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山﨑賢人&土屋太鳳、4度目のタッグ!相性の良さを実感するのはどんなとき?

Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』で、山﨑賢人さんと土屋太鳳さんによる4度目のタッグが実現。過酷な世界を生き抜くパートナーとなる役どころで、5年ぶりの共演を果たします。

今際の国のアリス_山﨑賢人&土屋太鳳2ショットインタビュー01

girlswalkerでは、山﨑さんと土屋さんにインタビューを敢行! 10代から共演を重ね、信頼関係を築いてきた二人は「お互いにこの世界を生き抜いてきた。また共演できてすごくうれしい」と声を揃えるなど、息ぴったり。本作の魅力や、お互いの存在から刺激を受けること、実感している相性のよさ……笑顔いっぱいに語り合ってもらいました。

原作「今際の国のアリス」は、2010年から2016年まで『週刊少年サンデーS』『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載された大ヒット・サバイバル・サスペンスコミック。優秀な弟と比較され続け、人生に意味を見出せず鬱々とした日々を送るアリス(山﨑)。
彼は“げぇむ”をクリアしないと生き残れない理不尽な世界で、心に傷を抱えながら“げぇむ”に挑むクライマーのウサギ(土屋)と出会い、生きるか死ぬかの戦いを強いられていく……。

SPECIAL INTERVIEW

原作の魅力とは?「現実離れな世界だけれど、リアリティを感じた」

――登場人物たちが、生きるか死ぬかの究極の“げぇむ”に挑む姿を描く本作。山﨑さんは、判断力と記憶力を発揮するアリスを。土屋さんは、驚異的な身体能力を持つウサギを演じました。役柄についての印象をお聞かせください。

山﨑賢人(以下、山﨑)「アリスは、最初は友だちを裏切ろうとしてしまったり、自分だけが生き残りたいという感情が出たりしてしまうのですが、だんだん“自分は周りに生かされているんだ”と気づいていく役柄です。さらにウサギという大切な人と出会い、人間としても成長していく。その変化や成長を意識して演じました。“げぇむ”に挑む場面では、もし実際に極限状態に追い込まれたどうなるんだろうと考え、それぞれの“げぇむ”をしっかりと解釈して臨むようにしていました」

今際の国のアリス_山﨑賢人_インタビュー05

土屋太鳳(以下、土屋)「ウサギは父親がいなくなってから、生きる意味を見失っている女の子です。一見、強そうに見えるけれど、それは自分の心の傷を隠しているから。そんなウサギですが、アリスと出会って、心をほぐされて、人と生きていくこと、人を思うことの大切さに気づいていくんです。父親から受け継いだ身体的なスペック。そしてウサギが気づいていく愛情を大切に、走っていけたらいいなと思っていました」

今際の国のアリス_土屋太鳳_ワンピース04

――現実離れな世界を描くコミックが原作となります。その世界観については、どのように感じましたか?

山﨑「原作を読ませていただきましたが、ものすごく面白くて! 漫画を読む手が、最終巻まで止まらなかったですね。“げぇむ”の内容ももちろん面白いんですが、なによりも“生きる”ということを考えさせられる内容に惹かれて。ぜひアリス役をやってみたい、この世界に入ってみたいなと思いました。サバイバルゲームをテーマとした漫画はたくさんありますが、ここまで生きることを突き詰めた作品もそんなにないんじゃないかなと思います」

今際の国のアリス_山﨑賢人_インタビュー03

土屋「この作品はフィクションでありえない世界を描いているけれど、私はその中にリアルなものを感じました。例えば、私たちもオーディションを受けてお仕事をいただいたり、受験などもそうですが、誰もが“受かるか、受からないか”、“勝つか、負けるか”など、二つの選択に翻弄されて生きているところがあると思います。そういう意味では、学校や社会とも似ているものがあるのではないかと、私自身、共感しながら撮影をしていました。また今は、誰かとご飯や旅行に出かけるといった、当たり前のことが当たり前にできない世の中になってしまって。だからこそ、愛情や絆の大切さが見直された時代でもあります。そういった、改めて気づく“生きる意味”のようなものが詰まった作品だとも思いましたので、ぜひやってみたいと思いました」

今際の国のアリス_土屋太鳳_ワンピース01

土屋太鳳、山﨑賢人がみせた姿勢に感激「ついていきたい背中」 5年ぶり共演作で世界に挑む

――お二人は、5年ぶりの共演となりました。この5年の間、お互いの活躍をご覧になっていましたか?

山﨑「太鳳ちゃんはこの5年でもいろいろな作品に出演していて、『大変だよなぁ』と思いながら見ていました。映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は過酷な役だろうなと思っていましたし、かと思えばドラマ『チア☆ダン』でチアダンスに挑戦していたり。あらゆるジャンルで、止めどなくチャレンジを続けているなと感じていました。『芸能界という場所で、なんとか生き残っていこう』という話をしたこともあって、そんな太鳳ちゃんと今回、生き残りをテーマにした作品で共演できて、すごくうれしいです。しかも本作は全世界に配信されるので、世界に向けて一緒に戦える。とても感慨深いです」

今際の国のアリス_山﨑賢人_横顔_インタビュー02

土屋「この5年の間、賢人くんもいろいろな現場で戦ってきたわけですよね。それこそ、映画『四月は君の嘘』や『キングダム』、『劇場』などいろいろなジャンルの作品に出演していますが、どれを見ても常に、賢人くんは真っ直ぐさの感じられるお芝居をされていました。作品を重ねていくと、固定概念でお芝居をしてしまいそうになるんですが、今回の現場では、賢人くんが真っ直ぐに、貪欲に役に挑んでいく姿を目の当たりにすることができました。本当にすごいな!と思いましたし、もう、拍手です!そういったお芝居の姿勢、スタッフさんに対する姿勢、芯の強さを見ても、『座長だな』『ついていきたいと思うような背中だな』と感じていました」

――お二人の信頼関係が伝わります。そんなお二人にとって、本作のアリスとウサギについて、それぞれ「ハマり役だな」と思うところを教えてください。

山﨑「ウサギの芯の強さと優しさは、太鳳ちゃんから滲み出てくるものと重なります。友だちや支えてくれる人もいるけれど、人生においては、誰もが一人で戦っているような側面ってあると思うんです。ウサギからも太鳳ちゃんからも、そういう中を生き抜いていく強さを感じます」

土屋「今回の現場でも『私たち、この世界で生き残ってきたね』という話をしたよね。そういう話を一緒にできたりすると、『辛かったのは、自分だけじゃなかったんだな』と感じることもあって」

山﨑「本当にそうだね。今回、ウサギ役が太鳳ちゃんだと聞いて、すごく心強かったんです。安心感もありました。太鳳ちゃんが身体を動かせることも知っていたので、そういった点でもウサギ役にぴったりだと思います」

土屋「私は『アリスは、強さと弱さの両方を持っているキャラクターなので、難しい役だな』と思っていました。賢人くんも明るい面と内向的な面、芯の強さとほんわかとした雰囲気、そういった両面を持ち合わせている方だと思うので、それがアリスにぴったりだなと感じています」

今際の国のアリス_腕を組む土屋太鳳_ワンピース03

4度目のタッグが実現! 相性の良さを実感するのはどんなとき?

――初共演は、2012年放送のドラマ「黒の女教師」でした。お互いに、その頃から「こんなところは変わらないな」と感じるところはありますか?

土屋「賢人くん、今と同じ感じの髪型だったよね?」

山﨑「そうだね! 髪を長くして、ちょっと大人っぽくしていたかも。太鳳ちゃんはいつも一生懸命で、周囲をきちんと見て、相手のことを考えることができる人。そういうところは、昔から全然変わりませんね」

土屋「ありがとうございます。もう今日はこの一言を聞いて、眠ってしまいたいくらいです(笑)。賢人くんも、真っ直ぐなところなど昔から全然変わりません。人との接し方などは、よりステキになっているんじゃないかと思います」

今際の国のアリス_山﨑賢人&土屋太鳳2ショットインタビュー02

――4度目のタッグとなりましたが、相性の良さを感じることはありましたでしょうか。

土屋「笑うタイミングや、笑いのツボが合うのか、休憩中はよく笑っていたように思います」

山﨑「笑いが止まらなくなることが、多々あったね。やるときはしっかりやって、リラックスしていいときは、笑顔がたくさんあって。とてもいい現場でした」

土屋「賢人くんが、コミュニケーションを取ることができる方だということが、とてもありがたかったです。アリスとウサギを演じる上で、『こういうふうにやっていきたい』などディスカッションできたことが、すごくよかったなと」

山﨑「そうだね。初対面だったりした場合は、相手に気を使ってしまうこともあるかもしれない。その点、今回はいろいろと話し合いができて、僕もとてもよかったなと思っています」

俳優は「常に逆境」「孤独との戦い」 戦友2人がお互いの魅力を告白

――それぞれのキャラクターが持つ力も、“げぇむ”に挑む上でとても大切な要素となります。お互いについて、どんな力がある方だと感じていますか?

山﨑「太鳳ちゃんは、“人間力”のある方。現場の方への気配りなどを見ていても、そう思います」

土屋「力か……。一言で表すのは、難しいな……」

山﨑「筋力じゃない!?」

土屋「あはは! 今、頑張って鍛えているそうなんです。じゃあ、筋力! あと今回、アリスは大切な人を失ったり、殴られたりすることもあって、それでもまた立ち上がるというキャラクターでした。そんなアリスを通して、賢人くんは“ボロボロになるほど輝いていく力”があるなと思いました」

山﨑「確かにアリスは、過酷な状況に立たされる役。でも僕は、“逆境が力になる”という役や、そういったことを描く作品がすごく好きで。本作で浮き彫りになるアリスの葛藤も、とても魅力的なものだなと感じています。俳優も、常に難しさや壁、逆境が立ちはだかる仕事。“踏まれても、踏まれても、立ち上がるんだ”という気持ちは、いつも大事にしています」

今際の国のアリス_山﨑賢人_横顔_インタビュー01

土屋「このお仕事に取り組む上では、私もいつも必死です。出掛けるときに『今日も無事に帰って来られますように』と思って、家を出ることもあります。最終的には孤独との戦いでもあるので、それをいかにパワーに変えられるかということも、自分のテーマになってきます。賢人くんの言葉を聞いて、私もまた頑張ろうという力が湧いてきました!」

今際の国のアリス_土屋太鳳_ワンピース05

INFORMATION

Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」
2020年12月10日(木)、Netflixにて全世界独占配信

《出演》山﨑賢人 土屋太鳳
村上虹郎 森永悠希 町田啓太 三吉彩花 桜田通 朝比奈彩 栁俊太郎 渡辺佑太朗
水崎綾女 吉田美月喜 阿部力 金子ノブアキ 青柳翔 仲里依紗
《原作》麻生羽呂「今際の国のアリス」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)
《監督》佐藤信介
《脚本》渡部辰城、倉光泰子、佐藤信介
© 麻生羽呂・小学館/ROBOT

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