高杉真宙、撮影を通して料理がスキルアップ「ねぎのみじん切りが楽しい」

テレビ大阪/BSテレ東では、7月10日土曜深夜から、真夜中ドラマ「ホメられたい僕の妄想 ごはん」を放送する。その第1話放送に先駆け、「完成披露試写&オンライン記者会見」が開催された。

「ゲスの極み乙女。」のベーシスト・休日課長による話題のレシピ本「ホメられるとまた作りたくなる！妄想ごはん」を原案に、妄想の世界に登場する美女たちにごはんを振る舞うモテない男を、注目の実力派俳優、高杉真宙が演じる。オンライン試写会には、主演の高杉真宙と原案となったレシピ本の著者・休日課長が登場した。

撮影を通して料理スキルアップ!?

©「妄想ごはん」製作委員会

——調理シーンの所作や得意になった事はありますか。
高杉真宙（以下、高杉）：1ヶ月間程、包丁の持ち方から野菜の切り方などを先生に教えていただき、ひたすら野菜を切る練習をしました。練習をしていくうちに、ねぎのみじん切りをする楽しさに気がつくことが出来たんです（笑）

——最近作った料理でうまく出来たものはありますか。
高杉：これまでは、あまり料理をしてこなかったが、たまに作るようになりました。撮影で実際に作った料理を食べられることもあるのですが、食べられないときもあって。丁度この間、ナポリタンを作ったんですけど、現場では食べられなかったので、本レシピを参考に、自宅で真似をして作ってみたんです。そしたら、こんなに美味しいナポリタンが家で作れるのかとびっくりしました！

休日課長：本書いてよかった！（笑）ゲスに極み乙女のキーボードのちゃんMARIがくれたズッキーニを唐揚げ風にして、塩と山椒とブラックペッパーをふって食べたんですけど、もう無限に食べられましたね（笑）

——実際、自炊についてどういった考えをお持ちですか。
休日課長：リフレッシュしたい時、考え事をしたい時、頭の中を整理したい時に料理をします。

高杉：僕はこれまであまり料理をしてこなかったのですが、自分の体が出来たてのご飯を求めているときだけ作っていました。美味しいとかだけではなく、作ったものの良さがあると思うので、そういうものを求めている時は作ります。

実際に撮影をしてみて

——現場の雰囲気はどんな感じでしたか。

高杉：みんなのりのりで撮影している。シーンの曲に合わせて歩いたり、音楽にあふれる現場でした。

——印象に残っているシーンはありますか。

高杉：調理シーンですね。料理をして、料理を食べてもらって、結局それは妄想で、トモコさんと電話をする一連の流れがあるんですけど、その日が濃密で、自分でもそんなシーンになっているかわからずに撮影をしている。監督によっても撮り方が違うのでそれも楽しいですね。

——自信の著書が原案となっているが、それについての感想を教えて下さい。

休日課長：僕自身、ドラマを見るのが大好きなので、こんな夢叶うんだと驚きました。本当に彼女いなくて良かったなと（笑）

——お互いの印象はいかがでしたか。

高杉：PV（プロモーションビデオ）とかでは見ていたのですが、実際に合ってみると声が心地良いなと思いました。最初は緊張しましたけど、話していて安心感が合って楽しかったです（笑）

休日課長：役者として突き詰めていて、絡みづらそうだと思っていました。でも実際に絡んでみると話しやすくて、ほんとうにイケメンだなと（笑）彼があの役を演じるイメージが持てなかったけど、役者って本当にすごいなと思いました。

——共演者とのエピソードなどはありますか。

高杉：初対面の女性と何を話せばいいかわからないんですよね（笑）だから、12人の女性と会うのが毎回緊張していました。初めに共演したのが、石田ニコルさんだったんですけど、「料理をするのか」と「楽器はされるのか」など話題を振ってくれて、それ以来全員にこの質問をしています（笑）

休日課長：僕は、間が怖いからベラベラ話してしまって結局何を話していたかわからなくなる（笑）

——演じてみて、自信と役柄で重なる部分はありますか。

高杉：実際のキャラは間逆なんですけど、自信がないところと自信過剰な部分があるところが似ている気がします。あと、なにかやる上で原動力は褒められたい事ってのはあると思う。

——視聴者の方にメッセージをお願いします。

休日課長：この度は僕のレシピ本がドラマ化され、僕の中でも人生で大きなターニングポイントになるんじゃないかなと思っています。ぜひ主題歌も合わせて楽しんでいただけたらと思います。高杉さん最高です！（笑）

高杉：料理×音楽で想像つかな思うけど、自分が予想できなかったドラマになっている。音楽の入り、料理シーンの空間など、この役を演じる事ができて嬉しいです。最高です。