小栗旬＆山田孝之、階段ダッシュで年齢を痛感「年を取ったね俺ら…」

俳優の小栗旬と山田孝之が、2019年6月7日（金）、都内で開催されたFCNT製スマートフォン『arrows』シリーズ2019年夏モデル新商品・新CM発表会に出席。人気を博す「割れない刑事（デカ）」シリーズの撮影秘話を明かした。

新CMは、人気の「割れない刑事（デカ）」シリーズの第5弾。らせん階段を駆け上がり犯人を追う中、手にしていたスマートフォンを落としてしまう小栗刑事に、銃口を向ける山田刑事……信頼するバディのまさかの裏切り展開!? というスリリングさも垣間見えるCMに仕上がっている。

らせん階段を駆け上る！アドリブ満載のCMに「毎回楽しみ」

CM同様にビシッと決めたスーツ姿で登場した小栗と山田。最近はこのCM撮影が2人で会えるタイミングのようで、「毎回撮影を楽しみにしている」と顔を合わせにっこり。
「台本にない台詞の遊びを2人でさせてもらっています」（小栗）と語るとおり、毎度アドリブがたっぷりの同シリーズだが、今回は今までで一番アドリブが少なかったそう。山田は「カットがなかなか掛からないので、続けるしかない。でも今回は、（終わらせるために）わざと自分で画面から捌けにいっちゃいました」とおどけ、自由な撮影現場の雰囲気を伺わせた。

小栗旬、高所恐怖症を告白「早く終わって欲しいと…」

CMはらせん階段を勢いよく駆け上がっているシーンが印象的だが、エピソードを聞かれた小栗は「すごく怖かったです。高所恐怖症なんです」と告白。「最近は少し克服できたのかなと思っていたんですけど、高さ10階ぐらいで怖くて、早く終わって欲しいと思っていました」と明かした。さらに、撮影では恐怖から手に汗をかいてしまい、片手で持っていた携帯を落としてしまったことも。「かなり強度がある携帯ではあるものの、高さ10階から落ちたらどうなるかわからないので、ドキッとしました（笑）」と苦笑した。

そんな小栗の高所恐怖症は山田も知らなかったようで、「さっき裏で話していて知りました。山岳救助もしていたのに……」と小栗の主演映画『岳』を絡め驚きつつ、「確かに、思い返せばあの日（撮影日）はテンションが低かったですね」と納得していた。

全力疾走シーンに苦戦!? 息切れで「ちょっとやばいね」と苦笑

同シリーズでは犯人を追いかけるべく全力疾走するシーンが多く、現在35歳の山田は「毎回年齢を痛感させられますね。『年取ったね俺ら……』って（笑）」と嘆くと、36歳の小栗も「今回はいきなり階段ダッシュから始まったので、思った以上にグッときたよね」と同調。

「気持ちは若いんで『イケる』と思ったら結構犯人役の方と離されちゃって。息切れしちゃって、『ちょっとやばいね』って」（山田）と、思いのほかハードな撮影を振り返った。

新CM「銃撃」篇は8日（土）よりO.A。