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DOBERMAN INFINITY、夢の日本武道館公演で決意新た「もっとでかい夢掴む」

5人組ヒップホップグループ・DOBERMAN INFINITYが、2018年11月12日(月)、グループとして初の単独日本武道館公演「DOBERMAN INFINITY 2018 DOGG YEAR ~FULL THROTTLE~ in 日本武道館」を開催した。
同グループは、2018年(戌年)を“DOGG YEAR”と銘打ち、全18公演の全国ホールツアーを行ってきた。集大成となる初・武道館ライブには、1万人のファンが駆け付け、かねてよりメンバーが公言していた“夢”の実現を祝福した。

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初っ端から“ぶち上がる”!DOBERMANワールド全開

会場の外には、チケットを手に入れることができなかったファンも殺到。
マスコミや関係者も多数訪れ、記念すべき瞬間を今か今かと心待ちにしていた。

DOBERMAN INFINITY_日本武道館

そしてファンの大歓声が口火を切り、今年発売した3rdアルバムの表題曲でもある「OFF ROAD」からスタート。
地鳴りのように響くサウンドと、聴く人を鼓舞してくれる前向きな歌詞は、どんな困難も楽しみながら、“荒れた道なき道”をひた走るDOBERMAN INFINITYの信念を一瞬にして垣間見ることができた。

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続く「DO PARTY」は“ド派手”で“クレイジー”なパーティーチューン。早くも“ブチ上がる”楽曲で、会場のテンションも急上昇だ。その後も「Treasure」「SUPER BALL」「ICE BOX」などアガるナンバーが続き、会場は熱気に溢れていく。

豪快なドラムパフォーマンスに続いて披露された「Put Your Kicks Up」は、KUBO-C(クボシー)、GS(ジーエス)、P-CHO(ピーチョウ)、SWAY(スウェイ)の力強いラップとヴォーカル・KAZUKI(カズキ)の透明感ある歌声が絡み合い生まれるギャップが最高にクールな一曲。
曲ごとに違った印象の姿を見せ、新たな発見をすることができるのもまた彼らの魅力のひとつだろう。

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ヒップホップだけじゃない!とろける様な“甘め”ソロナンバーも披露

ステージが暗転しスポットライトが照らされる中、姿を現したのはKAZUKI。はだけたシルクのシャツからは鍛え上げられた美胸筋が露わになり、黄色い歓声があがった。
3rdアルバム「OFF ROAD」に収録されているソロバラード「Baby」を伸びやかな歌声で熱唱すると、心を込めて歌うその姿に思わず涙ぐむファンの姿も。

また、KAZUKIに続き、メンバー唯一のソロデビューを果たしているSWAYも、一途な気持ちを告白するストーリー展開のラブソング「Perfect Love」を披露。先程までと一変した穏やかな表情で、会場中をトリコにした。彼らは王道ヒップホップとは異なる世界観も自分のモノにし、ファンを飽きさせない。

「諦めなければ夢は必ず叶う」――SWAYが想いを明かす

本編終盤、この日最初のMCで、SWAYは今日を迎えた気持ちを明かした。
「2014年6月24日、この5人で共に歩き始めて約4年半が経ちました。憧れのステージに立つことが出来て本当に嬉しいです。ありがとうございます!」と満開の笑顔を見せる。「どでかい夢だった武道館のステージに今立てていること、そして諦めなければ必ず夢は叶うと改めて今日教えてもらいました。今日よりもっと強くなって、明日こそもっともっとでかい夢を掴んでやろうと思います」とさらなる飛躍をファンに固く誓った。

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そして「今日たくさんの人がここ武道館に来てくれました。来られなかった人もたくさんいると思います。ここにいない大切な人にも届くように、この曲を歌いたいと思います」と紹介し本編のラストを締めくくったのは、仲間との絆や友情を感じさせる最新曲「YOU&I」。これまで共に歩んできたメンバー、そしてファンとの絆を噛みしめるように歌い、優しい旋律が会場を包み込んでいた。

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熱狂のアンコール グループの真髄を見よ

アンコールでは、P-CHOが「この曲でぶち上げていこうぜ!俺達の原点!」と煽り、「DOBERMAN INFINITY」としての初シングル「INFINITY」を披露。パワフルで荒々しいサウンドに乗りながら、拳を高く突き上げ咆哮するメンバーの姿は堂々たるもの。グループの真髄とも言える熱い魂を肌で感じられるパフォーマンスに、会場は熱狂の渦に巻き込まれた。

続いて、SWAYが「さらに上に行けるって、皆さんに約束させてください。この曲で証明しましょう」と語り披露したのは「いつか」。
“「勝つまでやれば負けないから」”、“描いてたあの「いつか」がここにある”……まさに今日の彼らにぴったりの歌詞である。大サビでは、夢の実現を祝福するかのように銀テープが盛大に噴射され、会場をキラキラと輝かせた。

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メンバーが語る、ファンへの感謝と新たな決意

DOBERMAN INFINITYが歩んできた道のりは決して楽ではなかった。同じ事務所に所属するグループの活躍を横目に、時には挫折も、疎外感も味わってきた。

P-CHOは、2015年に「目指せ武道館」と書かれた集合写真入りフォトフレームをメンバーひとりひとりに贈ったことを回顧。(※実際のフォトフレームは最新曲「YOU&I」のMVにも登場する)「たとえ時間がかかっても、たとえその道が険しくても、信じ続ければ夢が叶うと背中を押してくれたのは、いつも応援してくれたみんなでした」と感謝。そして「夢に向かう道に近道なんてない。だから俺たちは一つ一つ確実に階段を登って、DOBERMANらしく突き進んでいこうと思います」と決意新たにコメントした。

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GSは、「僕たちをここに導いてくれた言葉が二つあります。ひとつは「夢」、そしてもう一つは、恩師HIROさんから頂いた『勝つまでやれば負けないから』という言葉。この言葉を信じて突き進んできて、今俺たちは実際ここに立っています」と振り返った。途中、涙をこらえる一幕もありつつも、「これからも皆さんと一緒に、最高の時間、最高の音楽をお届けできたら」と続く道のりに意欲を見せた。

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KAZUKIは、グループ加入のきっかけとなったオーディションの日をしみじみ振り返り、「まさか武道館に立てるなんて夢のまた夢だった。アーティストとしてこんな素敵な場所でやらせて頂けるのは幸せです」と感無量の表情。さらにグループのメンバーを「第二の家族」と話し、「何があってもついていく。何かあったらとにかく兄さん方に相談!報告!連絡!そんな事をやらせて頂いております」とちょっぴり天然モードで会場を笑わせながら特別な愛情をみせつけた。

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グループを率いるリーダー・KUBO-Cは、「率直な意見を言っていいですか?めちゃめちゃ嬉しいです!」と喜びを爆発。「アリーナツアーという夢もありますが、この日本武道館というのもまた僕らの夢のひとつです。実現できたのはこうして集まってくれる皆さんやスタッフさんのおかげでもあります。本当に皆さんいつもありがとうございます!」と改めて感謝を込めた。

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1万人がひとつに。多幸感溢れるクライマックス

武道館ライブのクライマックスを飾るのは「ON WAY HOME」。SWAYは、「今日は、また俺達とみんなが会って、ライブで一緒に騒げる瞬間までの片道にしませんか。俺たちも夢を叶えるけど、みんなも絶対夢叶えてください!」と熱い思いを告白した。

高らかなKAZUKIの歌声に4人のラップが重なり、会場はうねるようなシンガロングが生まれる。会場に鳴り響くハンドクラップはまるで再会を約束する合図のようで、メンバーと1万人がひとつに。温かな多幸感が広がっていった。

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「勝つまでやれば負けないから」――。この言葉を胸に、戦い続けてきたDOBERMAN INFINITY。武道館ライブという一つの夢を叶えた彼らは、結成当初からの目標でもある全国アリーナツアー実現へ向け、新たなスタートを切るだろう。荒野を泥臭くひた走りしてきた彼らの新たな挑戦に、この先も目が離せない。

SET LIST

【「DOBERMAN INFINITY 2018 DOGG YEAR ~FULL THROTTLE~ in 日本武道館」】
01. OFF ROAD
02. DO PARTY
03. Treasure
04. SUPER BALL
05. ICE BOX
06. WILD STYLE
07. GET UP AND DANCE
08. Put Your Kicks Up
09. Do or Die
10. JUMP AROUND∞
11. Living happily
12. GA GA SUMMER
13. Butterfly Effect
14. Baby
15. Perfect Love
16. あの日のキミと今の僕に
17. SAY YEAH!!
18. 99
19. Lookin’ for
20. YOU & I
<アンコール>
21. D.I till Infinity
22. INFINITY
23. いつか
24. ON WAY HOME

DOBERMAN INFINITY

2014年6月に結成された、4MC+1Vocalの男性5人で構成されるグループ「DOBERMAN INFINITY」。
MCのKUBO-C(クボシー)、GS(ジーエス)、P-CHO(ピーチョウ)の3人と、劇団EXILEのメンバー“野替愁平”として俳優活動も行うSWAY(スウェイ)と、VocalのKAZUKI(カズキ)の5人で構成される。
2014年8月に配信シングル「INFINITY」で始動。同年11月にmini AL「#PRLG(プロローグ)」でCDデビューを果たす。

彼らの音楽は、その時感じた感情そのままをリリックのせる楽曲から、綺麗事だけではない世界を経験してきたからこその伝えるべきメッセージを込めるなど、音楽やそれに伴うデザイン等で全てを表現していくことを軸としたスタイルで自らを発信している。

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