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すぐに傷付く、感激屋…感受性が豊かな原因と、良い点・悪い点とは

あなたの周りに、感受性豊かと言われるような人はいますか?もしくは、あなた自身が「感受性豊かだよね」とよく言われる・・・という人もいるかもしれませんね。感受性豊かな人は、感情の起伏が激しく、周りの物事に影響されやすい、そんな特徴を持っています。

今回は、そんな感受性豊かな人にスポットを当てていきます。なぜそのような性質になるのかという点に触れながら、感受性豊かであることのメリットやデメリットを解説していきましょう。

 

すぐに傷付く、感激屋…感受性が豊かな原因と、良い点・悪い点とは

感受性が豊かになる原因

人によって、どれだけ感受性が豊かさは大きく変わってきます。

あまり感情の起伏が激しくなく、いつも無表情でいたり冷静沈着でいたりする人もいれば、逆に喜怒哀楽が激しく、何かに影響されやすい人もいますよね。後者がいわゆる感受性豊かなタイプには間違いありませんが、そのような人が感情の起伏が激しくなるのにはどんな理由、原因があるのでしょうか?

まずは感受性豊かになる原因について解説していきます。

遺伝や育った環境

遺伝や育った環境というのは、実は人の感受性の豊かさ・乏しさに大きな影響を及ぼします。

例えば、幼い頃から喜怒哀楽の感情豊かな父親・母親に育てられれば、自然と同じように感受性豊かな人には育つでしょう。また、友達の影響もあります。友達に感受性豊かな人がいて、その友達と深く付き合っていれば、影響を受けて同じように感情表現が豊かになっていきます。

しかし逆に、感情をあまり表に出さない友達が多かったり、感情を表に出して笑ったり怒ったりすることを禁止されるような厳しい育て方をされると、当然ながら感受性は豊かになりませんよね。

どんな環境で育ったか、どんな両親のもとに生まれたのかなど、遺伝や育った環境は感受性の豊かに大きく影響しています。

自己評価や肯定感が低い

自己評価が低い人、自己肯定感が低い人は、実は感受性が強いと言われています。落ち込んだり悲しんだり、特に苦しみや悲しみなど負の感情を特に感じやすいのです。

幼い頃にいじめられたことがあったり、両親からひたすら怒られて育ったり、嫌味を言ってくる友達がいたりすると、自然と人は自己肯定感を低く持つようになってしまいます。そんな自分に対するネガティブな心理が影響して、感受性を豊かにしているのです。

感受性が豊かであることのメリット

感受性が豊かであることにはメリット、デメリットがあります。まずはメリットから見ていきましょう。

芸術面で才能が発揮されやすい

感受性が豊かな人は、物事を柔軟に考えることができ、発想力に長けていることが多いです。そのため芸術面で才能を発揮しやすく、音楽や美術など、いわゆるアーティスト適性があると言われています。普通の人が思いつかないようなことも発想できたりするため、仕事に就くなら芸術面の仕事を考えてみるのもおすすめです。

共感力が強い

感受性が豊かということは、それだけ周りの人の気持ちがわかるということ。人の喜びや悲しみに共感することができ、友達のことであっても、まるで自分のことのように喜んだり悲しんだりすることができます。

自分のことのように喜んでくれる、悲しんでくれる、そんな友達を持ったら誰もが嬉しいですよね。周りの人の気持ちがわかって共感できる人は、他人から見て非常に印象が良いです。そのため感受性豊かな人は、意外と周りの人から信頼されたり慕われたりすることが多いのです。

人の気持ちに敏感に気付ける

人の気持ちに敏感に気付けるのも、感受性豊かであることのメリットです。

感受性豊かということは人の気持ちがわかるということですから、周りの落ち込んでいる人の存在に気づけたりすることもあります。空気を読む力もあるため、空気の読めない行動を取って周りを困惑させることも少ないでしょう。

日常がドラマチック

感受性豊かだと、日常はとてもドラマチックになります。いろいろなことに豊かなリアクションを見せるのが、感受性豊かな人の特徴です。些細なことでも楽しんだり幸せを見つけたりして、ドラマチックな毎日を過ごせます。

人としてのインパクトが強い

感受性豊かな人は、喜怒哀楽が激しいので、周りの人からすればとても印象に残りやすいという特徴があります。

人としてのインパクトが強いので、一度会っただけで名前を覚えられたりすることも多いでしょう。目立ちやすいためその分魅力的に感じてもらえて、異性からモテることも少なくありません。

感受性が豊であることのデメリット

感受性豊かであることは良い部分がたくさんあるようにも思えますが、その分やはりデメリットはあるもの。ここからは、感受性豊かであることのデメリットを整理していきましょう。

物事に影響を受けやすく疲れやすい

感受性豊かな人は、周りの物事や人に影響を受けやすいため、時としてとても疲れてしまいます。落ち着いていたいときでも周りの意見が気になってしまったり、興味があるものが次々変わってしまったりしてしまうのです。そんな状況に自分自身が振り回され、気持ち的に参ってしまうことは少なくありません。

些細なことでも人より傷付く

感受性が豊かな人は、些細なことでも喜んだり幸せを見出したりします。ですが、それは裏を返せば、些細なことでも傷ついたり、不幸な心理に駆られてしまったりするということ。メンタルが弱く、仕事でちょっと怒られただけなのに立ち直れなくなるくらい悩んでしまう人は意外と多いです。

周囲から理解されない時がある

感受性豊かな人は、芸術面で才能を発揮しやすい、少し変わったタイプの人も多いです。そのため周りからは「変人」扱いされてしまったり、距離を取られてしまったり、そんな嫌なことを経験する場合があります。

人よりも感受性が強いからこそ周りにはなかなか理解されない・・・そんな苦しみを抱えることになるのは、意外とよくありがちです。

感情の起伏が激しく安定しない

感受性が豊かな人は、感情の起伏が非常に激しいため気持ちがなかなか安定しません。ポジティブになったりネガティブになったり、まるで二重人格のように性質が変わってしまう人もいます。そうなると周りからは余計に変な人だと思われてしまい、その感情のギャップに悩むことになります。

誤解されやすく本音を言えない

感受性豊かな人は、変な人だと思われたりするせいで、周りには少々誤解をされやすいところがあります。そんな経験を過去に何度もしていると、そのせいで本音を言えなくなってしまう人もいます。いつも自分の本音を隠し、周りの目を気にしている・・・そんな人も少なくないのです。

 

すぐに傷付く、感激屋…感受性が豊かな原因と、良い点・悪い点とは

おわりに

感受性豊かなことは、人として嬉しい感情や楽しい感情がわかりやすく出るため、とても印象が良いものです。共感力もあり、周りからは慕われやすいでしょう。

しかし逆に、感受性豊かなせいで、メンタルコントロールがうまくいかなかったり落ち込みやすかったりする点もあります。そのせいで、環境によっては嫌われてしまうこともあるでしょう。

感受性豊かでいることのメリット・デメリットを理解し、なるべくメリットだけ活かせるよう、感情のコントロールを大事にしていきたいですね。

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