豆腐メンタルとは、ちょっとしたことでもすぐ落ち込んでしまうよ...
んー・・・イライラしちゃう!のんびりな後輩と上手く接する方法とは
girlswalker編集部
仕事がテキパキできるようになってきた頃に、やってくるのが新入社員。
やる気のある新入社員もいますが、中にはやる気の感じられない、のんびりマイペースな人もいますよね。
今回はそんなのんびりしている後輩の特徴、そしてそんな後輩との上手な接し方について紹介していきます。
目次
のんびりしている後輩にイライラ…
1年経って職場に少しずつ慣れてきて、やっと仕事の流れもわかるようになってきた。
そして職場の人間関係もようやく築けた・・・そんな頃、新入社員が入ってきて後輩ができたりしますよね。
社会人になりたて、会社に入りたてでも、テキパキ動ける後輩もいるかもしれません。
でも中には、学生気分が抜けていないのか、まだまだのんびりな後輩もいるでしょう。
そんな後輩を見ていると「もうちょっと早く仕事してくれないかな」「もうちょっとテキパキ動いてくれないかな」なんてヤキモキしてしまうこと、あるのではないでしょうか。
というわけで、次からはのんびりしている後輩の特徴と接し方について紹介です。
のんびりする後輩の特徴
時にはもどかしささえ感じる、のんびりな後輩たち。
そんな彼らには、どんな特徴があるのでしょうか?
言われたことしかしない
仕事を後輩に振ってみたあなた。
教えたことは何とかできるものの、少し応用的なこととなると、自分で工夫したり調べようともせずに「やり方を知らないので」と一から百まで聞いてくるなんてことありませんか?
のんびりな後輩は、基本的に教えてもらったことしかしないという傾向があるようです。
それは「間違いを犯さずに、ちゃんと仕事をやりたい」という気持ちであればまだ良いのですが、「自分で調べるのは面倒だから」と思っている場合も。
後者のようなタイプでは、ちょっと先が思いやられてしまいますよね。
期限を守らない
のんびりした後輩に一番イライラさせられるのは、その頑固なマイペースさではないでしょうか?
それは時に、期限を守ることをしないという形で出てきます。
「後輩だから、仕事が遅いのは仕方ない」「期限を守れないのは仕方ない」と最初は大目に見るかもしれません。
でも、それが何回も続けば、どうしてもイライラが溜まってしまいますよね。
仕事において期限を守らないのは、相手へのリスペクトの低さの表れともいえるでしょう。
また、納期が遅れることでその後のプロジェクトのスケジュールが狂い、取り返しのつかないことになる可能性も。
学生がレポートの提出期限を守れないのとはワケが違うのです。
いくら新入社員でも、一向に期限を守れないのであればしっかり怒ってあげましょう。
自分の怒りに任せて感情的になるのではなく、共に働く人たちへのリスペクトと会社や取引先に対する責任を理解してもらうように伝えましょう。
仕事への意欲が低い
新入社員でもテキパキ働く人とのんびり働く人と何が違うのでしょうか。
それは、その人の意欲の違いです。
テキパキ働く人は、仕事への意欲が高く、責任感や向上心が強い傾向にあります。
逆にのんびり、ゆっくり仕事をする人は、自分のしている仕事に意欲や関心が低い傾向にあるんです。
意欲というのは、周りから教えられるものではなく、自分で引き出していくもの。
どんなにあなたが「もっとやる気を持って仕事してよ」と言っても、響きにくいのが現実です。
まずは、その後輩がどんな分野が得意で意欲を持って取り組めそうか、観察しながら導き出してみましょう。
後輩の特性に合った仕事を振っていくことで、仕事も回り、後輩も意欲を高く持って仕事をしてくれるようになるかもしれません。
そんなのんびりな後輩との接し方
「私が新入社員の頃はもっと頑張ってたのにな・・・」
目の前にいるのんびりな後輩と自分の新入社員の頃とを比べて、がっかりしたりイライラしてしまうなんてこともあるでしょう。
でも、あなただってある程度は先輩の手を煩わせていたはずだし、知らないところで期待を裏切るようなこともあったはず。
今があるのも、諦めずに仕事を教えてくれた先輩がいたからこそなのです。
のんびりな後輩は普通より手がかかるかもしれませんが、上手く付き合いながら、自分の右腕に育て上げるつもりで接していきたいですよね。
ということで、ここからは、のんびりな後輩との上手な接し方について見ていきましょう。
無理のない、適度な距離感で
のんびりしている後輩を近くで見ていると、ついイライラして口を挟みたくなってしまうもの。
あなたはそのイライラを何とか隠しているつもりかもしれませんが、知らず知らずのうちにそのイライラは後輩に伝わり、なおさらやる気を奪ってしまっているかもしれません。
適度な距離を取るのが難しいことですが、もし2人にとっていい距離感を見つけることができたら、あなたの後輩も仕事がしやすくなるでしょうし、あなたもイライラすることが減るでしょう。
どれくらいの距離で見守っていてほしいかなど、後輩と話し合ってみるのも一つの手ですね。
相談しやすい相手になる
新入社員の誰もが欲しがっているのが、困ったときに相談しやすい先輩。
仕事で悩んだ時はもちろん、私生活でも人生の先輩として導いてくれるような先輩を、後輩たちは欲しがっているようです。
相談しやすい相手になるには、まず相手の話を聞くことが重要。
とにかく相手が何を伝えたいのかをよく聞いて、なるべく批判的にならないようにあなたの意見を伝えてみましょう。
そして、話が終わった後には「いつでも相談してきていいからね」と一声かけてあげるのがポイント。
この一言をもらえるだけで、後輩は困ったときにはあなたに相談できると安心できます。
より自発的で意欲的に仕事にチャレンジしていけるはずです。
少し見守ってみる
後輩ができると、つい「自分が新入社員の時はこうだった」などと昔の自分とその後輩を比べてしまうもの。
期待通りではないな、とがっかりしてしまってはいませんか?
でも、これは後輩を指導していくなかで得策とはいえません。
人は、それぞれ成長スピードや意欲が出てくるまでのスピードが違うものです。
最初からこちらの期待を押し付けることはせず、適した距離感をおいて見守ってみましょう。
のんびりな後輩は仕事で失敗してしまうことが多いかもしれないし、仕事が遅くて先輩から怒られてしまうこともあるでしょう。
しかし、それはその後輩にとって必要なレッスンです。
一つ一つに口を挟むのはグッとこらえて、時には見守ってあげましょう。
おわりに
今回は新入社員にたまにいる“のんびりさん”な後輩について紹介しました。
仕事がテキパキできない後輩を見ていると、イライラしてつい口を挟みたくなるものです。
でも、そのイライラはさらに後輩を委縮させやる気を削いでしまっているかも・・・。
そんな時は、少し後輩と距離を取って見守るようにしてみましょう。
イライラしてばかりだと、あなたにとってもストレスが溜まってしんどくなってしまいますよ。
大らかな心で適度な距離を保ちながら後輩の成長を見守れば、あなたもまた一歩、成長できるかもしれません。