茶葉を食べれば仕事効率がアップ!?話題の「WeWork」で行われた茶会が面白い

株式会社伊藤園が、東京・明治神宮前にある話題のシェアオフィス「WeWork」に2019年3月19日（火）、1日限りの茶室をオープン！

1日限定茶会の参加者は、「WeWork」で忙しく働くビジネスマンの方々。お茶の魅力を無料で体験できる貴重な機会な上、席数はわずか5席、全7回開催。狭き門となったイベントの模様とともに、茶葉を使用した簡単スイーツの作り方やお茶好きに喜ばれるギフトの選び方もご紹介します。

クリエイティブ空間で”お茶”に没入できるぜいたく茶会

特設された茶室内で行われた同イベントでは、伊藤園の「静岡 天竜煎茶」という1種の茶葉を使用。抽出法、お菓子などさまざまな手法で参加者をおもてなしします。

振舞うのは、お茶を心から愛する伊藤園の広告宣伝部・角野さん。

これからの季節に飲みたい「氷水出し緑茶」

まず最初に出されたのは、水と氷で抽出する「氷水出し緑茶」。茶葉の旨み、甘さを感じられる涼やかな味わいです。がぶがぶと飲むというよりは、1口ずつ味わって飲みたくなる美味しさ。

水と氷だけなので、使用する茶葉は通常の1.5倍。気軽に楽しみたい場合は、ペットボトルの水に茶葉を入れた水出し茶もオススメです。

ほっとリラックスできる、なじみ深い「お茶」

続いては、お湯で抽出する「お茶」。急須を回しながら、参加者のカップそれぞれに少しずつ注がれていきます。こうすることで、味が均等に出るんだそう。最初に飲んだ「氷水出し緑茶」に比べると、苦みと渋みが出ていてより濃い1杯。

その理由は、熱いお湯でお茶を煎れる苦味の成分である”カフェイン”と渋みの成分である”カテキン”が豊富に出るため。リラックス作用がある成分”テアニン”も出ているため、仕事や勉強中の息抜きにピッタリ♡　カフェインで頭をスッキリさせながらリフレッシュもできちゃうなんて、忙しい現代人の強い味方ですよね。

まさかの体験！「茶葉」はそのまま食べるがベスト

また違う煎れ方のお茶が出てくるのかと思いきや、カップに配られたのは2回煎れた後の「茶葉」。実は抽出したお茶にはカフェインやカテキン、テアニンといった成分が3割しか入っておらず、7割は茶葉に残っていると言われています。

食べた率直な感想は「結構好きな苦み！」。山菜が好きな方はハマりそうなお味です。今回はそのままでしたが、チャーハンや卵焼きに混ぜたり、醤油やポン酢を掛ければより美味しくなるんだとか。使う茶葉は、1番茶で、茶葉が細く整っている浅蒸しだと食べやすいとのことでした。食生活に取り入れれば、仕事や勉強の効率がアップしそう！

透明な桜もち!?「季節のお菓子」

「季節のお菓子」として振舞われたのは、「桜の道明寺羹」。透き通った見た目に反して、味はしっかりとした甘さ。食感はもちもちで透明な桜もちのようでした。お菓子は1つ残して最後のお茶へ。

心が満たされていくのが感じられる「季節のお茶」

締めは、桜の塩漬けを入れた「季節のお茶」。自然な桜の香りと可愛らしい見た目にほっこり。先ほど残しておいたお菓子とのマリアージュはぜいたくの一言に尽きました。

茶葉に含まれているリラックス作用だけじゃなく、心が満たされていくのがわかる有意義な茶会でした。

思っているよりずっと身近！お茶の活用法

魅力を再確認したところで、お茶を煎れてくださった伊藤園・角野さんに、茶葉を活用したレシピ、ハズさないギフトを教えてもらいました！

茶葉のおいしい活用法を教えてください♡

「女性の皆さんにぜひ試して欲しいのが、ほうじ茶の葉をフライパンで炒ってアイスにトッピングする食べ方です。パリパリとした茶葉がチョコチップのような食感になるんです。今回のような茶会でよくお出しするのですが、毎回好評。フライパンと茶葉があれば誰でもできますよ」

お茶好きに喜びばれるギフトは？

「茶葉があまり細かくなくて、しっかりと伸びているものは非常に良いもの。今回使用した伊藤園の『静岡 天竜煎茶 1,620円（税込）』はもちろんイチオシです。同じ銘柄で3,240円（税込）も販売しているので、とっておきのときに選んでいただけたら嬉しいですね」

いまより少しだけ、お茶を愛してみませんか？

伊藤園では現在、インバウンダーにお茶を広める”OCHAプロジェクト”を実施中。すでに外国の方に人気の寿司や歌舞伎のように、「日本のカルチャーって面白い！」と喜んでもらえるよう活動しているんだそう。コーヒーや紅茶ももちろんいいけれど、たまには家でのんびりお茶を堪能してみる時間を設けてみては？