、今の僕たちをよく表現できる曲なのではないかなと思いました」と選出理由を明かしてくれた。

JEONGHANはアルバムを通して成し遂げたい目標として、「莫大な影響を与えられる太陽のような存在になりたいという目標があります。僕たちそれぞれが願っている目標は違うかもしれませんが、SEVENTEENとしての目標はいつものように同じ目標をもって同じところに向かっていると思います」とこれから先の目標を口にしていた。

人気の根底にあるものはCARATからの愛情

2年4ヶ月ぶりとなる3回目のワールドツアー『SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN]』を6月にスタートさせ、さらには11月~12月には日本でドームツアーが行われる予定となっているSEVENTEEN。DINOは「パンデミックにより、2020年のワールドツアーを中断しなければなりませんでした。その空白期間が2年4ヶ月という時間が過ぎました。ステージの上でCARAT(ファンの総称)のみなさんとたくさんの思い出、感情を分かちたいたいと思いますし、より成長して発展した姿をCARATのみなさんにお見せしたいです」とツアーの意気込みを語った。

また、『Face the Sun』の予約注文量が220万枚を超えたことについて、MINGYUが「僕たちの人気は持続的に挫折をせずに、CARATからの愛情にお答えするチームなので、みなさんに愛されているのではないかと思っています」とコメントすると、MCから話を振られたHOSHIが会場に拍手を促す場面も。

最後にはS.COUPSが「4枚目のアルバムを準備する際に、本当に忙しく過ごしてきました。それだけに僕たちSEVENTEENが準備していることが多くて、全世界にいるCARATのみなさんが驚くようなことがたくさん準備されていますので、ご期待ください。そして僕たちの野望が盛り込まれたアルバムであるだけに僕たちのエネルギーを感じながらこのアルバムを楽しんでください」と締めくくった。

INFORMATION

4th Album『Face the Sun』
2022年5⽉27⽇(⾦)発売 ※⽇本発売:6⽉10⽇(⾦)

【プロフィール】
13⼈組ボーイズグループSEVENTEENは2015年5⽉26⽇にミニアルバム『17CARAT』で韓国デビュー。13⼈のメンバー+3つのチーム+1つのグループ=17という意味が込められている。
VOCALTEAM、HIPHOPTEAM、PERFORMANCETEAMの3チームで構成され、楽曲制作から振付に⾄るまでメンバー⾃らが携わっている。コンサートチケットを販売すれば数分でソールドアウト、同年デビューの新⼈の中で最⾼のCD売り上げ枚数を記録し、複数の新⼈賞を獲得。2016年8⽉には⽇本に初上陸し、2018年上旬には10万⼈動員のコンサートツアーを開催するなど、⽇本でも着実に⼈気を獲得。そして、満を持して2018年5⽉30⽇にPLEDIS JAPANより⽇本CDデビュー。2021年発売した8th Mini Album『Your Choice』と9th Mini Album『Attacca』は、どちらも計100万枚以上のセールスを記録し、2作連続で初動ミリオンセラーを記録した唯⼀のアーティストとなり、さらに『Attacca』でビルボードメインアルバムチャート「ビルボード200」で2週連続チャートインに成功し、⾃⼰最⾼記録を打ち⽴てた。また、国際レコード産業協会(IFPI)が選定した「2021グローバルアーティストチャート」に初めて9位にランクイン。「2021グローバルアルバムセールスチャート」では『Attacca』で3位となり、K-POPアーティストの中で最⾼順位を記録、『Your Choice』で8位となり、2枚のアルバムが10位内に⼊った。そして本格的にグローバル⾳楽市場の攻略に乗り出した今後に更なる期待が⾼まっている。

文:川崎龍也

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